「#農業アイドル自殺訴訟 」Hプロジェクト・佐々木貴浩社長独占インタビュー/2019/3/7 収録 後編
続き〜佐々木貴浩社長は大本萌景さんが所属していた『愛の葉Girls』の成り立ちについて語り始めました。佐々木社長は事件が起こるまで、若い人に農業本来の尊さを教えたいと、畑仕事を嫌がる女の子たちをまとめてアイドルグループ『愛の葉Girls』として育てました。佐々木社長の農業と芸能を結びつけたアイデアは身を結び、農産物販売会を歌や踊りを交えたイベント化に成功、地域振興に尽力していました。
愛の葉Girlsは農業振興の一環として始められた
news:大本萌景さんの残された映像。大衆性があって可愛らしいですね。
大衆に好かれるオーラというか、芸能事務所の社長さんとして目をかけていらした、というのは解ります。
佐々木:私たち、元々は農業生産法人なんですね。(芸能事務所ではない)今でもそうです。ご存知のように、農業の事業というのは毎年荒んでいって、衰退していってるんですね。耕作放棄地なんかの問題があって。実はそれは愛媛がワースト4だったりするんですね。
news:そうなんですか。(みかんなどの)特産品があるのに。
佐々木:でも我々の周りの農家さんすごく頑張っていて、これを若い女の子が興味持って全然違うなというのがあって、もともとあって、一番最初の『愛の葉Girls』というのは、大学生二人でレポーターだったんですね。
news:そうだったんですか。
芸能と農業をミックス、「芸農」を思いつく
佐々木:農家さん家に直撃レポートして。「作物のオススメなんですか?こだわりなんですか?」とFacebookやブログにUPして。でもPVが月に200ぐらいしか無いので、パンチ無いなぁと。そこで昔のノウハウを思い出して。僕は東京で芸能界にいて、演出なんかもしていたのでこれ、芸能の方に持って行って、「芸能と農」をミックスさせて行ったら面白いなというのがあって。ニュースでIT会社が農業するという試みをしてるというのがあって、それがヒントになったんですね。
news:芸と農業!
佐々木:それで若い女子で試してみようと、農業アイドルだよ、と募集したんですね。で、研修は農家さんのとこに行って、勉強して、土地も与えるから野菜育てなさい、お芋からね、と。最初はジャガイモやったんですね。そしたら、自分たちが育てるということが好きになって。畑に入るのが嫌で、虫も怖い。日焼けもすると、でもやらないと、大好きな歌や踊りのレッスンができないと。それで、芽が出てきた時に 「え?私がやったのが芽が出た」と魔法を見たみたいになったんですね。
news:そうなんでしょうね、スーパーでしか野菜を見たことがないから。
佐々木:そうなんですよ。みかん農家なんかに行ったら、おじいちゃん、おばあちゃんが「いやぁ若い女の子がこんなんやってくれたら孫のようで嬉しいわぁ。またきてね。」と。そんな事は言われた事ない子達ですよ。
news:はい。
佐々木:私らがやった事がこんなに喜んでもらえたと。普通は学校の先生にスポーツ頑張ったね、勉強頑張ったね。とかお父さんお母さんからでしょ。それが全然他人に。そこで気付いたのが、これは社会と繋がった!と。
news:なるほど
佐々木:出してる曲も農業振興に必ず繋がってるんですよ。あえてジャガイモとか大根とかいう言葉は使っていないですよ。それになると、どうしても二次元になっちゃいますから。そうではなく、志とか、人間が生きていく上で衣食住の食の部分とか「忘れかけてる有り難み♪」というような感じの歌しかないんですね。それも彼女達は分かってると。そして歌って踊って、MCは愛媛の美味しさをPRすること。それがJAさんにも認められて、最後の方には東京の国際フォーラムで愛媛のPRとかもして。自分たちのやってることがすごい社会に役立ってるんだ、ちょっとは、と。
news:まさに、ご当地アイドルとして大きく成長したんですね。
芸農で愛の葉Girls達は社会と繋がった
佐々木:(アイドルとして)レベルは低いです。ですけど、歌いたいから歌う。踊りたいから踊るではなくて、誰かのために、私は歌うんだ、踊るんだということに変わったというのは自負してるんですけど。大人に褒められるという事を知った。
news:ソーシャルとして、自分のやりたい事が変わって行ったんですね。自分中心から相手の世界がかわかってきたんですね。社会的な成長があった。それは心が豊かになる事ですよね。
萌景さんはお母さんになったら子供にも農業を教えたいと語っていた
佐々木:2016年なんて、愛の葉Girls達は新しい新規就農者を作ろうという事も目標にしてたんですね。僕らは何も教えてないのに、「農家さんが不足しとるんだったら、フリーターの人がいるんだったら、私らが農業の魅力を伝えて農家さん作ろうよ」という目標も掲げてたんです。萌景もね、この活動が本当に好きだと。萌景は将来、結婚して母さんになった時にも「子供にはこういう経験は教えたい」という事も語っていたんですよね。
news:農業が分かっていたら、どこに行っても困らないですよね。土さえあれば生きていきますよね。お金は無くなると生きていけないですけど、でも農業を知っていれば生きていけますよね。
記者会見について。遺族から口止めがあった。
news:2018年の5月にHプロが関係者を集めて記者会見を開いたという事ですが?
佐々木:突然の報道だったものすから、お得意さん、取引業者も、ものすごい動揺してたんですよ。一件一件メールで説明していたんですけど、日に日に情報が変わってくるので、キリがないので、一斉にメールを送って、取引業者さんに集まっていただいて、私たちが実はこういう事なんです、と発表しようと思ってたんです。と言うのも、原告の方から(大本家から)萌景の事は一切喋ってくれるなと。絶対言っちゃだめだと、でも大きな問題になるのでHPで一言だけでも載せさせてくださいと。でも(向こうは)それはダメだと言われていて非常に苦しい時期があったんですね。
でも、ここまで騒がれたら、もう発表さざるを得ないと言うことになって。
news:もちろんですね、守らなきゃいけない事はないですよね。
佐々木:あまり、公表はしないけども、お取り引き先さんだけでも集めて、そこでお伝えしようと言う事になったんです。そうしたら報道の方、地元のテレビ局やラジオの方が来たと言う騒動が一回あったんです。
news:大々的な記者会見と言うわけではなく、業者説明会をやろうと思ったらわーっと記者が集まったという事なんですね。そこで少し説明したと言う事ですね。そこでは萌景さんの死亡時刻とか出なかったんですね。
佐々木:そう言う話は出てないですよ。
news:あ、萌景さんの死亡時刻が発表されたと言うのはデマなんですね。
佐々木:当時、萌景のプライバシーは守らなければいけないと思って、お義父さんの嫌がらせとか一切(マスコミに)僕、何もしやべらなかったんですね。でも、記者の方が色々調べて、その捜査能力はすごいなと思いました。
※この後、萌景さんの死亡時刻や自殺方法について話が出ましたが、萌景さんのプライバシーに配慮して割愛します。
佐々木:萌景は自殺の日前まで、4月に愛の葉Girlsの5周年、イベントがありますと凄い楽しみにしてたんですよ。新曲がそこで発表されるんですね。新曲うまく歌えるかと、作曲者と直接ラインで「ここ聞いてください」とやりとりして物凄く前向きだったんです。悪いこと考えたり、死のうと言う行動なんて、全く思えないんですね。今回、答弁書にも出してるんですけどね。
news:答弁書を拝見しました。社長さんが萌景さんに高校進学するように説得する3月20日の夜に「萌景は思いつきで行動して後悔する事があるでしょ」と言うところがあって、それを読んで、萌景さんは思いつきで自殺を決行しちゃったのかなと。(萌景さんは3月21日に自死)
佐々木:先走って判断するなんて、いくらお母さんに言われたからと言って、(高校進学をあきらめるなんて)常日頃、あの子はパッと思いつきで状況分析せずに、判断するところがあったんですね。
news:思慮に乏しいところがあったと、仕方ないですね。(不登校で)人間関係のコミュニケーションに慣れてなかった。
佐々木:ですから今回の自殺に至った経緯も突発的なものだったとしか考えられないです。
20日の夜の会話
佐々木:20日の夜に萌景はお母さんに言われたんで、電話で高校行くの辞めましたと言ったわけですね。それで当然、私、説得にかかるんですが、15分ほど。私が説得をやめた理由は、萌景が「私はこれ以上お母さんを苦しめたくないんです」と言うことを言うたんですね。どう言う意味なのか。と言うのも、数年前、お義父さんにイタズラされた時にお母さんに相談せんかったんか?と聞いたら、お母さんに相談しました。そしたらお母さんは私ら二人が出て行くか、お父さんに出て行ってもらうかどっちかにするから、ちょっと待ってと言ってくれ、と言われたと。
news:そうだったんですか…
佐々木:これはまずいことを聞かされたなと。お母さんは免許も持ってないし、仕事もされてないので、物理的に不可能な事を萌景に言ったんだなと。
※この後、義父との関係が悪い事で萌景さんが母親に心労かけたくないと気を使う様子など聞きました。お母さんが大好きな萌景さんは母親に嫌な思いをさせたくないと、全日制高校に行く事をやめたので社長も説得を諦めたと言う事でした。
news:それが20日の夜遅く、11時半くらい。この後M君の家に泊まったんですね。
佐々木:その後、Tがお金持ってくから心配してるから一応、Tさんに報告しないさいと。Tさんに連絡させて。五分ほどして、萌景からかかってきて。
Tさんから何で?と突っ込まれたんで同じようにこれ以上辛い思いしたくないので、お母さんの言う通りします。と。ほんまに振り回して色々すみませんでしたと。話が変わって。
佐々木:翌日Iちゃんという子の卒業イベントがあったんですが、萌景が(高校の進学説明会に行かなくてもいいので)午前中から行けるようになったんで、行っていいですか?朝礼はどうしますか?Mちゃんに頼んでたんで、と。朝礼はあの子(萌景)が回していたんで。僕が明日の朝礼はMに任しとき。と。萌景は「私が朝礼行ったらみんなビックリしませんかね?」と。あ、ほんまやなぁと。「私言いましょうか?高校に行く事やめましたと」明日はIちゃんが中心やから、萌景のことは悪いけど、後回しにしてくれと、明日はIの卒業の事で集中しょうよと。萌景は「あ、すみませんでした」と。そしたら萌景は「後日私が高校に行くことをやめました、と言いますね」と。その時は僕もフォロー入るから。「わかりましたと」ということで電話切ったんです。どこに1億円の話が入ってくるのか、不思議でならないんですね。
news:だいだい、進学費用借りに来るお宅で、お金がないのがわかっているんだからそんなこと(社長が1 億円払えと)言うはずないですよね。でっち上げですね。口頭弁論で松永弁護士がすごく怒ってらして、そしたら傍聴席の隣に座った老人の方が笑い出して、「これ嫌がらせだよね、嫌がらせの裁判だよね」と仰って、「原告が被告に嫌がらせする目的で始めた裁判だからもうどうしようもないよね」って言ってらして、それが印象に残ってます。
パワハラのラインについて
Hプロジェクトが萌景さんに対してパワハラを日常的に行っていた「証拠」として、萌景さんが事務所を辞めたいとラインで伝えると「マジでぶん殴る!」と言う返事が届いたと言うものがある。しかし、その資料を見ると、萌景さんは「愛の葉Girlsを脱退することをやめました」と伝えおり、それに対して愛情のこもった返事になっているので真相は真逆。
news:だいたい顔文字が書いてあって、脅してるって。これ何時頃ですか?2017年8月31日ですか。
佐々木:なんでも相談していて、萌景からOさん教えてくださーいとかこんな感じなんですよ。
news:そんな感じですよね。先輩!クラブ辞めたいと言ったけど、頑張ります!これからよろしく!何言ってんだ!殴ってやるバチーン!みたいな、要するに友情のやりとりですよね。みんな読解力がないのかな。
佐々木:そうそう、編集って恐ろしいと思いました。
news:恫喝してるように編集したんですね。(事務所は)よく面倒を見てるなというのが私の印象です。バイトの女の子にこんなに丁寧に対応する会社は珍しいと思いました。
佐々木:Oはよく面倒見てくれているな、と感謝してたくらいですからね。
news:萌景さん中華料理屋でバイトしてたんですね、短期間。
佐々木:やる気満々でしたが、多分三日も持たなかったと思います。
弁護士の捏造について
news:これね、ブログで最初の報道とかまとめてるんですが、はっきり佐藤大和弁護士らがかなり捏造してますよね。集合時間が朝5時で終わったの次の日の4時だみたいな。(集合時間と解散時刻はいずれも別の日のイベント)由々しき事ですよね。弁護士さんが言うとみんな信じちゃうじゃないですか。まさか嘘をつかないって。弁護士さんが訴状作ると真に受け取っちゃうじゃないですか。「愛の和」がTwitterで怒ってましたけど、「弁護士が肩書きを利用して好き勝手に訴訟起こしてもいいのか」って。それも、もっと世の中に知ってもらったほうがいいと思います。弁護士の力を利用した司法をたぶらかす行為ですよね。
佐々木:弁護士が権限があるかのようなイメージ?それを利用している。なかった事がまるであった事のように、朝の4時から夜中の2時までですか?なんて言うとみんなウワァ、えぐっとなりますよね。以前、東京に行きたいと急に彼女が言い出したんですよ。東京アイドルフェスタというのがあって、会社としては出演は望んでいなかったんですよ。農業アイドルの趣旨と違うし、経費もあるし、みんなの負担もあるし、泊まらないといけない。絶対辞めましょうと。でも萌景がどうしても行きたい、現場で決まったことなんですから、行かせてくださいと。それで交通費の節約のために夜行バスで。夜9時くらいに出たでしょうか。それも拘束と言われたら36時間くらい拘束と言われてしまいますよ。基本的に彼女たちがしたいということをやらせていたんですよ。それで「交通費も出してくれない」ということを言われているんですよ。心外です。
news:持ち出しですよね。事務所の。私が裁判官ならそんなに辛いのになんで辞めさせなかったんですか?って。学資保険はどうしたんですかって。社会常識だと思うんですよ。ヤフーのコメントなんかも世論調査で見るんですけど、社長さんもすごく叩かれてましたけど、そんな、ご当地アイドルに平均月20日間、夜中の12時まで働かせるイベントがあのるか?って夕方主婦とかは出歩かないし、車で夜イベント先に来てくれるか?って。可笑しいだろうという意見もあって、このお母さんおかしいぞ、という声は最初から提訴の直後から、かなりありましたね。
佐々木:そうですか…
news:だから、月平均20日間働かせてた。彼ら(弁護士)がその証拠を出さなきゃいけんですよ。渥美弁護士が言ってましたが。裁判では原告の方にいっぱい宿題が出たんですから。普通は逆でしょ?お母さんみたいな年齢の女性裁判官に都度都度言われていて。あ、私、訴状が酷すぎて見せられないんじゃないかなって。当時の報道(メディア)を見て、はっきりと、これはどういう事ですか、ってドンドン詰めた方がいいと思います。と、言うのは、なあなあにしておくと、また生えてくるので。孟宗竹みたいなものですよ。いくらでも攻撃してくるので、殲滅しないといけないんですよ。
佐々木:殲滅ですか、なるほど。
news:ぐうの音も出ないくらい、弁護士の方々に叩いてもらわないと、いやあの時は司法に丸め込まれたんだと。萌景さんの尊厳を守る事はもちろん大切なことなんですが、死んだ人の尊厳のために生きてる人の尊厳が傷つけられたり、こうやって且つ、いろんなところで傷つけられる人が出てくるのはおかしな事。宗教みたいなことになっちゃいますよ。
佐々木:我々の勝手な話なんですけど、今の状態見て、今の佐々木さんみて、これを萌景が望んでいると思いますか?と。
news:そう思いますよ。萌景さんが一番、関係者と社長さんや愛の葉Girlsが嫌な目に遭ってるのを見て悲しんでると思いますよ。ああ、しまった、首を吊るんじゃなかったって。すごく後悔してると思いますよ。
佐々木:それはすぐ思いました。皆んなで死んだって気づいてないよって。僕らも言ってました。
明るくて前向きで失敗してもすぐ這い上がって。良い子でしたよ。僕らは畑に入って嬉しそうにしてる萌景も知ってるわけです。根っから夢中になってどんどんどんどん自分や周りの幸せや楽しい事を作り上げていく子でした。
news:はい。
佐々木:お母さんのことがすごくショックだったと思いますよ。高校へに辞退の連絡を入れるように、とラインをしましたと、訴状22ページに。考えられないと思って。萌景とお母さんのラインですけど。萌景は会社からお金借りれんと思っていたんですね。(Tがお金を用意している事を)お母さんは知ってるわけなんです。(萌景さんがサラ金から進学費用を工面しようとしていたラインスクショを見せる)ここで借りれんかぁ、と。
news:サラ金でなんとかしようと思っていたんですね。うわぁ…信じられない。あのう…親には義務があるんですよ、養育する義務が。
原告と被告(F社)の奥さん同士は同級生
news:(原告と被告は)普段からお付き合いがあった?
佐々木:幸栄さんの妹とフィールド愛の和の大井さんの奥さんUさんが同級生。妹さんがUさんに「考えられへん、なんで愛の葉Girlsを引き受けたんや」と言ってたと聞いてます。妹さんは中学校、高校の時になんかあったら「一億円よ」って言うてたらしいですよ。(「フィールド愛の和」については(1)を参照の事)
news:口癖なんですね…
佐々木:繋がってるんですか、僕が今回一億円払えと言った事になってる、事についてと、聞いたらそれは分かりませんと。
news:弁護士の捏造ですよね、問題は。佐々木さんは侮辱されたんですから、戦わないとダメですよ。愛の和が訴えたことはとても大事。酷い目にあったんだから、謝りなさいと。愛の和の裁判は絶対に(弁護士が)負けるので、謝罪文を書かされるわけですよ。あのプライドだけは高そうな弁護士たちが裁判所の命令に従わないことができるのかって、本当にお笑いですよね。
佐々木:なるほど(笑)
弁護士の扇動行為と戦え
news:彼らのやってる事は扇動行為、アジテーションと言って、情報操作ですね。証言、記事、写真、映像などを駆使することによって情報を制限改変し、それらの情報を受け取った人の判断結果に影響を与える行為。
だから社長さんは女の子を使い潰した悪人だ、みたいなことを切り貼りでやってるわけですよね。第二次世界大戦でいろんな国がやって自国民を戦争に行かせるような事ですよね。原告側の情報扇動行為は質量共に凄まじく、同等にやり返そうとしても不可能。記者会見しても全国発信してくれる確証もないし。ここまでスクラム来てると。大切なことは真実を広く発表する事。持っている真実は沢山あるわけなんですから、それは社会の国民の知る権利でもあるので、嘘の情報を受け取ったままというのは、それは被害を受けている事でもあるので。
佐々木:うーん。
news:国民に自分たちは何も悪くないと。実は家庭の問題であって、自分たちは育成しようとしたけどちょっと力が足りなかった、という事を常に発信していくことが大事ですよね。もちろん、裁判に勝つということが大前提ですが社長さんがきちんと情報を正しく。HPに出された告知文とかとても良かったと思います。まずあれが第一次広報というのはとても大事。メディアは切り取るというのは、私も今回勉強になりました。まず自らの人格の尊厳を守る事を最優先に考え、故人の尊厳より生きてる人間の尊厳を守るべき。これを大切にすることが色んな人に影響を与えるので。メディアによって尊厳を壊されたけれども、常に毅然と情報を発信することによってこの人の名誉は回復されていったんだという例を出す為にも。情報を出すということが大事ですよね。
佐々木:ああ、なるほど
news:情報戦で向こうは大量破壊兵器を送り込んできたんで、数は少ないけれども、正しい情報は正しい兵器なので、それを持って、こういうことです。皆さんこれでいいんですか?メディアは切り貼りをして読者からお金をとって嘘を教えている。そういう事実があるということも国民に知らせるべきなんですよね。
佐々木:なるほどです。
news:まず、一番酷いと思うのはまず、社長さんの人権侵害ですよね。刃物を送られて来たりとか。こんなことを言ったら萌景さんに失礼ですけど、かわいそうな女の子を援助してたわけですよね、協力してたわけですよね。普通の家庭がやらなきゃいけない事をバックアップしようとしてたわけですよね。それで謂れの無い誹謗中傷ってこれは正しい事じゃないですよね。これは直していかないと。いや、違います、違いますと。我慢しちゃダメですよ。仕方がないと思っちゃいけないです。これが当たり前の世の中になっちゃあ、困ります。
佐々木:なるほど、分かりました。
(了)
⑴事件後、『愛の葉Girls』を引き受けたイベント会社「フィールド愛の和」は大本家から被告にされたことにより、信用毀損、営業毀損されたとして大本家と弁護士「日本エンターテイナーライツ協会」を訴えましたが、不可解な理由で取り下げ、また大本家が訴えた裁判の被告からも外れました。その後、「日本エンターテイナーライツ協会」の弁護士は「フィールド愛の和」の従業員や『愛の葉Girls』たちに佐々木社長や「Hプロジェクト」に不利な証言を取ろうとして断られ、当事者に無断で裁判所に「聴取報告書」を提出し、当事者から反論の陳述書を出されています。「日本エンターテイナーライツ協会」の弁護士が証言を取ろうとしたその一部始終は録音され、書き起こしされ、YouTubeで公開されています。
終わりに。
こうして改めてインタビューの内容を振り返ると、萌景さんの高校進学費用は事務所が積極的に支援しており、入学金も制服代も事務所が立替払いしていた。(出金伝票確認済み)大本萌景さんが高校進学をしなかったのは、家庭の事情と伺える。しかし、農業アイドル自殺事件はHプロジェクトが萌景さんの「学業の阻害」をしたと報道され、争点の一部になった。佐々木社長によれば、萌景さんが高校に行かない事については母親と本人が話し合い納得した結果だったと言う。そして萌景さんの自殺の原因は突発的なものだとしている。
そうすると、これは大本家と萌景さんとの家庭内トラブルと、萌景さんのバイト先の会社社長(佐々木氏)が巻き込まれただけの町内トラブルであると言える。これをよく調べずに社会的に意義ある裁判として、東京などで百人を集める記者会見をした弁護士ら(日本エンターテナーライツ協会)に全ての責任がある。遺族が事務所や佐々木社長に萌景さんの自殺の責任を押し付けるにしても、よく調べ、資料を付き合わせれば、この事件にアイドルの労働問題も社会的な意義もない事は一目瞭然である。
SNSでは内容を知らない一部の弁護士や記者会見の質疑等で「弁護士が記者会見を開いたら名誉毀損になるのか」等の意見が散見されるが、このインタビューを見ても分かる通り、弁護士らが開いた記者会見の内容は事実と異なるものだった。
事務所(Hプロジェクト)と佐々木社長が弁護士5人(日本エンターテナーライツ協会)と遺族を訴額約3740万円で訴えた裁判では、567万の賠償が認められた。(東京地裁)
勝訴ではあるものの、遺族から訴えられた裁判の弁護士費用と合わせて考えると、原告の莫大な赤字になる。愛媛の農産物振興と言う社会的に意義ある事業に尽力し、委託契約の女の子へ学費を貸し付けていた側が、名誉や金銭等、甚大な被害を被ったままこの裁判は終わりを迎えようとしている。
(5月30日が東京高等裁判所での初控訴審の期日)
※全ての裁判が終わった時に、「大本萌景さんと児童福祉法」と言う記事を書く予定です。大本萌景さんは児童福祉の恩恵を受けていたのか?周囲の大人たちは適切に対処していたのか?萌景さんのように家庭の事情で教育を受けられない子供達。その子達をどうしたらいいのか?これを考えていきたいと思います。
(了)