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新入社員に伝えたい、上司との向き合い方

「上司は絶対だ」

多くの人はそんなことないだろ、と思うだろう。

しかし実際に「上司」という生き物と接していると、自然と上司に支配されている事がある。

そしてそれ故にストレスを感じることもある。

特に入社して1年目。

新卒新入社員というヒナが卵から孵り、
社会という世界で初めて目の当たりにするのが上司だ。

言う事を聞く他ない。

時には厳しい事を言われ凹む時もある。

バイトではしっかりできていたのに。
部活ではしっかりできていたのに。
もしかして僕の能力低すぎ?

そんなことに悩むこともある。

ただ、忘れてはいけないことがある。
上司もまた、能力にばらつきがあるのだ。

できる上司がいれば、できない上司もいる。

詰まる話、上司は絶対ではないのだ。

仕事も10年もすると、だんだん社会人の平均値と相場がわかり、上司を相対的評価ができるようになる。

しかし1年目や3年目では上司のデータが足りない。
故に外れ値にも全力で対応しなければいけない。

ある程度経験をつむと、思うことはひとつ。

「この人はこう言う人なんだ」だ。

勘違いしてはいけないのは、上司を達観して舐めた態度を取れと言うことではない。

上司から与えられた仕事を全力でこなし、チームに貢献することは変わらない。

あくまでインサイドの話である。

心の持ちようとして「上司はリーダーだが絶対ではないよ」といい聞かせて欲しい。
そして心身穏やかで頑張って欲しいのである。

そんな事を宣うのも、
僕自身が上司に死ぬほどストレスを感じていたからだ。

その上司は見た目はガンコちゃん、
中身は元阪神の下柳。

突発的にキレ散らかす女上司だった。

本当にいやだった。
本当に行きたくなかった。

ざわざわ森に帰してやる。何度そう思ったことか。

それも今なら、「この人はこう言う人なんだ」で終わる。

言いたいことは、

いろんな人に会って、
いろんなデータをとって、
メタ思考を身につけて欲しいということ。

他人の言動の捉え方が変われば、気持ちは格段に楽になる。
気持ちが楽になれば仕事のパフォーマンスにも余裕ができるのだ。

人間性において絶対正解の人などいない。
みな、相対的に評価されている。

その評価をするのも人事部ではない。
あなた自身なのだ。

つづく。

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