点と点を線つないで

ukka茜空ちゃんの生誕ソロライブ「20 -星雲之志-」が終わり、自分の中でやっと気持ちの整理がついたので書いていきます。
これから書くことは推測も多く、自分語りが多いので万人受けする内容ではないです。レポが読みたい方は素晴らしいレポがあるのでそちらを読んでください。

そもそも『20 -星雲之志-』に関してnoteを書くつもりはありませんでした。それでも色々考えて自分にしか書けないことがあるので書くことを決めました。
書くことで誰かにとってプラスになればと思います。

KAGAJO☆4S

ここでいうKAGAJO☆4Sは第2期のKAGAJO☆4Sを指します。スターダストが好きな人であれば名前は聞いたことがあるという人も多いかもしれません。
ほんの10か月というとても短い期間のみ活動していたグループで、奥澤レイナちゃん、小田桐汐里ちゃん、藤本杏ちゃん、内山あみちゃんという4人組でした。
生誕ソロライブで空ちゃんが「桜エビ~ずは部活感覚で加入した」と言っていましたが、まさに部活のようなグループでした。そこにいるみんなが部活でワチャワチャしてるのを見させてもらってるという感じの現場でした。
2014年2月8日に解散して、自分が初めて現場に行ったのが2013年9月だったので実質5か月しか現場に行っていないのに今でもとても大好きなグループです。

KAGAJO☆4Sに”とりあえず走れ!!!!”という楽曲があります。これはももクロ”走れ!”シリーズのうちの1曲です。
この曲の歌詞をまず読んでください。

胸のすみっこにしまってる
夢の大きさは関係ないよ
マイペースでも前に進めば
真っ白な画用紙をひろげ
キミだけの色で書いた明日は
いつかきっと誰かに届くよ

他人はこんな僕を笑うけど
運命はいつだって想いのまま
描くのが素晴らしい

とりあえず走れ!!!!  キミらしく
一歩踏み出せば景色は
変わっていくはず
少しスピードを上げるほどに
憧れは加速していく
走りだせ キミ色の世界へ

それは多分ちっぽけなもの
だけれどとっても大切なもの
あの日キミが僕にくれたもの
もしもキミと会えずにいたら
あの頃と同じ退屈な日々
僕は今日も過ごしていたかな

一番じゃなくてもいい
でも 誰だって自分にしかできないこと
探してる だからそう

とりあえず走れ!!!! ありのまま
キミが思うより道は
遠いかもしれない
けっして背伸びなどしなくていい
キミがキミらしくいれたら
いつの日か 夢は叶っていく

咲く瞬間を待つ花は美しい
走れ もっと 走れ もうちょっと このまま

とりあえず走れ!!!!  キミらしく
一歩踏み出せば景色は
変わっていくはず
少しスピードを上げるほどに
憧れは加速していく
走りだせ キミ色の世界へ

とりあえず走れ!!!! ありのまま
キミが思うより道は
遠いかもしれない
けっして背伸びなどしなくていい
キミがキミらしくいれたら
いつの日か 夢は叶っていく

僕が贈る Message
僕が贈る Message
君に贈る Message
とりあえず走れ!!!!

まだ中学生の4人の女の子たちは、自分たちが解散することが決まりながらもこの曲を歌っています。希望に満ち溢れたこの曲は、解散する彼女たちには酷だったのだろうと思います。
解散後も奥澤レイナちゃんと内山あみちゃんは3bjrとしてアイドルとして活動しました。この2人はまた同じグループで活動する思ってアイドルの道を選びましたが、それぞれロッカジャポニカと奥澤村で活動し同じグループととはなりませんでした。
奥澤レイナちゃんは自分が知る中ではアイドルとして誰よりもステージ立つことに喜びを感じアイドルに憧れていましたが、今現在はアイドルとして活動していません。
内山あみちゃんは何をやってもかわいくて、誰よりも優しかったです。その優しさゆえにアイドルとして活動することをやめました。
2019年にアイドルとしての奥澤レイナちゃんと内山あみちゃんを見届けました。

20 -星雲之志-

生誕ソロライブの話の前に少し昔の話です。
2017年9月2日桜エビ~ずのワンマンライブに行きました。聞きたい曲があるという理由で、アイドルのワンマンライブに行くのは初めてでした。
結果的に聞きたい曲は聞けなかったのですが、”とりあえず走れ!!!!”のカバーが聞けました。まだKAGAJO☆4Sの亡霊だった自分は、「もうあの子たちが歌うのは聞けないのだなぁ」と少し寂しさを感じながら帰りました。

2023年2月11日に空ちゃんの生誕ソロライブ『20 -星雲之志-』が開催されました。そこでロッカジャポニカの”だけどユメ見る”を歌っていて、ロッカジャポニカにもよく行っていたので感傷に浸りました。
その後に聞き覚えがあるイントロが流れ”とりあえず走れ!!!!”だとわかると、歌うとは思っていなかったので色々な感情が押し寄せて来て泣くことを止めることができませんでした。
年末に元3bjrの栗本柚希ちゃんと街でばったり会ったり、スタプラフェスで播磨が”勇気のシルエット"を1人で歌ったりと、昔のことを思い出す機会が多かったのも原因でした。
ボロボロに泣きながらも空ちゃんのステージを見ようと前を向くと、空ちゃんと目が合った気がしました。KAGAJO☆4Sが好きだったなんて一言も言ったことがなかったので「なんであの人あんなに泣いてるんだろう」と思ったかもしれません。後日その話はしました。
あの時あんなにも泣いたのは寂しさよりも救われたという気持ちがあったのかもしれません。解散して9年も経つのに、こんなにも曲を大切にして歌ってくれる人がいることが嬉しかったのかもしれません。
過去の自分と今の自分の点と点が線で繋がった瞬間でした。空ちゃんは生誕ソロライブ後の配信で過去の空ちゃんのために歌ったと言っていましたが、そこには僕の物語がありました。

後日談

先日あみちゃんと直接話す機会があったので、空ちゃんが生誕ソロライブで”とりあえず走れ!!!!”歌ったという話をしました。
あみちゃんの第一声は「いいこー」でした。14歳で出会った時から変わりません。
あみちゃんと空ちゃんが公の場で話しているところを見たことがありませんし、おそらくそんなに接点はないでしょう。
それでもあみちゃんは「ステージでの空ちゃんがエモい感じで好き」と言っていました。
正直エモいという言葉はあまり好きではないですが、感情をダンスや歌に乗せて表現する空ちゃんはエモいという言葉が一番的確だと思います。


5つの点を線で繋ぐと星になりますね。ふと思うと”勇気のシルエット”でもまともに星が描けたことがありません。多分今後も描けないです。


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