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コンピューターの割り込み処理って、Leaderにも通じるものがある (Part2)
30数年前にメンテナンスしていた、DECのコンピュータPDP11にも実装されていたUNI-BUSは、Backplane(基板が実装される受け側でスロットが並んでいるもの)は、右から順番にCPU基板とMemory基板、その後はI/O基板が並んで実装される。では、順番は?・・・CPU、Memory、Network、SerI/Oなどなど、最後がDISK(Storage)である。I/OのHW(Hardware)割り込み(IRQ)は同じLINEであり、CPUからの割り込みへの返信であるGrant信号(許可信号)も各基板とも同じGrant LINEを通る。そうすると、CPUに一番近い基板がGrant信号を取り、やりとりが始まる。(必ず一番近いのが取得する)Diskは頻繁にI/Oを行うので、CPUの近くに実装すると、他のI/Oが通信しづらくなる。・・・Networkが最も近い理由は、コンピュータの外部とのやり取りになるので、Network通信に影響を与えないため(例:Time Out)である。この順番は、実は社内コミュニケーションにも通じるものがあるかもしれない。外部が最優先であり、その次ぎが社内一般、頻繁に会話するものは、最後に配置する(身近なもの)。コンピュータも人の会話もコミュニケーションのタイミングを間違うとTime Outになるので十分に気をつけたいですね。