1型糖尿病㉖~新型コロナウイルスのワクチン接種1回目~
この記事はわたくしうえこの、1型糖尿病発症前からのレポートです。
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1型糖尿病㉕~毎月の通院~
マガジンにもまとめたよ!
うえこの1型糖尿病(IDDM)レポート
そういうわけで(どういうわけだ?)
コロナウイルスのワクチン接種を受けてきました。
新型コロナウイルス
新型コロナウイルスが世にはびこり始めたのはいつ頃だったか。
令和2年の春頃ではなかっただろうか。
いろんなイベンろが中止になり、オリンピックは1年後に延期になり、海外渡航に規制がかかり、世界中で蔓延し、多くの人がなくなり、医療崩壊が起こり…
しっちゃかめっちゃか
蔓延防止とか規制とかなんか色々
飲食業も、それに付随する仕入先の業者や、農家や、漁業に携わる人や、お酒を作る人や、
それはもう色んな人が、いつ終わんねや、いつなん???
と毎日苦虫を噛み潰したような気持ちで、それでも足を踏ん張って生きてきた。
それでようやく、製薬会社の人たちや、色んな人達が尽力して、希望が見えてきた。
コロナワクチン
海外ではガンガン接種が進んで、国によっては一通りの接種が済んで感染も落ち着いて、日常に戻りつつあるところもあるという話だ。
日本は令和3年の春頃にようやく高齢者に接種券が配られ始め、
田舎の小さい町、人口の少ない街ではある程度の接種が進んでいるようだ。
実家の旭川の、70歳近い両親も、6月下旬には1回目の接種を終えたという話を聞いた。
札幌も例にもれず、高齢者からだったが、
人口197万人を抱える、一応大都市。
65歳以上の高齢者だって、どんだけいるのやら。
そういうわけで、70歳以上とか、そういう区切りで、とにかく落としを召した方にはよ、と。
あと医療従事者。
大都市ともなれば医療機関だって星の数ほどあるんだもな。
かかりつけのクリニックでは、5月に高齢のかかりつけ患者から予約が取れるようになっていたが、
6月の受診の際に今後のことは特にアナウンスはなく、私はまだ若い方の部類に入るので、まだ先になるだろうね、とだけ言われていた。
基礎疾患
高齢者と医療従事者の接種が進んだ6月下旬、次は一般の前に、基礎疾患を持っている人が優先されるという話だった。
1 以下の病気や状態で通院・入院している方
・慢性の呼吸器の病気
・慢性の心臓病(高血圧を含む)
・慢性の腎臓病
・慢性の肝臓病(肝硬変等)
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病
・血液の病気(鉄欠乏性貧血を除く)
・免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)
・ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障がい等)
・染色体異常
・重症心身障がい(重度の肢体不自由と重度の知的障がいとが重複した状態)
・睡眠時無呼吸症候群
・重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障がい者保健福祉手帳を所持している、または自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障がい(療育手帳を所持している場合)
2 基準(BMI30)以上の肥満の人【BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】
計算例:身長170cmで体重87kgの場合、BMI=87÷1.7÷1.7=約30
これは札幌市のHPからの転載なのだけど、
基礎疾患にも色々あるのな…
ここに、インスリン使用の糖尿病、という記載がある。
よしきた!
そんなわけで、これらの基礎疾患を持っている市民は、
自分で事前登録
すれば、一般より早く接種券が届きますよ!
というお話だ。
自分でするんかーい
まあそれもそうか、病院に通っているとは言え、病気というのはプライベートなこと。
病気の登録なんて、自治体にされているはずがない。
基礎疾患もってるとかそんなのどうやって調べるんだろうね~と言い合っていたのが懐かしい。
自分でするんかーい
そんなわけで、事前登録開始の当日に行い、
テレビのニュースで、
「基礎疾患を持ってる方向けの接種券が発送されました」
とやっているのを見た翌日には、ポストに接種券が届いていた。
6月17日の朝に基礎疾患の事前登録のことをテレビのニュースで知り、その日の9時から登録受付開始と言うことで即登録。
そして7月1日に接種券到着。
ワクチンの予約
仕事を終えて帰宅し、接種券が届いているのを確認し、即座に実施医療機関を調べた。
私はかかりつけのクリニックでの接種を予定していたが、接種券と同封の実施医療機関一覧に、名前の記載がない。
むむむ
となり、予定変更。
職場そばの病院で、かかりつけ以外でも受付可能なところを調べまくり、
最終的に、会社から徒歩10分程度の医療機関で、7月上旬に予約を取ることが出来た。
その翌日か、数日後だったか、
ワクチンの供給が不足しそうだというニュースが流れると、それまで空きのあった医療機関の予約枠が、受付中止となった。
7月末頃の見込みが立たないということだった。
滑り込みセーフと言ったところか。
補足
このノートは、私個人の備忘録、はたまた、ワクチンを受ける同じ境遇の人の参考になればいいな、程度のものなので、
受ける受けないの強要ではありません。
ワクチンの摂取は個人の自由です。
私は自分の頭で考えて決めています。
受けない人たちも、自分の頭で考えて出した結論なのだと思うので、それはそれで良いと思います。
でも他人に迷惑をかけるのは良くないよ。
ワクチン接種前に
色んな情報が、SNS各種で出回っている。
ワクチンの接種前は、しっかり睡眠を取ること
食事は食べすぎない
ストレッチをして体をほぐしておく
十分な水分補給
副反応の話もよく聞く
頭痛、筋肉の痛み、倦怠感、眠気
痛み止めはアセトアミノフェン系が効く
ドラッグストアからアセトアミノフェン系の薬が消えるのを見て、
マスクのときと同じだな、と思った。
とりあえず、オーエス1のゼリータイプを2つ購入し、
冷蔵庫で冷やしておいて、私はワクチンに挑むことにした。
いざ、ワクチン接種
39歳女性
痩せ型
1型糖尿病(2018年8月発症)
その日は多分よく眠れたと思う。
病院の指示に従い、接種時間の15分前に来院。
医者の問診及びワクチンの説明を受けて、
14時頃、接種。
注射は苦手だ。
今覚えばどんなものか見ておけば良かったが、
接種時、私は目をそらした。
糖尿病の血糖値測定の、リブレフリースタイルを先日交換したばかりで、それが左腕だったから、
ワクチンは仕方なく右腕、というか肩に近い箇所に打たれた。
母親から、痛いと聞いていたのだが、
正直言って思ったより全然痛くなかった。
なんなら毎月の通院時に行われる採血のほうが痛い。
インスリン注射で痛点を刺しちゃったときのほうが痛い…
人によるのかな…
接種後、病院の待合室で15分待機。
これはアナフィラキシーとか、体調が悪くならないかの確認のためだという。
私は幸い、何事もなかった。
職場に戻り、定時まで仕事をして、18時半頃には帰宅した。
接種後のこと
接種後は、段々と接種箇所が痛くなり、腕が上がらなくなる、
というような話を聞いた。
痛みが出る前に夕食を作り、洗顔を済ます。
入浴は控え、接種箇所をもんだりしないようにと注意を受けていた。
接種から4時間ほどして、じんわりと腕が重だるくなってきた。
翌日の会社の準備などをして、早めに就寝。
横になる時、接種した右側を下にすると、
「アイテテテ」と声がでた。
上を向くか右側を上にして寝よう。
接種の翌朝
接種の14時間後、起床
あー、たしかに腕は上がらないかもしれない。
無理をすると痛い。
無理はしないに限る。
洗濯物を干すとか、棚の上のものを下ろすとか、そういうのはしないのがいい。
この日は糖尿病の通院日で、処方箋をもらい薬局でインスリンなどを出してもらい、
一度帰宅してから改めて会社へ向かう。
会社には10時半頃到着。
接種から18時間後~
会社につく頃から、少し頭が痛くなる。
自宅で契約している富士薬品の置き薬に入っていた痛み止めを持ってきていたので、それを服用した。
なんとアセトアミノフェン系である。
薬が効いたのか、昼頃にはすっかり頭痛は治まっていた。
腕も、痛いと言えば痛いけど、押さえたりぶん回したりなどの無茶をしなければ、
少し重いな、程度なので、私は普通に仕事をした。
パソコン仕事なので、肩が凝ってきた時に腕を上げたりするのだけど、そういうときだけ少し気をつけた。
1回目の翌日は、こんな感じで過ぎていった。
発熱もないようだ。
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