1型糖尿病⑩~入院のしおり~
この記事はわたくしうえこの、1型糖尿病発症前からのレポートです。
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1型糖尿病⑨~入院16日目から退院へ~
マガジンにもまとめたよ!
うえこの1型糖尿病(IDDM)レポート
一昨日はただの日記、昨日はつぶやきを一つ投稿しただけでした。
今日は、前回退院まで書いたので、退院後の話の前に、入院のしおりについて。
病院でもらったしおりには、必要なものや、あったらよいものが書いてあったし、
入院中の注意事項などが書いてあったよ。
入院時に必要なもの
・下着類、パジャマなど(寝間着の貸出あり)
・バスタオル
・タオル
・洗面用具(石鹸、シャン、リン、歯ブラシ)
・はし、スプーン、コップ
・ティッシュ
・現在服用中の薬
・はきもの(リハビリがあるので運動靴など)
上記は、入院のしおりに書いてあったものですが、
さて問題です、うえこは幾つ、持ってきたかな?
太字になってるやつですね、覚えてるだけで。
つまりなんとなく必要そうなものしか考えてなくて、しおりを全く見てなかったわけ。
自宅に荷物を取りに戻って、病院にまた行ってからゆっくり見ようと思ってたんで(笑)
まあ最悪、院内LAWSONに最低限は売ってたし、病院で入院セットの販売もしてました。
(タオル、歯ブラシセット、コップ、割り箸とスプーン、ティッシュ)
他にあってよかったもの、欲しかったもの
必須品の他に、ほしくて友人に持ってきてもらったもの、あったら良かったなと思ったものをば。
・スマホの充電ケーブル
・タブレット、ノートPC、DVD
・レンタルWi-Fi
・延長コード(2口以上)
・ひざかけ
・クッション(背もたれ的な)
・大判タオル(タオルケット代わり)
・耳栓、アイマスク
・基礎化粧品
・日焼け止め
・ノート(無罫)
・筆記具、ハサミとペン立て
・爪切り
・小さめのカゴ2つくらい
・カレンダー
こんなもんだろうか?
太文字のはあったら良かったかもと思ったもの。
タブレット、ノートPC、DVDはもちろん、暇つぶしね。
DVD入れれるノートPCなら映画とかね、見れるし。
わたしは入院中はテレビを見なかったので…
タブレットの場合はネット環境ないと厳しいかな
レンタルWi-Fiがあるとあらゆることが捗る(笑)
でもこれは長期入院とか事前にわからないと準備はしにくいよね。
病院にレンタルWi-Fi申し込めるサービスあればいいのにね
ひざかけやクッションはベッド上で快適に過ごすためのもの。
まあ掛ふとん丸めて背もたれにしたけど。
大判タオルは通販で買って病院に配達した(笑)
基礎化粧品も、いつも使ってるメーカーの、ワンクラス上のものを通販した。
入院中は化粧はしなかったけどケアだけはね。
今思えばパックとかあっても良かったな~
入浴剤とかね。
耳栓はあったら良かったと思ってる。
多くの人が入院してるから、些細な物音が気になって結構疲れたので。
アイマスクもまた然り。
お見舞いでめぐりズムもらったのはすごく良かった。
延長コードは院内LAWSONで購入。
あると便利、2mくらいのやつ。
ノートと筆記具は、私はこのレポ書くためのメモとか、絵を書いて暇つぶししたので重宝した。
人によっては塗り絵とかね。
私は向いてなかったけど。
カゴはすごくいい。
ノートとか基礎化粧品とか筆記具とか細々したものをまとめておくのにほしくて100円ショップで買ってきてもらったんだ。
カレンダーもあると便利。
3週間弱の入院とはいえ、色んなものが欲しくなって大変だった…
病院のこと
入院した医療センターは割と最近建て替えられたようで、たいそうきれいで快適だった。
窓も大きくて眺めも良かった。
院内施設も充実していたので紹介したい。
・食堂
もちろん入院患者は使用できないけど、日替わりメニューとか美味しそうだったのでお見舞いの人に勧めた
・売店
ここの売店はLAWSONだったので、見慣れた青い色の看板や制服を見ると、外とのつながりを感じることが出来た
・郵便ポスト
LAWSON内にポストもあったので手紙を出したり出来た、LAWSONに切手も売ってる
・ATM
これもLAWSON内にあった
・公衆電話
各フロアにあって、あと通話ルームみたいなところもあった
入院フロアにあるデイルームでは、糖尿病教室をする以外に、面会に来た人と雑談する場所としても使えた。
上司が打ち合わせに来た際はここで対応をしてもらった。
面会時間
病院というと、一般的には面会ができる。
今はコロナの関係で面会はほとんどできないらしいね。
先日まで父が体調を崩して入院してたらしいんだけど、母がたまたま先生に話を聞きに行った時に、検査で院内を移動中に(車椅子で看護師に押されてる状態)顔を見れたと言っていた。
一ヶ月以上会えてなかったそうなので、父は嬉しそうだったと母は言っていたけど、母も嬉しかったんでないかな。
それはさておき、2年以上前のことなのでその頃は普通に面会出来た。
この病院では、平日は13:00~19:30で、午後からしかできない。
土日祝日は10:00~19:30。
平日は午前中は患者自体検査があったり、通常診療の受診者も多いからだろうな。
ありがたいことに、保護猫カフェの仲間がたくさんお見舞いにきてくれて、心強かったし、純粋に嬉しかった。
旭川からわざわざきてくれた友人もいた。
人とのつながりを、蔑ろにしてはいけないなと感じるほどに。
Wi-Fi
昨今、Wi-Fiが飛んでるところは人気スポットと言ってもいい。
医療センターでは、1階の外来エントランスホールでのみ、飛んでいた。
データ通信量がマジでやばい状態の時、いそいそとホールに行きWi-Fiをつなげたが…
私は主にLINE、TwitterやフェイスブックといったSNSをしたかったので、こういう公共のWi-Fiは向いていないようだった。
なんか、SNS使うときだけエラーになって結局Wi-Fi切らないと使えなかった…orz
まあ大人なので!
ギガ追加購入で乗り切ったけれども。
お見舞いにギガをくれ!と言ってみたり、プランを変えたりしても良さそう。
入院の予定が事前にわかればレンタルWi-Fiも。
まあ院内Wi-Fi使えたとしても、ずっとエントランスホールにいるわけにもいかないので…
特別室
特別室、いわゆる個室。
2タイプあって、AタイプはBタイプに加えてシャワールームとタオル二種が備えついてるというもの。
誰もはいってない特別室をこっそり覗いたことがある(笑)
内装とかは大部屋とあまり変わらず、
トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、電話、無料インターネット環境、電気ポット、ドライヤー、そして応接セットがある。
Aタイプは7000円、Bタイプは5000円だ。
19日利用したらBタイプでも95000円、税込みだと10万いくよね。
リハビリ室
広くて明るいリハビリ室があった。
歩行訓練をしている人や、ジムにあるようなエアロバイクとウォーキングマシーンがあった。
糖尿病教室で一緒だった男性患者が、せっせとウォーキングマシーンを使っているのが見えた。
正直な話、ウォーキングマシーンは嫌だなと思った…
それなら敷地内をせっせと歩くから(笑)
幸い、私はエアロバイクを20分使用するようにとのことだった。
有酸素運動をしたら、10分休憩をして、プランクなどの体幹を鍛える運動をするのだ。
リハビリ室の担当の先生は爽やかで優しげで、そういえばこの病院の先生はみんな明るくて優しい。
最初にどの程度筋力が落ちているのかを調べるのだけど、
低い台に腰掛けて、手を使わずに立ち上がるというものだ。
これがまた、笑っちゃうくらい立てない。
ていうか普通に身体が固くて何もかもつらい。
柔軟って大事だよ…
先生曰く、血糖値は運動をすることでも下がるので、2型の人は食事療法と運動療法が主にになるのだが、
1型の人は薬物療法、つまりインスリンを注射して血糖値を下げるので、運動をする理由というのは、もっぱら、体力をつけることなのだと。
ああ、体力はいくらお金があっても買えないもんな…
もともと少ない筋肉が発症で落ちて、入院で運動量が減って落ちてるので、戻すのも一苦労です。
病院の敷地内
リハビリ運動は食後に推奨されているけれど、リハビリ室が使えるのは午前中だけなので、昼食後と夕食後は別の場所で運動をすることになる。
だいたいは、入院している4階の廊下をぐるぐると歩き回ることなんだけど、行っては戻り、行っては戻り。
つまらん。
確認したら、敷地の外に出なければ良いということで、広大な駐車場の周りを歩いたり、病院の建物の周りを歩いたり。
季節は夏、夜間救急の入口の方にひまわりが咲いていたり、道の脇に細い草原のゾーンがあって、小さい花が咲いてたり。
空が青くて近くで眩しくて、気持ちの良い散歩。
運動は孤独だから、楽しみを見つけたいね。
駐車場止まっている車を眺めるのも楽しみの一つだった。
そういえば、入院中あまりにも猫が恋しくなり(私自身は飼ってはいない)、
スマホにはいってた猫写真を何枚か、院内ローソンのマルチプリンタを使いネットプリンタで印刷し、
病室の自分のベットのとこの壁に貼った。
最高に可愛い。
最高か。
なんかちょっと寂しくなったときも、
インスリン注射が怖すぎたときも、
猫たちを見て心を落ち着かせた。
猫には鎮静作用があるな。
ちなみにこの写真は、退院する際に看護師さんにあげた(☆▽☆)