23回目のソロキャンプ:2024年5月「野りたいときに、営る」それがYAV
2024年5月、キャンプに行ってきました。
キャンプ動画①
北海道はおかしいです。
何がって、気温がだよ。
5月と言えばリラ冷え、札幌市の花であるライラックとは別名リラである。
5月にもごろ迎えるその花が咲くころというのは、気温が急に下がったりして寒くなる事もある。
なのに今年は様子がおかしい。
最高気温が20度超えたかと思えば、8度まで下がったり。
今回のキャンプ予定日も、雨予報で最低気温7度、最高気温17度。
雨だけは回避したいなと思いつつ、前日には晴れ予報に変わっていて
最高19度最低9度までになったので少しだけ安心していた。
01.野(ヤ)りたいときに、営(ヤ)る
コンセプトがあるキャンプ場。
住所非公開で、オープン当初は会員制で、
野営感バリバリで玄人向けな雰囲気がすごくて。
インスタだけフォローして、時々インスタライブを見たりして、
ずっと気にはなっていたが、敷居を高く感じなかなか手が出せなかった。
今回4月にキャンプ時に、そちらをよく利用される常連さんと、
私がずっと憧れている「川沿いでキャンプ」について話していたら、
YAVさんの川サイトおすすめと聞いて、
今回思い切って予約の問い合わせをさせていただいた。
住所:非公開
予約は公式サイトやインスタの予約用のアカウントにDMで。
https://www.instagram.com/yav.cammpers/
住所は非公開だが、オープンから3年くらいたっているので、
実はグーグルマップにでてくる。
札幌市街地からだいたい30分程度と紹介されている。
札幌市内にありながら、川沿いに位置し、
いくつかのサイトは川沿いサイトで、
他には芝生サイトやハンモック向けサイトなどなど、
多種多様なサイトがあって、
スタッフの方曰く「満場になった事はない」そうで、
ソロキャンパーとしてはありがたい限り。
はじめての場所という事で緊張しつつも、
ワクワクしながら当日を迎えた。
注意点は
トイレが駐車場に1基のみ
炊事場はないので水は持参
この2点である。
水に関しては川の水質調査でOKが出ているため、
浄水器があれば川のお水を飲んでも大丈夫という事らしい。
02.キャンプ当日
やっぱりハスラーを借りることが出来なくて、4月と同じ赤いルーミーを借りた。
後部座席を倒した時のエセフラットな荷台がどうにも気に食わない。
日産、そこんとこどう思ってるの?
積載量は言う事なしなんだけどな。
チェックイン11時、チェックアウト10時。
家からだいたい50分ほどなので、
少し早めに9時半には出発することにした。
8時過ぎに車を取りに行き、
荷積み。
保冷が必要なものは直前にクーラーバックにしまうため、ここでいつも少し時間を食う。
お酒類は真空ハイブリッドコンテナ。
お肉やバター、牛乳はミニクーラーバック。
2Lと1Lのペットボトルに水道水を入れて、
気温が低いので氷は不要だからアイスクーラーは持って行かない。
バタバタしてて温度計を忘れる。
9時25分に家を出て、ナビ頼りで目的地に向かう。
普段あまり行かない方面なので土地勘もなく、
事前にグーグルマップで確認していたルートだと思っていたので、ずっと左側を確認していたが、
なぜか行き過ぎて、ここどこだ?となるが
少し休憩を経て、11時10分前にはキャンプ場に到着。
看板の類は出ておらず、2本の支柱が入口に立っていて、
入っていくと広い駐車スペースと、
小さな小屋とトイレが一基。
なるほど、一基しかないトイレがこれか。
まだ車はほとんどいなく、駐車場の横で作業をしていた人が駆け寄ってきた。
スタッフさんだ。
駐車場横の区画の段差に、階段を作ってるとか何とか。
全部手作りなんだ、すごいな。
車を隅っこに駐車して、
はじめてという事で各サイトを歩きながら説明していただいた。
3.YAVというキャンプ場
正式名称は
北海道ブッシュクラフトフィールド「YAV」
・パーキン
駐車場すぐ横のサイト
車の横づけが可能で、広い原っぱのよう
・セントラル
メインサイト?
場内で亡くなって骨化していた鹿を、供養の意味も込めて飾ったりしているそう
広い
・リバーズ
川に面した広々サイト
・ストーンズ
川辺沿いのサイトでジムニーなら入り込んで設営が可能だったりする
3~4区画くらいある
・グリーンズ
芝生で木々に囲まれてきもちよさそう
空も開けていて車で入り込める
・バンブー
川を越えた先にある秘境サイト
川が浅いので長靴でじゃぶじゃぶと渡るそうだ
・バンカー
プライベート感のある広いサイト
グルキャン等におすすめらしい
・ハンモックス
ハンモック専用というだけあり、木々に囲目れていて玄人向け
なんかどこもすごいなという印象だったが、
予約問い合わせ時に川沿いでキャンプしたいと話していたので、
リバースとストーンズを紹介していただいた。
リバースが駐車場に少し近く、
駐車場の近くにYAV村?というのがあり、
そこで夜に利用者達で焚火を囲む会のようなものが催されるので、
夜少し騒がしいかも、という注意点を聞いたので、
じゃあストーンズにしますと。
4.設営、川沿いキャンプを楽しもう
11:20、場所を決めると、車をすぐ近くまで移動することができた。
よく見ると8割のサイトは、車を近くに停めることができるようだった。
これはいいね。
ストーンズは段差があるため、
カーシェアの車ではあまり近くまで行くことはできなかったけど、
充分だ。
3段程度の階段があるのが少しネックだったが、
車のバックドアを開けて、一つ一つ荷物を運んだ。
川の方にテントの入り口を向けて設営し、
焚き火はテント前にセット。
先に昼食をと考えたが、性格が災いして、ある程度設営をすするめることにした。
はじめての場所で設営にどのくらい時間がかかるかわからなかったので、
昼食はカップ麺。
オーリック小型バーナーでお湯を沸かして、そそいで五分で出来上がり。
簡単便利で美味しい、カップ麺は偉大だ。
昼を食べたのが13時。
それから設営の続きをして、薪割りをすることに。
薪は場内で購入して7kgで1000円。
利用料が2000円なので計3000円。
まあまあリーズナブル。
薪割りは最近お気に入りの「クナイさん」で。
他のキャンパーさん曰く、斜めになる、重い、使いにくいなどという声もあるけど、
私はとても気に入ってます。
使う時は見下ろすくらい低い位置に薪を立てるのがポイントで
(腕を上げて支えるとすごく疲れる)
ペグハンマーで叩くのすごしうるさいのがネックなくらい。
でも日中なら設営でみんなペグ打ちしてるし、そこはおあいこかなと。
薪割りを終えると、気温の低さから(日が出ると寒くないかな程度)コーヒーが飲みたくなり、
薪も割ったし焚火でお湯を沸かし、
ドリップコーヒーで簡単に入れた「焚火コーヒー」に、コンビニで買ったあんみつパフェなるカップデザートを頂く優雅な午後。
川の流れが心地よく
夏の緑がまぶしくて
小鳥のさえずりも大変良く
もうほんと、
良い。
17時くらいにランタンに火を灯し、
うっとり。
5.お酒をたしなむ
ひと段落付いたので、お酒を飲むことに。
先日定山渓まで遊びに行った際に、お土産屋さんで買った
ハスカップハイボール。
アルコール度数5%。
甘いし完全にジュース。
本格的に焚火をはじめて、
固形燃料でのシェラカップ炊飯も久しぶりにやったらなんか黄色っぽくなった。
なんで?????
蓋の上に重しを置くのを忘れたからかも。
4月キャンプでは米を忘れたので7か月ぶりのシェラカップ炊飯は失敗とも成功とも言えない微妙な仕上がりに。
味は普通だった。
少し焦げたし。
シェアカップ炊飯は奥が深いな。
パックになってる牛タンをスーパーで見つけたので買ってみた。
グラム500円超えてて高いが、非常にうまい。
牛タンおいしいよね。
肉を焼くためにキャンプやってると言っても過言ではない。
カット野菜も持ってきてたので塩とポン酢で簡単に蒸し野菜。
野菜は大事。
次のお酒はシードル。
リンゴ味のお酒おいしいよね~
甘い、これもジュースだな。
気温が下がってきて焚火が気持ちよい。
寒くなるのはわかっていたので、
寝床はワークマンのフュージョンダウンシュラフ1200にフリースのインナーシュラフと湯たんぽを持ってきてたし、
フレイムテックモンスターパーカーだって持ってきた。
なんなら裏起毛のズボンも持ってきてたし、
ナイス自分である。
お次のお酒はMyキャンプ酒、ゆずのきもづ。
ビンが冷たい、ひゃっこい、つめたい。
缶ホルダーにセットするもホルダーが冷たい(笑)
少しすると軽い低血糖になり、
ちょっとお酒飲みすぎたかな?
(お酒飲みすぎると低血糖になりやすい)
アルフォートとマシュマロを持ってきてたので、
焚き火定番のスモアを作りむしゃり。
甘いうまい。
6.星がきれいで
21時前にふと見上げると、星がずいぶんきれいで。
ここは夜にYAV村?で利用者同士の交流会のようなのがあるので、
多分参加してたらあっという間に時間過ぎるし、
今のうちに撮影しておこうと早めの星空撮影タイムに取り掛かる。
CANONのコンデジには星空撮影モードがあるので、これが楽しくって。
星空撮影にぴったりのソフト効果のあるフィルターも持ってきてたし、
いざ撮影、尋常に勝負せよ!
と思ったら、フィルターを付けるためのカバーがない。
猫撮影時には使わないのですっかり存在を忘れていた。
無くても撮れるけどあった方が強い星が強調されて最高なのだ。
意地でも使う。
星を取るときはカメラの向きは少し上がるので、
レンズの上にフィルター載せればいけるんでないか???
いけたね!!
場所移動時に落とさないよう下ろしたり載せたりを繰り返したが、
真上に北斗七星を見つけてテンションがぶちあがる。
焚き火を楽しむ初対面の他の利用者さんに思わず声をかけた。
「星きれいっすよ!!!」
なんだこいつテンションたけえな…と思われたかもしれないけどしょうがない。
見ないともったいないよ。
北斗七星初めて見たって言ってた、なんか良かった。
撮影してたら流れ星も結構映り込んでいて、めちゃ楽しかった。
テントと星空というショットも撮れて大満足。
早めに湯たんぽを仕込んで寝袋を暖めておいて、
焚き火が落ち着いた22時ごろに、YAV村に行ってみることにした。
7.YAV村
パーキンとリバースの間の小道を奥に進むと、不思議な雰囲気の入り口があり、
さらに進むと賑やかな笑い声が。
二つの焚火を囲んで利用者さんたちが談笑しており、
はじめまして~と参加させていただいた。
お酒は持参だ。
ほろよいの台湾ライチ、甘い、これもジュースだな。
日本酒も持って行ってたのに星空が楽しすぎて飲みそびれた模様。
全然酔ってない。
何を話したか覚えてないけど、とても楽しかった。
23時くらいにおもむろにスピーカーから蛍の光が流れ出し、今日は終了でーす!とスタッフさんの声がかかるが、
なんだかんだ立ち去らずに雑談を始める我ら(笑)
結局15分くらい話し込んでいたが、
スタッフさんに悪いなと思いそろそろっと退散。
星がきれいなので再び撮影を始めると、
真上にあった北斗七星が少し南北方面に下がっていたので、
もしやこれは…と三脚を抱え川べりに降りてテントの方を見上げると
テントの上に北斗七星!!!!!
さっきよりテンションが上がり何枚も何枚も撮影。
やばいやばい、これはやばいぞ。
カメラを縦にして撮らないと枠に収められないのだが、
本当に最高だった。
なんというベストポジション。
最高。
大いに盛り上がり、慌てて寝支度をして横になった時には0時越えていた。
あと寒いから湯たんぽ仕込んでたのに、
湯たんぽの本のために裏アルミのジャケットにくるんでいたのが失敗。
寝袋の中、あたたまってない(笑)
しかも寝る前、血糖値が300超えていたので、2単位追加打ちしたせいか
何度か低血糖のアラートで起こされる。
枕元にお菓子を置いていたのでアラートが鳴るたびに食べた。
8.翌朝
結局どの程度寝られたのかわからない。
5時半起床予定だったが、5時前に低血糖アラートで起こされた後は、眠れないしなんかもう起きるか、ってことで起きて動き出した。
もう明るくて(夜明けは3時半くらい)
朝日を受けた川がキラキラ、鳥のさえずり、心地よい風。
夜は息が白むくらい寒かったが、朝は11度くらい?
二桁の壁を感じた。
裏アルミのジャンパーを着るだけで過ごせる程度。
6時には朝食を済ませ、
コーヒーを淹れて川辺にチェアを運んでまったり。
とても気持ちがよい…
なんやかや、7時過ぎには片付け始めようかなという気持ちになり、撤収作業に。
途中、他の利用者さんと雑談したりして9時過ぎにはテント以外を片付け、
どんどん気温が上がってくるので、
何もないテント内で一服しようかなと思ったが、
テント内、籠って暑い💦
ので、テントも片付けちゃって、イスをまた川べりに運んで木陰で一息入れることに。
めちゃめちゃ気持ちよくて、のんびりとした時間。
良い動画も撮れたし、満足!
帰りにスタッフさんに声を掛けに行くと、
他の利用者さんたちと談笑されていたので、
夜の焚火を囲む会で渡しそびれたキャンステを何人かにもらっていただきました。
ねこぼうしさんをよろしく!
帰りの道中は滝野公園に入りたい車の渋滞を見たり、
路上駐車が多くて何度も車線変更したり、
曲がってきた引っ越し屋の大型トラックが直後に駐車したので、おまええええええええ!!!と半分切れそうになったりしてすごく疲れました(笑)
何だあの非常識なトラック…びっくりした。
帰宅したらしたで、マンションに引っ越して来た人がタンスやらの家具を入り口に積んでいたので、
ワゴンカートで中に入れなくて困ってしまいました。
荷運びしたいだけなのに…
でもキャンプ場で過ごした時間は最高だった。
また利用したいキャンプ場が増えた。
とても楽しかった…
9.キャンプ動画
いい画が取れたので動画編集頑張ります。
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