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2度めのソロキャンプin定山渓②

キャンプ系まとめマガジン
うえこ、キャンプをする

2度めのソロキャンプin定山渓① の続きです
前回、キャンプ地にすらまだ着いてない(笑)

定山渓自然の村

予約は電話でした。
その際に、説明を受けたし、公式サイトにも書いてあったのだけど、
定山渓自然の村には、村に入る前に、駐車場に車を停めて、リヤカーで荷物を700m引いて運ばないといけないんだって。

ワーオ…

冬はソリで引くんだって。
①でも書いたけど、北海道はもうずっと30℃を超えるピーカン晴れの日が続いており、
ぶっ倒れやしないかとちょっと緊張していたのだが、

いざ、着いて、駐車場にある電話で自然の村の管理棟へ連絡を入れたところ、
諸事情でこの日は、中まで車で来てもいいですよ、と。
熱中症対策か?と思ったけどそういうわけでもないそうだ。

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かくして、20キロの制限速度の標識がある約700mの道をゆっくり走らせて管理棟の前の駐車場まで到着した。

受付と会計

管理棟前の駐車場に車を停め、受付を行う。
やはりこのコロナ禍で、身元をはっきりさせる、というのが大事。
施設内が混み合わないように、呼ぶまで車で待っててね、みたいな。
もしくはリヤカーに荷物積んでてね、みたいな。

書類へ記入を車内でしようと乗り込んだらすぐに呼ばれたけど。

テントサイト利用料金、500円なり。
あと、ここは薪の持ち込みが禁止なので、ここで束薪を購入。
400円。
最終的には半分くらいしか使わなかった。
合計900円。

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ここは他に、今はテント、タープ、寝袋など肌に触れる可能性のあるものは中止されてるけど、
いろんなレンタル品がある。
レンタル品の紹介札が可愛いので一見。
オイルランタンとか借りてみたら良かったかも。

このキャンプ上は完全に区分けされており、受付の際に、あなたのサイトは○○番です、と場内マップや注意事項などと一緒に渡される。

ということで、受付が済んだら搬入だ!!

いざ、搬入!そして設営。

リヤカーがたくさんあるので、それを拝借。

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車に積んだ荷物をリヤカーに積んでいくのだが、やっぱり荷物が多い。
今回はクーラーボックスは大きい方一つだけにしたんだけど。
更にはカインズのランタンポールも持ってこなかった。
あれ思いのほかかさばるんですわ、長いし思いし。
あとホットサンドメーカーも持ってこなかった。
引き算の荷積みである。

それでも2往復半したのである、しんどみ。
しかも暑い、なんなのこの暑さは…

あてがわれたテントサイトへなんとか運び込むと、ここでもソーシャルディスタンス。
両隣のサイトにロープが張られ、使用できないようになっていた。

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確か、予約ページを直前に見た時、全部埋まっていた。
なるほどこれは、平常時の半分の利用者数ですね??
こんな時だからじゃないと体験できない、貴重な経験だ。
各サイトには木立もあり、
ヒーヒー言いながら荷物を木かげにまとめた。
暑い、ほんと暑い。
移動時にコンビニで買った水をガブガブ飲みながら、設営に取り掛かる。
動画も撮る。

配置をぼんやり考えて、まずはテント。
ロープの張られた隣のサイトに入り口を向けた。
隣の隣は、ずっと向こうにコテージがあるくらいなので、良さそうだ。
グランドシートを敷いてから、なぜか虫除け対策の蚊取りの配置を始めたので、それも含めて20分くらいかかってしまった。
すでに汗だくだ。
次はタープ。
前回はテントの入口とつなげるように連結させたが、今回は趣向を変えてみた。
テントの入口と並び合うように、配置してみたのだ。
雨の心配は今回はなかったが、日差しがえげつなかったから。

これは総合的に考えると、結構良い配置ではないかと。
荷物をテントの横に配置することで、なんとなく広く感じたのだ。

ただ、やはりシロートなので、その時の日差しの感じを考えて、ティピーと連結させつつもポールを2本使い、なんかよくわからない感じにタープを立てていた。
自分ではこれでいいと思ってても、はたから見ると、
え?なぜ?
みたいな感じになっていたかもしれない。

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正直言うと、ポール2本追加でほしいかな(笑)
その方が広く高くタープを晴れるのではと。
補助的な感じなので軽いポールを探そうかな。

そんなこんなで設営完了して、ぐったりと椅子に腰掛けた。
いやもう、暑いし、なんなんこれ…暑いし…
ペットボトルのお茶をガブガブ飲み干し、ラックの上に置いた扇風機からの風を浴び、少し落ち着いた頃、
ようやく火回り品を広げることにした。

火回り品を広げてみる

私の火回り品は、3coinsの迷彩柄の保冷バックにまとめて入れてある。
この迷彩柄のシリーズは結構可愛くて、小さいタイプも有りそれはコーヒーを入れるためのテトラドリップやホーローのマグカップをまとめて入れている。
ポケットストーブと固形燃料と、あとドリップ用のコーヒーの粉を入れておけば完璧。

・不燃シートが2枚
安価な不燃シートをアマゾンで買ったのだが、これで包めば炭の日は消えるのかな?と包んだところバッチバチになってしまったので、もう一枚同じものを購入した。

・黒い不燃シート
カインズで見つけて、なんとなく購入した、フエルトっぽい感じの不燃シート。
ロゴスと書いてあったが本体には何にロゴも付いていない。
焚き火の下には安い不燃シートを敷くのだが、こちらは、自分に火花が当たらないように足にかけるのに大変良かった。

・ダイソーのヘアアイロンケース
つまり熱に強い細長いケースである。
セリアの赤い火ばさみを入れるケースを探していたところ、ダイソーで見つけてこりゃ良いなと。
でも300円商品だ。

・セリアの赤い火ばさみ
可愛いのだ。
しかしちょっと短い気もする。

・セリアの網交換ホルダー
これは良いぞ!

・ダイソーのチャッカマン
赤と黒のツートンカラー

・モーラナイフとDCMの焚き火鋸
モスグリーンって良いよね

これらの長いものを、ヘアアイロンケースに入れてしまうのだ。
スッキリ収納。

・ダイソーの万能オイル
モーラナイフの刃の手入れ用

・セリアの火起こし器
これに軍手と皮手袋を詰め込んでる

・ロゴスの耐熱レザーグローブ
Mサイズっていいね、高いけど

・スタバのコーヒー缶に持ち手をつけたやつ
火消し壺の代用として作ってみたんだけど、火消し壷としては使えるのかまだよくわからない。
なぜなら夜はアルミホイルで焚き火台をまるっと覆ってみたりして消火したりしてるから(笑)
ただ見た感じは気に入っている。
ファイヤーマッチとポケットストーブを普段は入れている。
火消し壺として使うなら中にアルミホイルを入れたいな…

・ヨーラーの焚き火台
コレは残念ながら、迷彩の保冷バックには入らないので、保冷バックや虫よけ一式を入れてるケースとまとめて入れている袋に、シュッと収納。

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収納ってほんと難しい。
折りたたみのコンテナボックスをもう一つ買おうかと検討中。

キャンプ場内を散策、そして薪割り

さて、我が基地の設営も終わった。
昼食は済んでいるし午前中にコーヒーも飲んだので、とりあえずキャンプ場内をぶらりと歩いてみることに。

使用率50%と思しき場内。
他の利用者の設営したテントサイトをぼんやりと眺めたり、テントハウスが並ぶゾーンをぶらぶら歩いたり。
炊事場とトイレは、少し離れてるけど、まあ不便を感じるほどではない。

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木立の中を散策できるようになっていて、歩いてみる。
何ていうか、虫が多い。
いや、虫がいるのは良いんだけど、なんかハエが多い。
ハエうっざ!!てくらい多い。

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あと結構草が伸びていて、「道」以外はぼうぼうなので、一般的なスニーカーの、通気穴からチクチク刺さる。
そして暑い。
日傘ほしい。

一通り散策したが、子供のように遊具で遊ぶということもないし、夜に向けてやることがあった。
そう、薪割りだ。
火回り品と一緒にしている薪の小割道具。
そしてキャンプ場で購入した束薪。
定山渓自然の村は、薪の持ち込みは禁止されている。
「この場所の自然を守る」為だろう。

まずは焚き火台に入る長さにしようかと、シャークソー焚き火鋸を手にとった。

聞いてほしい。
何この薪、めっちゃ硬いwww
なんていうか、その、すごく…
疲れる。
1本を半分にしたところで私はすべてを諦めた。
無理。
そんなわけで、せめて細割をと、ナイフとペグハンマーを手にした。

ちょっと、まって、なんだこれ…
割れないwwww

イヤほんと、なんで??
よく見たら、節のとこだ。
てか節があるやつばっかだ。
硬いし割れないし、なんなんもう!!
数本なんとか割ったところで、手が疲れてしまい諦めた。

どうせ焚き火は夕食後だ、長いまま、太いままもやしたるわ。

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夕食から夜にかけて

気がつけばそこはかとなく日が暮れ始めていた。
ふむ、夕食にでも取り掛かろうか。

前回同様、米は研いで0.5合分の水とともにタッパーに入れてきた。
今回は3coinsで購入した1合用のメスティンで炊こうと思う。
ポケットストーブに固形燃料をセットして、ダイソーのふうぼうで覆って着火。

御飯の量が少ないからか(前回は食べ切れないのに1合炊いた)出来上がったかな?のタイミングで見ると水分飛びすぎておこげ出来てたのショックだった…
水を多めに入れるか、小さめの固形燃料を使うかしないとだめだね。
食べれないことはなさそうだったので食べた。

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ご飯を炊いている間、おかずの用意をすることに。
2合用のメスティンも持ってきてる。
これに1合用を入れてきた。
中に入れれるって良いね。
2合用のメスティンに、自宅でカットしてきた野菜を入れる。
舞茸、ナス、ピーマン。
オリーブオイルを垂らして、蓋をして。
いつの間にか炭を起こした焚き火台に乗せて加熱。
クーラーボックスから肉を…

おっ、おう…なんてこった。

ラップで巻いて冷凍していた牛サガリ肉が、
解凍とともに赤い汁を垂れ流していた。
クーラーボックスの中で!!!

うわぁ…

幸い、保冷剤があったので、他のものにそれがついている様子はなかった。
保冷剤はまあ、浸ってたけど。
つら。
一度他の食材を出して頑丈ボックスの上にでも避難させ、
汁のついた保冷剤は水洗い後アルコール除菌ウェットでフキフキ。
クーラーボックス内の汁はキッチンペーパーで吸い取ってゴミ袋へ。
洗剤をつけたキッチンペーパーで念入りに拭いてから、水で洗いで、拭いてからアルコール除菌ウェットで更にフキフキ。
匂いもしないので保冷剤と翌朝用の食材を戻す。
食事前に疲れた。

犯人(サガリ)はさっさと焼いてやった。
ラップした袋はジップロックとか、更に袋に入れたほうが良いね。

調味料!
前回はハーブソルトしか持ってきていなかったけど、今回はいろんな調味料を持ってきた。
肉屋で買ったスパイスがうまい。
メスティンで蒸し焼きにしていた舞茸たちにもマジックソルトとかを掛けてみた。うまいな。
蒸し焼きメスティンの蓋をそのまま皿にして、肉をカット。
ナイフは持ってなかったので薪割りに使ったモーラナイフを使ったのだけど、ま~よく切れるのだが。
危ないな、怪我しないようにしないとな。

豚のスペアリブも持ってきていたので、ご飯も含めて一通り食べたけどスペアリブも焼いてやった。
良い感じにジュージューだ。
しかし前回の反省点を活かせていない。
肉多いんだってば(笑)
スペアリブ2つ持ってきたのは失敗だった、食べたけど。

スペアリブもモーラーナイフで骨からそいだ。
しっかりとミニ鉄板で焼き目をつけて、ポン酢で味をつけた。
ああうまい、最高。
夏しか買えないスパークリングゆず酒を飲む。最高。

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しかしなんだかなんとなくお腹が痛い。
食べすぎ?
うーん、最終的に、水を飲んでいると収まった。
何だったのか、疲れか?

夜空

そうこうしている内に真っ暗だ。
前回のキャンプの後にUSB充電タイプのLEDランタンを2つ購入した。
コンパクトだけどそれなりに明るくて良い。
マグネットが付いていて、焚き火台の横に立てたロープ杭にくっつくのもいい。

夜になってもそこはかとなく暑い、冷たい水を飲みながら、焚き火台の載せていた網を避けて薪をくべる。
なかなか豪快な炎がたち、移ろう時間を過ごすには良さそうだった。

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時折火の粉が飛ぶので、焚き火シートで足元をガードした。
コレは大変良いぞ。

そうこうしている内に夜も更けて、そうだ星空リベンジと。
タープから出て空を見上げるが、雲がかかっている。
んー
見えない。
ことごとく星空を拝めない。
デジカメの星空モードで撮ってみるがなんかうまく行かない。
残念、無念。

しかし帰宅してからデジカメのデータを確認すると、まあまあ綺麗な星空が写っていたのだ。
なんでや

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食事で使ったメスティンをアルコールウェットティッシュで拭いて、
洗い物はまとめて一つの袋に入れる。
火回り品など、焚き火以外のものはケースにしまい、頑丈ボックスへ。
クーラーボックス、コンテナボックス、頑丈ケースも、テントの前室へまとめて。
アルミホイルで覆い鎮火させた焚き火台には、不燃シートを掛けてテントの横に。
イスもテントの横に。
動かすとジャラジャラうるさい鈴を脚の部分につけておく。
テーブルにローテブルを載せてテントの横に。

そうして明日の朝に使うものだけ、タープの下の、テントの横に沿って置いて。
生ゴミは、ここは野生動物がゴミを漁る危険もある場所なので、鉄製の重たい生ゴミ一次入れを各サイトに置いてくれていて、一晩ここに入れておく。
翌朝忘れずに持ち帰るのだ。
ゴミ回収サービスはないので。
消し炭を入れるところはある。

寝ることにする。
テント内にポータブル電源を置いて、スマホとデジカメの充電と、
アースノーマットを挿す。
コレで蚊は大丈夫。
おかげさまで大丈夫だった、うん。
寝袋に入るが、離れたテントサイトのカップルの話し声、特に女性の声がよく聞こえる。
夜だぞー。もっとヒソヒソ話すとか、ねえ…
まあとにかく、寝た。
前のように、カエルの大合唱に包まれるようなことはなく、ささやかな虫の鳴き声が聞こえる中、寝た。

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夜の我が基地。
ほぼ見えない

③へ


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