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2022.10 定山渓キャンプ 晴好雨喜

2022年は4月から毎月キャンプに行っている。
だいたいいつも第4土日だが、
昨年の10月下旬がなかなかに寒かったので、
9月を半ばに行くことでうまくずらして、
10月上旬にキャンプ場を予約した。

01.定山渓のキャンプ場

札幌の奥座敷、南区定山渓。
今回利用したのは、昨年10月末に利用したCamp Site 晴好雨喜さん。

札幌中心地から車で40分、
我が家からは1時間程度。

前回利用時の記事

若いご夫婦がふたりで開拓した、小規模だけどとっても広いキャンプ場。
1年たち、どんなふうに進化を遂げているのか、楽しみワクワク。

チェックイン 12:00
チェックアウト 11:00
利用料金 大人1000円、子供500円
プラスサイト料
フリーサイト1500円
オートサイト2000円
プライベートサイト3000円

場内は自動販売機が1つ、
売店の類はなく、受付で薪の購入は可能
定山渓温泉から近い。

晴好雨喜さんは今年、大きな決断をした。

ファミリーグルキャンお断り、である。
すごく大きな決断だ。
たくさん悩んだだろう。

インスタの投稿を見ると、盛り上がりすぎて子供を放置するような真似はしないでほしい、という願いが伝わってくる。

まあそれはさておき、
昨年はプライベートサイトを予約したが、今回はオートサイトを予約してみた。
場内マップや投稿を見ると、林間サイトっぽいイメージ。
楽しみである。

02.当日朝から

チェックインは12時。
札幌から定山渓に向かうルートは10時を過ぎると混んでくるので、
早めに出て寄り道をする予定を組む。
なぜ混むのかというと、中山峠とか、豊平峡温泉とかへ向かう人が多いから。

いつものように近所のタイムズでカーシェアを予約した。
9月に使ったソリオが結構よかったので、同じソリオで。

そしたら事件が起きた。
二日前にタイムズから連絡がきた。
予約しているソリオが事故で使えなくなったから、代わりに直近で開いてる車を探したら5kmだったよ、いいかな?
的な内容だった。
最初は地下鉄かバスを使って…と言われたが、思いのほか遠いし厳しいと伝えると、最終的にタクシー代清算するからタクシーで取りに行ってくれという話に落ち着いた。
そんなわけであてがわれた車はヤリスクロスだった。

キャンプの前日に、タクシーの予約をしようと大手に電話をすると、枠がいっぱいで無理、と断られた。
ぴえん。
別のタクシー会社に電話をすると、問題なく予約することができた。
朝7時に自宅前まで来てくれる。

いつものキャンプだと、ちょっと起きられなくても、予約時間をずらしたりできたが、
タクシーとなるとそういうわけにはいかない。

6時半起床で光の速さで化粧と朝食を済ませ、手に持って運ぶのに厳しくない荷物を二つ手に取り、タクシーに乗り込んだ。
15分ほどでタイムズにつき、乗り換える。
ベージュの車体がなかなかかっこいい。

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近所のタイムズにヤリスがあるので、荷台を見たことがあるが、狭くてキャンプ向きではないなと思っていた。
タイムズから連絡が来てヤリスクロスと言われた時に、丈夫なのか?と一抹の不安を感じだたが、見てみるとこれはこれは。

ヤリスクロスの荷台は広い。
後部座席を倒してフラットにすることもできるし、なかなかどうして、いんでないこれは。

ヤリスクロスに乗って自宅まで15分。
荷物を運んで30分。
クーラーボックスに飲み物や切った食材を入れたりなんだりして、
出発8:55である。

思ったより時間の経過が早い。
なぜなら車を取りに行ったタイムズの近くにワークマンがあったのだ。
もちろん立ち寄った。
軍手とニット帽を買った。

8:55に出発したがすぐ近くのコンビニで道中に飲む水とコーヒーを買ったりしたから出発は実質9時(笑)

前日まで最低気温が3度とか4度とか寒くて寒くて、
天気予報も晴れ→雲→雨→雲とコロコロ変わっていたけど、
迎えてみるときれいな青空、晴れやか。
日曜日の昼過ぎまで晴れの予報だったので、
久々の晴れキャンプに胸躍る。

まずは定山渓温泉の手前からわき道に入り、定山渓ダムへ向かう。
10時前。
定山渓といえば豊平峡ダムが紅葉で有名で、シーズンになると観光バスがひっきりなしなのだけど、
定山渓温泉の近くに定山渓ダムがあり、春に桜を見に来たこともあるが、穴場でのんびり過ごせる。

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10月上旬、紅葉にはまだはやかった。
ひとしきりうろうろして、10時過ぎに移動。
定山渓温泉にあるパン屋の一つ、ヴェルジネバッカーノに立ち寄る。
去年も着たけどおいしいパン屋さんなのだ。
近くにエクスクラメーションベーカリーという、メディアにもよく取り上げられるパン屋さんもあるけど、そこもすごい並んでた。
ヴェルジネバッカーノも並んでた。
ヴェルジネバッカーノは店内に1組ずつしか入れないので、進みが遅くって。
あと美味しそうなパンばっかりなので長考も仕方ない。
ここで昼ごはんと翌朝用のパンを購入。

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定山渓温泉をぐるっと回って、お饅頭で有名な大黒屋さんの駐車場に車をとめて、
トッチャンカフェにお邪魔する。
11時開店。
ソフトクリームとコーヒーを注文。
このお店は知り合いのお店なんだけど、知り合いはいつも不在で、行く度にその話をするので、
知り合いではなかった奥さん(店長)と顔見知りになった(笑)
コーヒーにこだわっているお店なので、キャンプで飲む豆を購入。
レジをしてくれた店員さんと冬キャンプ装備の話を少ししてちょっと楽しかった( *´艸`)
私は冬キャンはしないけど、その子はわかさぎ釣りをするらしく、
あそこは大きいのが釣れるけど味はイマイチ、どこそこは小さいけどめっちゃ美味しい、など教えてくれた。

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そうこうしているうちに11時55分。
ここからキャンプ場まで車で5分程度なので、ちょうどよい感じ。

03.キャンプ場到着、設営

入り口を見失い一度通り過ぎたものの、
無事キャンプ場に到着。

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12時20分くらい。
奥さんが受付対応をしてくれる。
ここで、名前を告げると、お久しぶりですと言われ
え、前にきたの去年なのに?!と驚いてると、ハロウィン🎃の飾り付けとかしてたからよく覚えてますーと。
なんか恥ずかしいな(笑)
でもとても嬉しく、今回楽しく過ごせそうだなーと。

この日はオートサイトは満場だけど、他の利用者はまだ来てないので、先着で好きな場所を選べると言うことだった。

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オートサイトは受付から一番離れている。
前回はP-7を使用したっけ。
山がきれいに見えるのはA-3ということだったので、全体見てから、そこに決めました。

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車を停めるところはロープで定められており、
あとは木々がサイトの区分けの役割をしているようだった。
車の向こう側が3番。
見ると、ソロにはもったいないくらいの広さで、テントとタープを張ってもまたまだ余裕があった。
あとから思えばファミリーとかに譲っても良かったかもしれない。

でも山はここが一番キレイに見える。
あとヤリスクロスのベージュ、めちゃ山と相性がいい。

そんなこんなで設営タイム。
アーストリッパーは今回で七回目なので慣れたもので、
フライシートだけなら12分でたてることができた。
春のモラップで一時間かかったことを考えるとすごい成長だ(笑)

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インナーは後ほど。
ちなみにお天気は大変良くて、最高の秋キャンプ。
受付の際に薪も購入。

次にタープで、テントの横に、山の方を向いて過ごしたいので、
いつものように通路側は目隠しで、反対を跳ね上げに。

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この配置が一番好きかな。
この頃には他の利用者さんも到着していて、あちこちでカンコンにぎやか。

ちなみに広くてもオートサイト内にはテントとタープ一張ずつしか張れません。

タープは今回は、一度位置を動かしたので、20分もかかってしまった。

04.薪割り、夕飯

斧を買った。

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2980円で400円のクーポンがついていたので、2580円で買った。
安い割にレビューが良かったので。
キントリと迷ったんだけど、重いし場所も取るキントリと比べると、斧をとりあえず使えるようになろう、と。
全長38センチ、重さ810グラム。
研ぎ済みの刃がついていることからこれにしたのだけど、
使ってみた感想は、結構良い、である。

前回美笛で斧を借りで薪割りした際に、危なっかしい場面も多く、
動画を見た兄から、ガチのおじさんの薪割り動画が送られてきて、
これ見てちゃんとやれ、と言われたので(笑)
その動画はすごい参考になった。

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薪割り台はサイトに転がってる切り株を自由に使ってねと言われたのでありがたくお借りした。

大変良かった。
あと楽しかった。
マイ斧での薪割り、最高か。
もちろんナイフで細割も作った。

そうこうしている内に気がつけば15時半が過ぎ、
お腹も空いてきてたので、早めの夕食準備をすることに。

早めに焚き火を開始すると、
なんだか薪の減りが早い。
慌ててもう一束購入し、夜に備えそれも割った。

本日の夕飯は鍋。
プチっとキムチ鍋の素を使い、
きのこ、赤ピーマン、ナスの野菜鍋。
野菜が少ない気がして、キャベツ味噌汁の具(乾燥野菜)も使う。
あとは適当に煮込むだけ。

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その間にシェラカップ炊飯の準備、
手持ち無沙汰になってようやくお酒を開ける。
ご飯が炊けたら焼肉。

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ご飯も鍋も肉もうまい。

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鍋の素って便利だよね〜
私は辛いものは苦手なんだけど、
このキムチ鍋の元はちょっと辛いけどなマイルドで美味しいから好きなんです。
あとキューブタイプのとか、キャンプ向けだよね〜

05.焚き火

お腹を満たしたらまだ18時半とかなんだけど、すっかり真っ暗に。
薪、追加で買っておいてよかったなーって。
気温も下がってきて、ガンガン焚べるから減るのが早い。

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買った薪は針葉樹と広葉樹のミックスで、どっちかわからんけど青い炎が上がる薪があって、
見ててかっこいいです。

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お酒も進む。

それでだんだん気温も下がり、寒くなってきたので、
寝る前にバタバタするのも嫌だし、
今のうちにということで

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湯たんぽの準備を。
予報では最低気温は4度。
実はもう吐く息も白く、
コノスル数日前がらかなり気温が下がっていたこともあり、
斧と合わせて直火で使える湯たんぽを買ってました。
水を入れすぎててかなり溢れたけど。
早めに沸かして、寝袋の中に入れておきました。
寝袋はワークマンのフュージョンダウンシュラフ600。
中に毛布とUSBのホットマットをポタ電に繋いで、湯たんぽで最強ですね。

これで安心して焚き火できます。

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ずっとやろうと思いつつお腹いっぱいになって見送っていた、
熾火でウィンナー炙りも出来ました。
めちゃ美味しかった。

お酒は氷結無糖レモン4%1缶と、
ゆずのきもづ一本、
あと日本酒のミニワンカップを熱燗にして飲みました。
全然酔わん。(ペースがくそおそい)

あっという間に薪を燃やし尽くし、
炊事場で歯を磨いて化粧を落とし

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大きな鏡のある炊事場(とトイレ)
実はオートサイトは炊事場からめちゃ離れているので
トイレに行くのが大変(笑)
寒いしお酒飲むとトイレ近くなるからちょっと大変だよね〜
オートサイトのそばに簡易トイレでも一つあると助かるかも…
でもここのおトイレもめちゃきれいで便座はあったかいし水洗だし。
炊事場ばお湯は出ないけど前述の通り汎くてこの大きな鏡がまたいいよね。
明るくておしゃれです。

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この日はほほ満月、十三夜だったかな?
月が明るくて、雲も少しあったので星はいまいちでしたが、
それでもきれいな夜空で。
久しぶりに土日晴れのキャンプで満喫です。

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そんなこんな23時に、テントに入りました。
歯を磨きに行ってる間に、
テントの前室にカセットガスストーブをおいて、テント内をあたためておきました。

朝は早起きする予定、5時半くらい。
寝袋の中は暖かくてよかったです。

場内は基本的に皆さん静かで、時折、鹿の鳴き声が響き渡っていました。
しかし隣のサイト利用者のおじさんのいびきがよく聞こえてきます(笑)
まあ耳栓するほどではなかったけど。

06.朝

5時半に起きました。
テント内が寒くて、すぐにカセットガスストーブをつける。
着替えて、コーヒーセットや朝ごはんの類をひとまとめにし、
少し離れたところまで移動しました。

白井川。
場内から河原に降りられる場所があり、
なかなか険しいのだけど、
三脚も持って頑張っておりました。

河原でコーヒーが飲みたい。
ただそれだけのために。

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前回ほら、美笛でさ、
ライターを忘れて断念したんだけど。
今回は準備万端で挑んだはずなんですけどね。

普通のライターで、アルストに火がつかなくて。
また断念したわけですよ。
深いため息が出たね。
荷物をまたひとまとめにして、険しい道を戻りましたよ。

でも川はきれいでした。

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サイトに戻り、改めて朝ごはんにしました。

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前日トッチャンカフェで購入したにゃんこパンです。
バターしみしみでホットサンドメーカーで焼きました。
ちょうどいいサイズだった!
バターシミシミさせただけなんだけど美味しかったなー

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いいお天気の中で朝食。

7時半、片付け開始です。

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9時57分にやっと終わりました。
いつもは3時間かかるけど、
最近は2時間とか2時間半で終わるようになりましたね。
これも慣れかな〜

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このパネルは直火防止パネル。
この上にタキビダイを置いて使ってね、というバネルです。

こういうのあると、焚き火台も安定するからいいよね。

そんなわけで、チェックアウトは11時だけど、充分なゆとりを持ってチェックアウトすることができました。

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出入り口にあるブランコ、かわいい。
去年も思ったけど、次は夏に使用したいな〜
蛍が出るんですよね、ここ。
流星群の時期とかに利用したいです。

07.帰りに

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前日に寄ったパン屋さんにまた寄ってソフトを食べる。

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定山渓大橋からの絶景。

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小金湯のまつの湯で温泉に浸かり帰路へ。

一度自宅で荷物をおろし、
洗車と給油をして(燃料残り1メモリだった)
5キロ離れたタイムズに車を返却し、
タクシーを呼んで帰宅。

なんと15時半過ぎていた。
帰りの道が結構混んでいて、
よく考えたら三連休の中日だった。
天気もいいしお出かけ日和だったか。

私は月曜は仕事だったので出社したが、
昼過ぎから体調を崩し、微熱のため早退した。

08.総評

晴好雨喜さんはほんとにいいキャンプ場だ。
フリーサイトも使いたいなと思いつつ、オートサイト最高でした。

フリーサイトもいい場所が取れれば駐車場のすぐ横とかなので
オートサイトみたいに使うことはできる。

このあと動画をせっせと編集しようと思います。



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