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花園神社はカオスで最高
年末近くなると、2大商売繁盛祈願イベントがある。一つは、11月にある酉の市。会社用と個人用の熊手を新調する。もう一つは高田馬場にある穴八幡で商売繁盛用の方位お守りをゲットしに行かねばならない。この2つが揃ってやっと、安心して年を越せるのだ。
そんなわけで、本日は酉の市に行ってきた。
毎年、新宿の花園神社に行くのだが、これが最高に楽しい。単にお祭りとしても楽しい。五平餅を食べ、甘酒を飲み、焼き鳥屋で休憩してから巨大な熊手を持ち帰るまでが私と会社の先輩の様式美ということで、今年も平日の真昼間にも関わらず、忠実にそのルーティンをこなしてきた。
花園神社の何が良いって、集まる人種が相当カオスなことである。人種性別常識をも凌駕したような人々が粛々とお参りの列に並ぶのは相当面白い。夕方以降はコンプライアンスを凌駕した「見世物小屋」がオープンするのも興味深い。
今日も、道路の三角コーン型の帽子をかぶり、三角コーン柄のパーカーを来た外国人集団、明らかにホストクラブの皆さんなどが牛串食べたり自撮りしたりしながらお参りしていて相当面白かった。
所狭しと飾られた熊手も、よく見るとかなりカオスである。9割招き猫、しかし奥まった1箇所におかめのお面が付けられていきなりホラーな雰囲気の熊手、許諾の有無は分からないけどサンリオキャラがセンターに、その周囲にファーがあしらわれた熊手、遠目にクリスマスリースに見えるけど近づくと松と紅白梅だなという熊手など、各お店ごとに様々な「おめでたいっぽいもの」で装飾されまくった熊手は、見ているだけで楽しい気持ちになってとてもいい。
今回は、来年の干支のネズミが可愛い置型の熊手にした。熊手を部屋に飾るようになってから、お仕事的に本当に恵まれているので、来年も素晴らしく頑張っていきたい。
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