臭い玉(膿栓)を取るには、ちょっとしたコツがいります
臭い玉(膿栓)ができると、喉がイガイガし、口臭もひどくなるかもしれません。私も喉がイガイガした時には、ストレスから体調を壊しそうでした。
Yahoo!知恵袋を見ていると、「臭い玉(膿栓)の取り方を教えてください。」という質問が多数ありますが、膿栓を取るにはタイミングが必要です。
扁桃の表面に見えていない膿栓は、耳鼻科で取り除いてもらうようにしましょう。(耳鼻科では吸引や洗浄で膿栓を除去する)たとえ喉に違和感があったとしても、少し待つと自然に取れてしまうことがあるので、それまで待ってみることをおすすめします。取れたかどうかは、取れてしまうと喉がすっきりすることで判断できます。
膿栓は綿棒で取ることもできますが、初心者がユーチューブ動画を見てマネしても難しく簡単には取れないです。
この記事で取り方のコツ・大事なポイントを学んでください。
膿栓の取り方はネットで沢山紹介されていますが、ご自身で膿栓を無理に取ると、喉を傷めたり、感染の危険があるのでおすすめできません。膿栓の原因は慢性扁桃炎であることが多いので、もし取れたとしても再発する可能性が高いです。
様々な膿栓を取る方法について検証した記事がありますので、こちらをご参考にしてください。
>>臭い玉の取り方のメリット・デメリット
たいていの膿栓は、無理に取らなくても飲み込んでしまうため、知らないうちに取れていることが多いです。膿栓が取れるのはこんな時でしょう。
膿栓の自然に取れる時
1,会話中に、口の中にポロっと乳白色の小さな塊(膿栓)が落ちてくる。
2,えへんと咳をした時、クシュンとくしゃみをした時に、勢いで口の外に飛び出す。(口に手を当てていると、手に膿栓が付いていることも。)
3,食べ物を飲み込んだ時に、知らない間に膿栓が取れていて飲み込んでいる。
ほっておいても、膿栓には取れるタイミングがあるので、勝手に取れるまで待つのが良いのですが、口臭が気になると待てないですよね。
膿栓が中々取れない時におすすめなのは、「うがい」で取る方法です。
うがいの方法
うがいは、水を口に含み、顎を天井に向けてします。その体勢でガラガラとうがいを行います。この時、水が膿栓(扁桃の違和感がある部位)に当たるように、首を傾けてうがいをすると良いです。
・オハうがい…水を口に含み「おーは、おーは」と声を出して、最後に痰を切るようにして吐き出します。
うがいは、やり過ぎない限り喉を傷めることはないし、喉を清潔に保つことができるので、毎日でもうがいを行う方が良いです。
うがいに使うのは、水で十分です。
うがい薬やマウスウオッシュでも良いですが、膿栓を除去する効果はありません。ただし、喉をきれいにするためには、良いでしょう。
経験上、※膿栓が取れやすいのは、アルカリイオン水によるうがいです。タンパク質でできている膿栓の表面をアルカリで溶かすことができるので、水などよりも取れやすくなります。
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鼻うがいを行う人もいるようですが、膿栓があるのは扁桃なので、除去することはできません。ただし、鼻うがいによって後鼻漏や菌が洗浄されるので、膿栓の予防にはなるでしょう。
うがいによる膿栓の除去効果があるのは、取れるタイミングにある時です。
膿栓が扁桃腺のデコボコした表面に見えていない時には、うがいをしても取れないかもしれません。
(慢性扁桃炎の場合)たとえ膿栓が取れたとしても、日にちが経てば再度できることが多いです。膿栓ができないよう予防するためにも、毎日のうがいを習慣にされることをおすすめします。
>>口臭の元になる「臭い玉」の原因と対策
この記事は、口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定)の上林が書きました。
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