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【四柱推命】通根の開運期と支合についての小さな考察

下図は神田沙也加さんの命式です。日主は戊です。五行のバランスを見ると、土行は日主の戊のみ、金行は月支の酉のみ、水行なし、木行は乙、寅、寅、卯と最多、火行は丙、丁となっています。日主が戊の場合、年月日時の十二支に巳、午、未がある状態を「日主が通根している」と言うのですが、神田沙也加さんは通根していません。

細かくはいろいろありますが、日主が通根していない場合は巡ってくる大運や年運の十二支で通根する時期が開運期となります。簡単に言うと、巳年、午年、未年がラッキーということですね。

私は芸能関係はとんと疎くて申し訳ないのですが、ちょっと調べただけでも神田沙也加さんはミュージカルやアパレルで凄い活躍していたんですね。特にラッキーだったのはいつだろう、ということで、デビューと「アナと雪の女王」かなぁと的を絞りました。

デビューは14歳。2001年5月にCMデビュー、これが辛巳の年。2002年5月に歌手デビュー、壬午の年。2003年9月に女優デビュー、癸未の年。巳年、午年、未年の3連チャン。で、女優デビューの次の年、2004年7月にミュージカルデビューしていますが、当然、甲申年です。年支への通根は終わりましたが、実は大運がそれまで丙申だったのが2004年6月から乙未に切り替わっているんです。

通根しなくなっていても、それまでの努力で得た能力を発揮して活躍を続けていける、ということもあると思います。ラッキーなだけでデビューできるような甘い世界ではないでしょう。

「アナと雪の女王」は2014年3月、甲午の年です。

ちなみに、神田沙也加さんは才能豊かな一方で悩みも深かったようで、ミュージカルデビューの翌年の2005年5月から1年半ほど休業して、2006年12月に復帰しています。この復帰も通根してないかなぁと思って見てみましたが、2006年は丙戌でした。戌は土行ではありますが、戊が通根できる強さはありません。ただ、神田沙也加さんの場合、戌は時柱の卯と支合します。合した後、化するかどうか、何に化するかは実は諸説あって正直よく分からないのですが、一説に乙卯と丙戌の組合せなら火化するとありまして、なんとなく火化して欲しい気分です。

才能豊かなまだ若い人なのに、 2021年12月18日の出来事は本当に残念でした。ご冥福をお祈りします。

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