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「○○の年は…」というのを、文字通りに受け取ってはいけない。

私の人生は、「起」能力習得の2年、「承」能力発揮の2年、「転」嫌がらせされる3年、「結」新規に様々な学びを得る3年、の10年サイクルを繰り返しています。詳しくは「四柱推命の勉強を始めた理由②」をご覧ください。

四柱推命をご存じの方は、本人の日干と巡りくる年の干との関係を示す通変の名称を用いて「比肩の年はこんな事がありがちです」「劫財の年は…」「食神の年は…」等と言われているのをよくご存じと思います。

私の10年サイクルの起承転結ですが、「起」能力習得の2年が比肩、劫財、「承」能力発揮の2年が食神、傷官、「転」嫌がらせされる3年が正財、偏財、正官、「結」新規に様々な学びを得る3年が偏官、印綬、偏印でした。

一般的にそれぞれの年の傾向は次のように言われています。(勿論、本やサイトによって表現は様々です。ザクッとした傾向としてお読み下さい。)

比肩が良い時:自信がつき、独立心が起こる。
比肩が悪い時:ワンマンで独りよがりになりやすい。
劫財が良い時:新しいことにチャレンジし視野が広がる。
劫財が悪い時:気分屋で利己的、孤立しやすくなる。
食神が良い時:健康で楽しいこと好きなことに囲まれて過ごせる。
食神が悪い時:自己表現がうまくいかず、優柔不断になる。
傷官が良い時:頭が冴え、人前で話す機会が増える。
傷官が悪い時:毒舌で人を傷つける。
偏財が良い時:金運良い。現実的になれる。
偏財が悪い時:目の前の快楽に走り、出費が増える。
正財が良い時:コツコツ貯蓄できて安定収入。
正財が悪い時:真面目に働いているのに金運悪い。
偏官が良い時:仕事をバリバリこなせる。
偏官が悪い時:ストレス増える。事故、病気に注意。
正官が良い時:周囲から信頼され地位や名誉を得る。
正官か悪い時:自分を抑え過ぎて不安感にさいなまれる。
偏印が良い時:勉強に没頭できる。
偏印が悪い時:無責任になりやすく信用を失う。
印綬が良い時:知識欲旺盛、資格取得に最適。
印綬が悪い時:狡賢くなって信用を失う。

私が四柱推命の勉強で挫折してその後に再開した時に思ったのは、こういう「○○の年はこんな事がありがちです。」というのを文字通りに受け取ってはいけないということです。

例えば、正財、偏財です。財の年は金運が良いとか悪いとか、よく言われます。自営業なら業績の良し悪しが収入の多寡に直結しますが、勤め人はほぼ定額が毎月自動的に振り込まれるので、賭け事や副業をしていないサラリーマンが金運を感知するのは難しいです。

また、印綬、偏印というと学問、勉強です。私は社会人になってから大学院で2年間学んでいるのですが、この時期は比肩、劫財でした。私の印綬、偏印の年は「新しいツールだ、試してみよう」「この研修、面白そう」「このメソッド、効果ありそう、取り入れてみよう」という感じで、あまり学問っぽくないのです。ですが、確かに学びが楽しいのです。

一般論として書かれているものを自分の状況に照らし合わせて読み取る、解釈することがとても重要だと思います。

続きます。

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