
IR系AC/コラム:なんちゃらかんちゃらストックオプションのおはなし
【この記事を書いた経緯】
①:主催者のシゲマツさんはじめ、今回のコラム書く人が知り合いばっかりで、さらに前日の掲載が仲良しのリアルゲイトのナルさんだったからネタ的に勢いでポチってしまいましたw
②:以前、知り合いの投資家に「意味わからないIR開示があって、、」と質問されて、確かに
開示でたまに出てくる複雑なSOの意味わからんくて困ってる人多かったりするのかな、、と。
(これってIRの記事に関係あるやんね?ある・・・やんね?)
③:荒らしの記事でどこまで攻めたら主催者のシゲマツさんに
「今から事務所これる?ちょうど新しい事務所にサンドバックなかったんだよね?」
と言われるのか検証したかったwww
あんましイジると今度お会いしたときにボディーブロー+骨付きカルビの骨投げられそうwwwww
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さて、荒らしまくると本当に某氏にしばかれるので、冗談はさておき、
【自己紹介】
たぶん古い人しか自分こと知らなくて、「パンローの人?飲食やってる人?大御所と仲良い人?」みたいなイメージで僕のこと何者かよくわからない人が多いので、
ついに正式な自己紹介をww
ハンドルネーム:てら
投資は学生時代の2003年頃に中国株(初めて買ったのはペトロチャイナ)から始めて、2004年頃からデイトレードを始める。
在学中に数千万たまったので一旦就職せずに専業トレーダーへ。
当時はブログ活動もしていて、人気ブログランキングのデリバティブ部門では当時1位だったことも。
その頃は関西を中心に某M氏と一緒に数百人規模のオフ会を(10年間くらい?)頻繁に企画してました。その初期メンバーで仲良くなった当時はお金そんなになかったトレーダー友達の多くが数十億とか数百億トレーダーになったりとか。(それで古参の大御所の知り合いが多いw)
当初は日本株で数千万稼いで、早い頃から日経225先物やオプションへ移行。(←ここが人生の大失敗)
資産がもう少しで億に到達しようとしていた20代後半、、
アレがきたのです、
そう。。。恐怖のアレが。。。
僕の人生をどん底におとしいれた・・・
リーマンショックです!!!
当時の先物口座は翌日とかにロスカットとかのルールだったので、
なんと。。。当時は口座がマイナスになっても強制ロスカットにならなかったのです。
もちろん、僕の口座も恐ろしいことに・・・
なんと、
口座8800万円⇒-200万円にwwwww
減ったとかじゃなくて、借金です。
そんなバカな・・・
そのマイナスの精算をする為に、
当時最高級だった乾燥付きドラム洗濯機とか家のお金になるもの全部売却したのですが、
先物オプション界隈で、僕の変な噂が独り歩きして、洗濯機売ってまでトレードをした漢(オトコ)として
勝手につけられアダ名が・・・
なんと、
洗濯機男wwwwwwww
そんなこんなで、
大学も卒業して就職もせずに、もう数年経っちまってるぜ・・・お金もないぜ・・・
詰んだwww
(ここまでが第一章)
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このままだと自己紹介で記事が終わってしまいそうなのでwwww
詳しい話は割愛して、そっからの社会経験をダイジェストでw
(途中、FXで7万円が3ヶ月で5800万円まで増えて1日で0にした話とかもあるのですが割愛w)
文無しからのアルバイトから、バイト先の大手メーカーの偉いさんに気に入られて、すぐに起業して、たまたまたそこそこ上手くいって
誰もが知ってる大手企業複数社へのコンサルやエンジニアの教育とかの会社を代表として経営し、
2年後くらいには社員150人くらいになってたり、
その数年後に別の会社も起業して、
1年で300人くらいの規模とかになったりとか色々経験してきました・・・
そっから色々あったのですが、さらに一旦割愛して、、
その後、日本で初めて証券バーをはじめたH氏(ファイナンス業界の大ボス)と意気投合し、
「テラくん、上場企業のファイナンス一緒にやらへん?」
という流れになり、全然わけもわからず初めの仕事が上場企業のM&Aのディールや適時開示書いたりで、十数年間、資本政策周りを中心にファイナンスの仕事をやってきました。
IPO支援で複雑なSOの設計やったり、東証審査対応もほとんど全部やったりもしました。
最近は、IPO支援全般、企業のVCからの資金調達、IR戦略のコンサル(開示資料の見せ方やMA戦略の指南、IR説明会支援、株価対策支援とか)
と、仕事は多岐に渡り現在に至りますwww
このまま書くと30ページくらい続くので、一旦自己紹介はここまでw
なので実は複雑なストックオプションとかはめちゃくちゃ詳しいのです!
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【ここからが本題】
本題その①
本命は次に書くその②なので、こちらはチラッと触れる程度で、、
「時価発行新株予約権信託」のはなし
(信託型ストックオプション)

少し前に巷を騒がせた、、
法人課税信託を使ったスキーム
法人課税信託?なんのことかって?
わけわからないと思うので、
誰にあげるか決めてないのを、、、
あかん、、もう書くの疲れてきたwwww
税制の解説とかもしないとなのですが(税制適格とか非適格とか、公正価格の計算とか)、これ以上書くと読む方も疲れると思うので、一言で説明します!
国税局の見解が最近発表されて、『ストックオプションを売却した時に税金20%だったこれまでの認識が55%となった』のです。
数億円分とかばら撒かれまくったので、
例えば2億円もらった人で数年前にオプション行使して税金4000万払った人が、いきなりあと7000万くらい払え、、とか来るわけです。
使っちゃってたり、払えない人も続出です。
これが、なんと
企業が代わりに払ってあげるとこも出てきたりして、信託オプションを導入してた企業はもうめちゃくちゃなことに・・・(個人の税金を企業が負担すると特別損失になる)
ほんとはこの記事で、税金を個人の代わりに負担した企業としてない企業の財務資料とかチャートとかの比較とかしたかったのですが、紙面の都合上、一旦割愛で・・・(詳しく知りたい人は後日直接会った時に聞いてくださいw)
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さて、本命の
「なんちゃらかんちゃらストックオプション」のはなし
本題その②
とある某勉強会にて、某あ〇ちさんという専業トレーダーのお方から、
某氏「テラさん、オプション詳しいって言ってましたよね?この開示なんなんですか?マジわけわかんなくて。。。」

てら「ふぁwwwwえwwwwちょwwwおまwwww」
ファシリティなんたらとかイミフwwww
最近流行りのファシリテーターか?www
こんなん専門の自分でもなんのことやらって感じなので、ファイナンス関与してない人からすると何書いてるのか?って思いますよね、
一番最初に戻るんだけど、
これがコラムを書いた理由
こういうのをわかりやすく解説してみたかった
あ、、、
ああああああwwwwww
てか、最終章書いてて今気づいたんやけど、
新株予約権も入ってるけど、自己株買い付けの話やんww
これ、ストックオプションの話ちゃうやんwwwwwww
んでも解説しますwww
すぅー(息を吸う音)
『自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け並びに第三者割当による第4回新株予約権及び第5回新株予約権の発行に関するお知らせ(ファシリティ型自己株式取得(Accelerated Share Repurchase)による自己株式の取得』
長いwwwタイトルが長いwwwwもう読む気すら失せるwww
『ファシリティ型自己株式取得(Accelerated Share Repurchase)による自己株式の取得』
とは何なのか?
Accelerated Share Repurchase=加速型自社株買い
つまり、、文字通り、
加速型=一気にたくさん
すなわち、
『一気にたくさん自社株買いをします!』
という意味になります!
『ToSTNeT-3』とは
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)は、東京証券取引所の立会外取引の一つであり、買方を発行会社に限定した自己株式取得専用の取引です。 ToSTNeT-3を利用する場合、買付日の前営業日に東証に届出を行い、当該届出に基づき東証から取引価格(原則として前日終値)その他の必要事項が発表されます。
つまり、東証において、自己株買い専用の立会外取引ってのがあって、それを利用して『一気にたくさん自社株買いをします!』って意味ですね。
『一気にたくさん自社株買いをします!』したら絶対株価あがるやんwww
んでも、新株予約権って文字が、併記されている、、、
新株予約権は内容や発行価格・株式数によって株価にどう影響あるかは全然違うので細かくみてみなければあがるか下がるかわかりません。

よくよく確認してみると、このASR取引と呼ばれるものは
①当初取引②調整取引の二つが存在し、
①で市場外の特殊な取引で証券会社からの貸株などを含めた株式を企業が一旦一気に自己株として取得し、
②その後、証券会社がその貸株を買い戻すのに、証券会社が損しないように新株予約権で調整する
という必殺技っぽいです。
なんでこんなことするのかは、
一般市場でのオークション方式で、板が薄い銘柄だと、買いたい量が買えない(ストップ高連続とかしちゃうので取得価格が高くなりすぎる)
ので、この方式だと市場外なので株価変動を抑えて即時で自己株が取得できる
つまり
自己株を大量に取得する=株主還元の強化を行いやすい(比率がアップするので)
取引コストをあげずに上記を行うことができる
全体の地合いとかもあるので、一概にこの開示で下げたのかは他の事例もみてみないとなんとも言えませんが、

自己株買いは買収防衛策になる反面自己資本比率が低下するというデメリットもあったりなので、企業の本当の意図によって株価に与える影響は違うかと思います。
結論
ファシリティなんたらかんたらとは、自己株を証券会社などの貸株などを使って一気に取得する方法であり、長期間かけて新株予約権などで株価調整を行う取引である。効果としては(長期的な目線でみれば)普通の自己株買いと同じである。(たぶん)
結局は、企業の自己株買いの目的がなんなのかを判断しないといけないということですね・・・
くっ・・・選んだテーマの内容が複雑すぎて、わかりやすく解説もできなかったし、何しに記事を書いたのかよくわかりませんがwwwww
今後はもっとわかりやすいように精進して参りますwww
普通のストックオプションについて解説すればよかったと後悔しかないwwww
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【イベント告知】
あ、そだそだ
IR系の記事書いたのは、これもあったからやww
2025年3月1日(土)
投資戦略フェア(東京)
東京ドームシティにて開催します!
ちなみにとんでもない大物ゲストが出ますwwww



ちなみに、
大人気講師のミニセミナーをセットにして企業IRの説明会も同時開催してます!
(人気講師とセットなので説明会の集客力は強いですし、オタク投資本出版社の企画なので集まる個人投資家層も日本で最高レベルかと思います。)
ご興味ある企業様は私のDMまでご連絡頂ければと思います。
パンローリングさんと一緒に企画運営してます。
(もしくはパンローリング長沢まで:nagasawa@panrolling.com)
ではまた東京ドームシティでお会いしましょう!
ノリでポチってしまい、駄文での荒らし行為、申し訳ございませんでしたww
お読み頂き、ありがとうございました!
また機会ございましたら、どこかでややこしいファイナンス開示の解説とかしたいと思います!
てら
明日の記事は『とらのもん会計士』さん、宜しくお願いします!