漢字検定準1級に受かるまでの軌跡
漢字検定準1級R6-1に合格しました。
せっかくなので今までの軌跡を遺しておこうかと思います。
受かってから書き殴るまで3ヶ月も経ってしまった。特に内容はないよ。
10年前
当時から漢字が好きで、特に訓読みと部首が好き。
反面、音読みと同音異義語と四字熟語に対しては苦手意識がある偏食家。
テレビ番組などで、クイズ映えしそうな難読漢字ベタの知識は常にインプットし続けていた。
部首の揃った熟語もコレクションしていた。
その過程で、準1級や1級の漢字や語彙にも常に触れていた。
漢検準1級に受かりたい願望も下火ながら常にあったけど、それに向けて対策などしていたかというと否だった。
2020年
なんか急に目標が欲しくなり、ここで初めて漢検準1級対策の問題集を購入。
旺文社の『漢検ポケットでる順 準1級』
その名の通りポケットサイズなこともあり、バッグには常に入れていたと思う。
しかし持ってるだけで勉強した気になってしまったのか、お得意の訓読みゾーンだけ赤シートで浚って他はあまり見てなかったと思う。やる気あんのか。
そして去年、2023年3月
突然、タイのドラマにハマりました。
アマプラのオススメに突然湧いて出てきたのをうっかりクリックしてしまったのが運の尽きです。
いや、漢検じゃないんかい。
そしてタイ語を勉強し始めます。タイ語の参考書と単語帳を買います。ここから1ヶ月ほどはタイ語の勉強に専念しています。
タイ語を勉強していくうちに勉強欲が刺激され、ここで漢検準1級に向けた勉強をしたい欲も突然復活しました。
ここからやっと本格的に漢検準1級の勉強に着手し始める。
とりあえず電車でサッと勉強したいので、アプリをいくつか入れた。
まずはお得意の読み問題をやりたいと思い、準1級の読み問題を勉強できる下記のアプリを導入。
橙がトレードマークの『漢検・漢字検定準1級 難読漢字クイズ』
紫がトレードマークの『漢字検定1級・準1級 読みがなクイズ』
電車や空き時間で全部正解するまで1周。
上記が終わり、読み問題以外もアプリでやりたいと思って下記を導入。
黄色のふちと黒がトレードマークの『漢字検定準1対策』
緑がトレードマークの『漢検準1級 - 漢字検定対策問題集』
2020年に買った旺文社の参考書も使う。
また、調べたら皆が皆オススメしているナツメ社の『史上最強の漢検マスター準1級問題集』ってやつも買って勉強に取り入れる。
あとは『WordHolic』という単語帳アプリも使った。
とりあえず読み問題をまた1周。
その後に通常の書き問題も1周。
次に苦手意識のあった四字熟語を1周。
という調子で分野ごとに周回してた。
四字熟語には昔からずっと苦手意識があったけど、いざ勉強し始めてみたら四字熟語の1つ1つにちゃんとストーリーがあるから、むしろ覚えやすくて好きになっちゃったよ。もっと早く君のこと知っときたかったよ四字熟語くん。
2023年8月
しばらくはタイ語と漢検準1級を同時並行で勉強していました。しかし、新しいことを同時に2つ勉強するのはやはり無理がくる。
漢字検定準1級R5-2に申し込みました。退路を断ちました。
それと同時に、漢検の勉強に専念するため、タイ語の勉強を一時中断することにしました。
漢検の勉強に火を付けてくれたタイ語、ありがとう。
2023年10月
漢字検定当日です。
結果は8点足らず不合格。
※200点満点中160点で合格
原因はわかりきっていました。
読み、書き、四字熟語、故事成語、めっちゃ勉強頑張りました。予定通り。
共通の漢字と誤字訂正は最初から対策を捨てていました。予定通り。
類義語と対義語、こいつの対策にまで手が回りませんでした。
あと8点なんて、対義語・類義語であと4問書ければ届いていた。
類義語と対義語まで勉強が間に合っていれば受かっていた。
うーん、絶対に受かるという自信があったわけではないけど、いざ不合格になってみるとやっぱり悔しいなあ。
2024年2月
次の試験、漢字検定準1級R5-3、その当日。
初受験で悔し涙を飲み、リベンジに燃えているのかと思いきや、下手に初受験であと8点という絶妙な点数を取ったおかげですっかり舐め腐り、前述のアプリや問題集をさっと流しただけで試験に挑もうとする阿呆の姿があった。
その結果は合格まであと19点とかいう大爆死。漢検はそんなに甘くねえ。
この4ヶ月間は黒歴史です。
2024年6月
この4ヶ月間はまた真面目に勉強。
まずは漢字検定公式の『漢検漢字辞典』と『漢検四字熟語辞典』と『漢検要覧』を購入して教材に仲間入り。
は? まだ買ってなかったの? そりゃ落ちるわ。
そして前々回のときに手が回らなかった類義語・対義語にまず着手して1周。
その後は全部の分野をできる限り周回。繰り返し間違えてるやつに絞ってまた周回。
対策としては捨てているが、誤字訂正や共通の漢字も完全に捨てる前にとりあえず1周。繰り返しはやらないけど、この1周で拾える問題もあるかもしれない。
次第に既存の漢検対策アプリや単語帳アプリだと、機能として痒いところに手が届かないことが多くなり、ついに漢検対策用のアプリを自分で開発。繰り返し間違える問題をアプリに取り込んでまた周回。
そして漢字検定準1級R6-1、試験当日。
自己採点して満足の出来栄え。その結果は171点で無事に漢字検定準1級に合格!お疲れ様でした!やったー!
エピローグ
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
今は漢検1級の勉強もとりあえずやってるけど、音読みがマジ魔窟すぎて受かるまで何年かかるのか先が見えないよ。
あとタイ語の勉強も少しずつ再開しているよ。