過去から今へ
他所のブログで書いていた記事の移植。
見返しみれば、なんでこんな表現を…なんて思ったり、今の心情と違ったり。納得のいかない部分も多いけれど。間違いなく私の言葉。消してしまいたくはない。2019年当時の生活にて
どんよりと曇る空、冷ややかな風。天気は心地よいのに、心は淀む。
何もしない。何も出来ないまま、仕事を辞めて丸一年が経った。
その間、多くの人が「あれをしたら」「これをしたら」と沢山のアドバイスをくれた。
ほぼ全て、無視した。
愚かだと思う。でもきっと明日も変わらない。この先も。だから何も出来るようにならず、何もしないままなんだ。負い目を感じる毎日。なんとなく家の中を片付けてみたり、掃除をしてみたり。ハンドメイドも稀に。フリマに出品。ブログを書き始める。ゲームしたりTwitterしたり。
全部が逃げだ。
家の中でだって隠れている。外から見えない場所。私室。そういった場所に引きこもる。誰からも感知されたくないと怯えているのはさながら、逃亡犯のようで。笑えてくる。自分の惨めさが際立つ。ちっぽけで。何も出来ない。しない。無力で、生きている価値がないのになぜ、生きて。無意味な問いかけ、今日も誰の耳にも入らない。声にすらしないのは慣れからか。
朝から通勤路を歩いてきた。忘れ物を届けて、ついでに流行りの位置情報ゲームで歩数を稼ぐため。月曜の朝から…もっとも、仕事を辞めてから勤務も休みもないのだが。皆が仕事に行く中、私は。それを望んだのは私だ。だから幸福でなくてはいけない。不幸は権利だが、幸福は義務だ。
今日もきっと何もしないままに終わる。ただ命と預金を食い潰すだけの毎日。実りをもたらさないものは、雑草として刈り取られる。私のせいで、私に関わる人がみんな恥をかく。いたたまれない。息が詰まる。けれどそれも、声にはしない。鏡も見ずに書き出したこれが、今の私の姿。