峯田茉優さん朗読劇の好きなところ
憤怒の猛将ダイダロスを進化!
来やがれ!俺の切り札!
みなさんこんにちはバロムPです.
いつか"推しを倒す"と誓った男です.
そしてこちらが私の推しです(もう満足)
突然ですが皆さんは,推しの朗読劇を経験したことはありますか?まだ経験したことがない人は強がらずに素直になりましょう
推しの朗読劇に
それでいいーーーーーー!!!!!!!
ところで,推しの朗読劇に参加したことがある人はわかると思うんですが,「推しの朗読劇でしか得られない栄養分」というものがあると思うんです.特に,声優さんといえば声を使って演技をするというのが主なお仕事ですが,劇場のの緊迫した空気感の中で繰り出される,表情や身振り手振りを使った声だけでない生の演技を見られるというのが朗読劇の特徴ではないでしょうか.普段はキャラクターの声を演じ,キャラクターに命を吹き込んであげる一人の役者ですが,朗読劇に行くことでその人への印象が変わったなんてことはよくある話ですね.大丈夫です.朗読劇は怖くない.
というわけで峯田茉優さんの朗読劇の魅力をお伝えしたいと思います!!!!かくいう自分は,2021年にだまゆさんにどっぷりハマったオタクなので全ての朗読劇をリアルタイムで追ってきたわけではないですが,劇場で見ることのできる朗読劇や舞台は全て観劇してきたので,当時の台本やパンフレットを見返しつつだまゆさんの演技の好きなところや見てほしいところなど,推しポイントを話していこうと思います.
下記に,2024年12月時点での峯田さんの出演作品を時系列順に列挙しました.番組イベントやリリースイベントなどの朗読パートは割愛し,朗読劇や舞台として謳っているイベントのみの抜粋となります.
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※注意※
ここから先は朗読劇の内容にも触れるので
ネタバレNGの方はブラウザバック推奨です.
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峯田茉優さん朗読劇の推しポイント
まず初めに,だまゆさんが役を演じる際の特徴についてお話していこうと思います.特長というより癖みたいなものが近いかもしれません.これについては演者さんによってそれぞれ違うと思いますが,どの朗読劇でも私が感じた共通の特徴をお話しします.
まずひとつ目はこちら
ヨイショーーーーー👏👏👏👏👏👏これありますねえ!!!そうなんです,あまり見ようとしない姿勢が凄いんです.台本.もちろん舞台ではないので全く見ないというわけではないんですが,出来るだけ台本を見ないぞという姿勢が演技にめちゃくちゃ出ています.例えばセリフの冒頭だけ台本を見て,そのまま客席の方や演者の方を向いてセリフを言ったり,自分のセリフだけでなく,他の人が演じている間も,その人の方を向いたりすることがあったりするんです!!!それだけ物語の世界に入り込もうとする姿勢が本当に凄いです.だまゆさん自身も舞台やミュージカルが大好きで,一度出てみたいと仰っていたこともあるので,役者としての立ち振る舞いについてとても研究されているんだと思います.
ふたつ目はこちら
ヨイショーーーーー👏👏👏👏👏👏これもありますねえ!!!そうなんです.突然現れるんです,"いつものだまゆさん"が.もちろんこれは,だまゆさんが全力で何かを楽しもうとする姿勢が凄いと言う意味で推しポイントなのです.朗読劇では,中盤の中だるみを防止するため(?)なのか,よくアドリブパートみたいなものが設けられています.演者さん達はこのパートで笑いをとってなんぼ,みたいな風潮がありますね.男性の役者さんが出てる場合は,切り込み隊長にされることが多いです(笑).このパートでは,出来るだけ役を保とうとするも,ついつい素が出てしまうところが多いです.
ちなみに吸血鬼ドラキュラでは,事務所の先輩の鈴木 崚汰さんやオバラジで共演している中島ヨシキ先生に「だまゆちゃんもどう?(真顔)」と無茶振りされかけましたが,上手に回避してました.当時あの場でいきなり無茶振りされるのは流石にハードル高い😭.最近だとどうだろう.他にも,アルセーヌ・ルパンでもフリートークコーナーで男性声優陣から影山ヒロノブと言うワードが出た瞬間,麗しい女性を演じていただまゆさんがオタクの顔つきしてたのを見逃しませんでした.
最後に,ネコたん!弐では,涼本あきほさん演じるレンさんの歌唱パートで,それはそれはもうオタクの奇声を上げて応援するだまゆさんの姿が,おっと誰か来たようだ.と言うことで,今後も,ありのままの自分を曝け出しちゃってください!
それでは,ここからだまゆさんの朗読劇で特に印象に残っている作品を3つ紹介させて頂きます.
峯田茉優さん朗読劇の好きなお話3選
「君の小説に登場する僕は」
こちらは恋愛モノのストーリとなっており,非常に大人びただまゆさんの容姿や演技を見ることができることが特徴です.そして,当時この作品を見た私の中身のない感想がこちらです.
ちなみに朗読劇の会場でメモを取るのは至難の業なのです.会場内は真っ暗で,ボールペンの感覚を頼りにメモを残すしかないです.何?その瞬間の推しの演技に集中しろって?忘れちまったら意味ねえだろうが!!←忘れるお前が悪い.というわけで早い段階で心眼を習得したワシに死角はない.
この朗読劇の推しポイントはやはりだまゆさんの髪型.他の日の演者さんの集合写真を見て思ったのですが,台本に書かれている一花の髪型に寄せていたのはだまゆさんだけだったと思います.身も心も役に寄せていく.このあたりは本当にいつも徹底しています.そして,普段あまり見ないような大人びたメイクや髪型のだまゆさんが特徴的でした.チョクメでもありましたが,シーンごとに年齢も変わるので喋り方や声色を工夫していたみたいです.
では物語の概要に入ります.この物語は,漫画家志望の主人公「優斗」と,大手の書店で働く優斗の彼女である「一花」のお話です.結論から言うと,一花の死を回避するために,奔走する優斗のタイムリープ物語となっています.優斗はある日,「かこみらい」と言う古本屋に立ち入り,そこで一冊の本と出会う.その本には一花とよく似た女性の物語が描かれていて,その本に書かれている内容通りの展開が現実世界で起こってしまうことを目の当たりにする優斗.そしてその本には,一花とよく似た女性が最終的に病気で亡くなってしまうという内容が描かれており,つまり一花は遠くない未来に病気で亡くなってしまうことがわかります.古本屋の店主曰く,三度までなら本の内容(過去)を書き換えることができるとのことで,なんとか過去を書き換えて,一花の死という結末を変えようとする優斗のお話です.SFチックな展開ですが,恋愛モノのストーリーとしてはとても面白かったです.それでは物語の内容を踏まえて,演技の話をしようと思います.
二度目の過去改変に失敗した後,一花が亡くなってしまう時のシーン.だまゆさん感情を演技に乗せるのがうますぎ問題.セリフ冒頭部分では冷静な感情で表現し,中盤以降では,もう会えなくなることを実感したかのように哀しみの感情を乗せる.優斗への未練を,声色ひとつでこんなに感情をはっきりと使い分けることができるのかと,衝撃を受けました.
一花を助けるために,物語の内容を変えようとしてもうまく未来は変わらない.店主が内容を確認すると,この物語の結末を変えることはできない(早く言え).ただし,彼女の大切な間柄の人ならば身代わりになることができると.最終的には,一花の代わりに優斗が死ぬという物語に書き換えることで一花の死を回避するという展開となります.命日の日は,ずっと一緒にいるわけではなく,優斗が外に出かけ,一花がそれを見送る.優斗を見送った後,部屋の掃除をしていると,優斗との思い出が蘇り,諦めきれずに優斗のところへ行くことを決意する.
そして,道で倒れ込んでいる優斗を見つけた時のシーン.ここのだまゆさんの渾身の泣き演技の話をしたい.前半部分のセリフでは,まだ必死に諦めずになんとかしようとする姿勢を見せますが,中盤あたりから徐々に涙を見せ始めます(俺が).最後の最後まで泣かないと決めた一花が,我慢できずに優斗への思いを爆発させる.自分の代わりに命を落としてしまうことを知っているからこそ,その辛さや哀しさが演技に乗っているように感じました.実際自分の立場に置き換えてみると,なかなか割り切れるものではないなと思います.身も心も役に打ち込むだまゆさんは,一体どこまで自信を一花に投影して,どんな気持ちで泣いていたのか気になります.
この物語の結末は,一花が最後に物語に「優斗との子を授かる」という一文を付け加え,自分のことを命懸けで守ってくれたように子供のことを命を懸けて守っていくことを決意して幕を閉じます.哀しい結末で終わらないのがまた良い朗読劇でしたね.
「ネコたん!〜猫町怪異奇譚〜 シリーズ」
ネコたん!は現在2作品が上映されており,1作目では龍石李依役を,2作目では阿修羅飄役を演じておられます.同じシリーズなのに演じる役が変わってしまう理由は,1作目で演じていた龍石李依は,終盤に主人公のソマリを庇って命を落としてしまいます.その時の泣き演技が死ぬほど良かったので後述します.
1作目で演じた龍石李依といえば,あたおか猫(頭おかしい猫)と噂されるくらいにはとても癖の強い役でした.だまゆさんも,こういった癖の強いキャラクターを演じるのがとても得意なように感じるくらい役にハマっていたと思います.ちなみに,ネコたん!の脚本家さんに,配役を考えてる時に,だまゆさんは龍石だなって真っ先に決まったと言われたそうです.過去の朗読劇の脚本家さんと担当者が同じらしく,そこの繋がりが仕事のご縁に繋がった事例です👏👏
2作目で演じた阿修羅飄は,1作目とはまた違った癖のあるキャラで,こちらも独特な喋り方をする役でした.
李依ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!こちらはだまゆさん演じる龍石李依が主人公のソマリを庇って命を落とすシーンのセリフ.雨宮将太は李依とかつて猫町警察最強コンビと呼ばれるくらいには腐れ縁の関係でした.そして,そんな癖の強いキャラクターですが,命を落とすシーンでは雨宮がいつも吸っているタバコと同じ銘柄のタバコがポケットから出てきます.タバコを吸わない李依がお守りとして持っていたことを雨宮に伝え,最後に彼の名前を呼んでそのまま息を引き取ります.ここの泣き演技がすごく良かった.龍石李依は日によってキャストさんが変わり,男性ver.と女性ver.の世界線があるため,このシーンは恋愛感情ではなく,相棒として,幼馴染としての感情を演技に乗せていたのかなと解釈しています.最後の名前を呼ぶセリフでは,息絶えそうになりながらも涙とともに悲しい気持ちを演技に乗せていたのがとても凄かったです.
2作目の物語の概要は,だまゆさん演じる阿修羅飄の迎賓館に招待された猫が,1匹ずつ姿を消していくという事件の謎を追う物語となっている.ちなみに事件の犯人は阿修羅飄本人で,最終的にはソマリの説得によって改心する.
数年前,両親を死に追いやった阿修羅飄に復讐しようとするレンでしたが,実は両親を追い詰めていたのはレン自信だったことを突きつけられるシーン.こんなに役にハマった演技を見たことがあっただろうか.だまゆさんは狂気に満ちたキャラクターを演じるのが得意な印象を受けました.目をぱっちりと開け不気味な感じを全面に表現し,セリフの言い回しも凄く豪快に,かつ悪者っぽく.だけど,その様子は凄く活き活きとしていました.前作でもあたおか猫と言われてましたが,今作でもまた違った路線でピッタリとハマった役柄だったと思います.
ソマリに急所を攻撃され,苦しみのあまり悶えるシーン.ここの悶え方がめちゃくちゃ苦しそうでリアルだった.割とマジで吐きそう?吐いてるくらいリアルな演技だったと思います.後半部分は,主人公のソマリに阿修羅財閥のトップでありながら誰からも好かれていない・愛されていないことを指摘され,改心するシーン.
ネコたん!弐の推しポイント.両親を追い詰めていたのは自分だということに気づき,簡単に死を選ぼうとしたリンを雨宮が本気で叱りつけるシーン.だまゆさんのセリフではありませんが,上述の通り,前作でだまゆさんが演じていた龍石は主人公のソマリを庇って命を落とします.前作の雨宮と李依のコンビの絆があったからこそ,雨宮の言葉の重みが非常に増しました.この時,阿修羅飄さん(だまゆさん)は話の流れ上,皆に謝罪をしてお辞儀をしている状態だったので,顔が見えなかったと言うのもポイント.前作で龍石を演じていただまゆさんがどんな表情で、どんな気持ちで雨宮のこのセリフを聞いていたんだろうかと考えると少し泣けます.
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」
この朗読劇はだまゆさんの朗読劇の"起源にして頂点"の作品です.どれかひとつだけ選べと言われたら迷わずにこの作品を選びます.この作品は,自分にとっても初めて劇場で見る推しの朗読劇だったこともあり,思い入れが強いです.だまゆさんにとっても,初めての劇場での朗読劇だったので,かなり気合いが入っていたのではないでしょうか.そんな補正を抜いたとしても,だまゆさんの全ての朗読劇の中で一番心を動かされたし,一番泣いた.本当にめちゃくちゃ泣いた.
この物語は,同性愛者の主人公である安藤純と,BLを愛する純のクラスメイト三浦紗枝の恋愛ストーリー.だまゆさんはヒロインの紗枝を昼夜共に演じました.演技の話をする前に,凄く悔しいエピソードがあって,当時だまゆさんが出演する日は9月3日のはずでしたが,9月2日の出演者である幸村恵理さんが体調不良により代打で出演することになりました.平日の急遽アナウンスということもあり,流石に私は参加することはできませんでした.この日の演技について,何か詳細な情報を覚えている方は是非お聞かせください.オタクから一生マウントを取られ続けてて死んでます.
久々にカノホモの台本読み直すかと思って開いたら,当時のメモ書きが出てきました.まだメモ帳じゃなくてA4の紙に書いてた頃のもので懐かしくて泣きそうになりました.
それでは物語の内容に触れつつ,だまゆさんの演技について触れていこうと思います.この話は,タイトル通り同性愛をテーマにした物語で,終始マジで話が重い.
序盤は同性愛者であることを隠している純に,腐女子の紗枝が徐々に惹かれていき告白するという展開.当時は,八宮めぐる役の峯田茉優さんと言う側面しか知らなかったのですが,こんなにお淑やかな演技をする人なんだ…と衝撃を受けました(失礼).立っている時の姿勢が凄く良かったし,楽しそうに振る舞う姿は演技には見えないくらい自然な印象を受けました.楽しそうにしてる姿はたくさん見てきたので,演技ではなくありのままを出していたのかなと思います.
純はインターネットで知り合った同じ同性愛者の友人に,常日頃から気持ちや境遇を相談していたのだが,その友人がある日自殺してしまう.そんな現実を忘れさせてもらうためにもう一人の男性の恋人(?)とキスをしているところを紗枝に見られ,純が同性愛者であることがバレてしまうシーン.このシーンは息をするのを忘れてしまうくらい引き込まれました.だまゆさん本気で怒ったらこんな感じなのかな?感情的になって怒るよりかは,冷静に激詰めされそうだ…(嘘ですごめんなさい).冷静さを保とうとするも,恋人がなぜ同性の男性とそんなことをしていたのか,理解できない苦しさと怒りの感情が混ざり合った演技でした.
同性愛者であることが学校中にバレてしまい,学校の同級生にも否定され純は教室の窓から飛び降りてしまうシーン.そんな純を呼びかける紗枝のセリフも虚しく純は窓から飛び降りてしまう.純をこんな状態にしてしまった自分への責任と後悔が入り混じった叫びでした.
その後,一命を取り留めるも,今回の件を受けて,同性愛について学校内で議論になる.学校生活に簡単に戻れなくなってしまった純に対して,自分がコンクールで出した作品が表彰されるところを見てほしいと終業式に来るように伝え,物語はクライマックスへ.ここから,終業式で紗枝の名演説が始まります.
峯田茉優さんの朗読劇で"起源にして頂点"である所以は,全てここに詰まっていると言っても過言ではない伝説の名シーンです.演技を見て泣くとかそんな次元じゃなくて,劇が終わった後しばらく放心状態で動けなかったほど素晴らしいシーンでした.この演技のすごいところは,このまま台本約6ページに渡ってずっと喋りっぱなしが続くんです.後半は号泣しながらそれでも演説を続ける紗枝(だまゆさん).自身がBL好きなことをみんなの前で暴露し,どう言うきっかけでBLが好きになったのか.BL好きがバレたせいでクラスで孤立したこともあったり.BLをきっかけに純と出会ったこと.純に恋をしたこと.純と付き合って本当に幸せだったこと.純に抱いてもらえなかったこと.純が同性愛者だと言うこと.純が一体何に苦しんでいたのか.純の気持ちを理解してあげられなかったこと.純を守ってあげられなかった後悔.そんな純のことが大好きだったこと.全ての思いを込めて,だまゆさんが感情をぶちまけます.泣き演技とかそんなレベルじゃなくて,顔中涙や鼻水だらけになってもそれでも演技を続けます.シャニ3rdの最後の挨拶でもだまゆさんは涙を流していましたが,涙の量で言うと比べ物にならないくらい,今まで見ただまゆさんの中で一番泣いてたと思います.この人ってこんなに泣くんだ…こんなに感情を露わにして演技をするんだ.こんなに演技に対して真摯に向き合う方なんだと.
紗枝はこのセリフを言い終えて,大粒の涙を流して言葉を失います.次に友人のセリフが入るのですが,夜の部ではこの友人のセリフが入るテンポが少し遅れます.当時は何やってんの!?って思いましたが,冷静になって考えてみると,だまゆさんの演技に思わず夢中になってたんじゃないの?って思うようにしています.それくらい凄かった.
これは推測ですが,この時期くらいから,朗読劇の練習が始まったのかなと予想しています.
そして朗読劇が終わった後のだまゆさんのツイートがこちら.
このツイートを見て,改めて役者としても本当に応援したいなと思うようになりました.役に対しての向き合い方が好きすぎる.あとはチョクメでも記載がありましたが,純のことが本当に大好きだったと.身も心も役に入り込もうとする姿勢も本当に素敵だなと思いました.初めての朗読劇ということもあったんでしょうけど,ここまで自分の仕事・役について真摯に向き合う姿を見て,沼にハマってしまったんだと思います.唯一心残りがあるとすれば,配信がないので二度とこの光景を見ることができないということです.文章だけで伝えるのはやはり無理がありますが,少しでもだまゆさんの役者としての熱量が伝われば嬉しいです.
そういえばドラキュラの台本も結構ボロボロでした!こういうの見れるとファンとしては非常に嬉しいです.
他にも話したいこと
他にも色々話したいことはあります.例えば「モンテ・クリスト伯」は物語の展開が超熱かった.上官に騙されて牢獄に閉じ込められるも,復讐のために牢獄でファリア司祭の修行を受けてめちゃくちゃパワーアップして,最終的にはだまゆさん演じるメルセデスと結ばれるところとか.後は,「若きウェルテルの悩み」では,既婚者のロッテにガチ恋したウェルテルを見て(ワシはこうはならんとこ….)と改めて固く決意したところとか🤔.言い出すとキリがありませんが,話を少し変えて,ここでは2つの舞台について触れようと思います.
舞台「LIAR GAME murder mystery」
こちらは,台本なしの即興舞台になります.演者さんには配役が与えられ,その役を演じつつゲームや物語を進行していくという挑戦的なエンタメになります.だまゆさん自身も,舞台が大好きでいつかやってみたいと仰っていたので,とても良い機会に恵まれたのではないでしょうか.
昼の部ではアスリート役,夜の部では警備員を演じました.夜の部の役が好きです(チョロい).特に困り眉なところが好きです.
こちら内容についてはネタバレ厳禁のため触れませんが,本当にその場の即興で物語が進んでいく感じでした.ゲームを通じた演者さんの性格についての考察や,咄嗟の反射神経や演技力など様々なものが試されていました.だまゆさんの立ち回りは,状況を整理して演者さんや客席の人へ分かりやすく伝えることで,物語の進行を支えているような立ち回りが多かった印象でした.あと,誰かに指摘されたり,心理戦で負けた時には,結構しっかり落ち込んでいるのが顔に出ていたのも印象的でした.後は渕上舞さんにあそこまで煽りを入れられる人はそうそういないと思います(笑).昼の部で演じたアスリートは,気の強いお姉さんキャラで,夜の部で警備員は清楚で大人しい女性に見せかけて実はサイコパスキャラでした本当にありがとうございました.また,心理戦を行うシーンもあり,だまゆさんの状況に応じた表情の変化については研究させて頂きました.あんまり役に立たないかもですが.
「セント・メグル・タイム-ぼくらの時空転々記-」
この舞台のシーンには各声優さんごとにアドリブのシーンが設けられています.下記のように,声優さんごとに略歴やキャラクターの台詞など,アドリブを求められることになるのですが,修理屋のまねださん(だまゆさん)はアイドルマスターシャイニーカラーズの八宮めぐるさんのセリフを求められていました.
だまゆさんが八宮さんのセリフに選んだのはこちら.
自信ないです.当時の記憶を頼りに書いてます.違ってたらすみません.台本を見た感じ,シャニマスの演者さんの中でアイドルをアドリブで演じたのは,だまゆさんとりょんちゃんでした.あきちゃんは別の役だったっぽい.
全体的にはナレーションがメインだったため,実際に台本なしで,舞台に立たれていたのは一部でしたが,マダミスとは違って台本を見ずに体全体を使って演技をする舞台を学べる良い実践になっていたらなと思います.キャストさんは,だまゆさん以外は基本的には舞台役者さんがメインのキャスティングでしたが,役者として声の重要性が大きく現れていたと思います.声で感情を表現することに関しては,だまゆさんの存在が圧倒的でした.
パンフレットについて
朗読劇の物販コーナーで時々売られているパンフレットには,意外と重要なことが書かれていたりします.例えば,「アルセーヌ・ルパン」のパンフレットには,朗読してみたいお話のジャンルについてのQ&Aがあります.だまゆさんは,ホラー作品に挑戦してみたいとコメントされており,間の取り方や息遣いで,いかに不気味な雰囲気を醸し出せるのか,いかに「怖い」と思わせることができるのかに挑戦してみたいと記載があります.そしてその約10ヶ月後に,吸血鬼ドラキュラというホラー作品への出演が叶っており,やりたいことを着々と実現していることが分かります.
そして,「君の小説に登場する僕は」のパンフレットには子供の頃の夢について記載があります.だまゆさんの子供の頃の夢はロボット開発エンジニア.クリスマスにサンタさんからもらったロボット図鑑の中にあった「HRP-2」というロボットに一目惚れしたことがきっかけでした.役者になった今でもたまに産業ロボット展に参加しているとのこと.全部カルカルロボット部でも触れた内容じゃん!!というわけで実はパンフレットに記載されている内容でした.
隣の人がしっかり「HRP-2」って答えてた時のワイ
若きウェルテルの悩みのパンフレットでは,ささやかな幸せを感じる瞬間についてのQ&Aに対して,「新しい季節の花を見つけたとき」とコメントされております.季節の変わり目で,よくお花を見つけたツイートをしていることが多いですが,ささやかな幸せを感じておられるのかなと思っております.
終わりに
朗読劇の回を重ねていくたびに,役者としての貫禄が増していくだまゆさん.まだ生で演技を見たことない方は,是非一度,劇場へ足を運んでみることをお勧めします.そして二度と帰ってこれなくなってください(世界一悪い顔).
推しの涙を見て,感情をぐちゃくちゃにされる良い人生でした.バロムPの次回作にご期待ください.峯田茉優さんの朗読劇はいいぞ!!!