見出し画像

2022.12.8 nakaitoshifumi live at eggman ライブ備忘録

公演情報

nakaitoshifumi live at eggman
ゲスト:鷹を肩に乗せた男 ほか
(平沢進/会人SSHO/折茂昌美/小西健司/ユージ・レルレ・カワグチ/秋葉隆)
2021年12月8日(土)
開場 17:00/開演 17:30
渋谷eggman キャパ90程度 自由席 ¥2500(+1d) sold out

かわいらしい手書き文字でした

ライブ当日

10月・11月とRBJT2022で全国を渡り歩いた後、その〆のように行われたオールスター感謝祭。感染症対策の観点から座席が間引かれており,キャパが通常の半分の90席になっていました。入口には1号さんのマゼンタバリカタピックが!

SHOPEVOのおまけでついてくるピックとは別バージョンのようでした

後日配信もあるとのことで、360°カメラや定点カメラも入っていました。

1. rayoff 序盤から飛ばしていく!nakaitoshifumiの得意曲で一気に観客を引き込む。「こんばんは、nakaitoshifumiです」と挨拶してからの2. Offset。3. seas、4. mediumもライブアレンジが入る。seasのパルス音が心地いい。mediumでは特にしっかり子音が聞こえる歌い方をされていました。5. pragmamme ここから2曲、会人SSHOがチェロで参加。あやしげなイントロから始まり、重厚感のあるチェロの音色とよく伸びる声で次の曲へとつないでいく。6. area(another side)ハ長調の新アレンジ。後日公開された動画ではanother sideとの表記がありました。中井さんはハンドマイクに切り替え。7. Sync ここで折茂さんが参加。透明感があり落ち着いた歌声。サビとアウトロは中井さんが担当。そして舞台にスタッフさんが出てこられたな、と思っていると中井さんがそっと「松村さんです」と紹介。控え目に観客が拍手すると「しー、怒られるから…」とこっそり教えてくださいました。8. 新曲(Unit 09)後日公開された動画で曲名が明かされました。ギターをHammondに持ち替え演奏。少々ダークな雰囲気、そしてアウトロから9.sakasamaへ。ここからアンコールまでレルレさんと一緒に演奏されてました。怪しげな赤いライティング。間奏で小西さんが参加し、さすがにどよめく会場。黒い布を取るとそこにはモジュラーシンセが!一気に空気が変わりセッションタイムへ。中井さんの鼻笛とレルレさんのドラム、小西さんのノイジーなシンセが合わさって小宇宙が出来上がっていました。最中にHammondのコードが抜けてしまい、ゴメン🙏といったシーンがありました。中井さんよく動いておられましたからね…。
そしてここから後半、さわやかに駆け抜ける10. oval。定番曲で観客もより一層ノリノリでした。次の11. Transpose in では金トップのレスポールを携えて、鷹を肩に乗せた男こと平沢さん登場。ここから3曲参加。12. Ranjikuでは2人のギターが映える!ここからヒラサワギターの音圧が上がった気がします。そして平沢さんの「はい」。これがヤボ用でしたか…。13. Inside よく動く中井さんと不動の平沢さんの対比が…。CD版よりもギターの音が前面に出されているアレンジで、一層カッコ良くなっていました。ぜひ音源化していただきたい…。14. count 中井さんが1,2,3,4!と煽ってぶち上げ状態で曲がスタート。途中でHammondを担いだり、ハンドマイクとスタンドマイクを切り替えたり忙しそうでした。レルレさんもとても楽しそうに演奏されていて流石バディだなぁと思うなどしました。最後は15. Doorsへと繋がり、優しく穏やかな音色でしめられました。
MCを挟んでアンコール16. Orand。前日に秋葉さんが「おのぼりさんどす~」とツイートされていたので「もしかしたら参加されるのかな?」と思っていましたが…。2人で本当に息の合った演奏を披露してくださいました。

MC

「大変なライブになってしまいました!×3」
「えー改めまして…別に改めんでもええか…中井です」この挨拶大好きです。「eggmanはmonogrammeでCD作った時に関西と関東2ヶ所でツアーした時にライブしたので思い入れがある場所です」とのこと。「30年前にやってたmonogrammeと言うバンドで…やってた?解散した覚えないなそういえば」なんておっしゃるので是非monoのライブもいつか拝みたいところ。
「eggmanの近くにお世話になっているマスタリングスタジオのDOG-STUDIOってところがあって、仕事場も近くて犬を飼っていた時は散歩でよく通ってた。縁があってやらせてもらえる事になりました。」犬山さんがやってらっしゃるからからドッグスタジオだそうです。
今年は年甲斐もなくツアー19か所やって、20回目になるのでどうせなら楽しもうと色んな人に打診したところ「うん、いいよ」「おう、いいよ」「うん、いいわね」と快諾してくださったそう。「最後誰かわかっちゃいますねw」「こんな事になるとは…もう思い残すことはないですね。」なんて言う中井さん。
「ツアーは辛かった。ミュージシャンはちゃんとしてないとなれない。きちっと毎回その日時に行かなきゃいけないし、何ヶ月後かに「はい僕元気です」ってやらないといけない。」「アンコールはmonogrammeの曲をやります。ドラムはmonogrammeのメンバーっていうかツレですね。ツレの秋葉君です。僕らももう40年?ですね。」と秋葉さんを紹介。「この後どうするかはまだ考えていないんですがツアーはもう二度としませんw」しかしレルレ君と楽しいツアーができましたと話しておられたので、またツアーや共演を期待してしまいますね。そしてアンコールはmonogramme首脳のお二人によるOrandで〆。

セトリ

rayoff
Offset
seas
medium
pragmamme(w/ 会人SSHO)
area(w/ 会人SSHO)
Sync(w/ 折茂昌美)
Unit 09
sakasama(w/ 小西健司,レルレ)
oval(w/ レルレ)
Transpose in(w/ 平沢進,レルレ)
Ranjiku(w/ 平沢進,レルレ)
Inside(w/ 平沢進,レルレ)
count(w/ レルレ)
Doors(w/ レルレ)
<MC>
Orand(w/ 秋葉隆)

リンク

詳しくはこちらを見るべし!eggman本編。
有料という話だったはずがなんと無料で配信されました。
中井さん、もっと商魂出してくださいよ…

いいなと思ったら応援しよう!