私がNFT福袋2023を企画した理由
初めましての方は初めまして、おむすびと申します。
私は、MUSUBI DAOおよび、その中の縅Projectという「日本のアニメ文化を伝えていく」というコンセプトの和風のNFTを作成しております。
今回は私たちが企画設計したNFT福袋2023に関してご説明させてください。
NFT福袋2023は、2022年の12月24日に企画を開始して、2023年の1月2日に発売し、現時点で約1,000枚のNFTが発行され、約1,500,000円を売り上げたProjectになります。
また、MUSUBI DAOの理念に関しては、後日公開のNoteをご覧ください。
私がNFT福袋2023というProjectを企画した理由
NFT福袋2023は「各々が集め個性を活かし、参加者みんなで勝つ!」という理念のもとに始動しました。
その理念のもとで最終的に辿り着いた案が
「多数のProjectでコラボをしたNFT福袋を発売するという内容でした。」
またグッズを現物化するというユーティリティをつけたかったのです。
現状の分析
今日、NFTには多数のProjectが存在しており、各Projectごとに独立して動いているケースがとても多いです。それにより、コミュニティが分断してしまっていると私は感じました。
一方で、本気で世界を目指すそんなProjectを目指すのであれば、1コミュニティの中でのみ活動するのではなく、多数のProjectとコラボし、大きな波を作っていくのが定石だと考えます。なぜなら、リーチできる人が増えるからです。
これを積極的にやっていたように思えたProjectが、NinjaDAO,二次創作黎明期のVeryLongAnimalsで私は彼らの思想に強く影響を受けています。
両Projectは、CC0であり二次創作などのコラボがしやすいです。私もその参考事例を受けて、CC0のキャラクター作成、およびCC0の音楽NFTの発売を予定しております。(キャラクターは発売済み、音楽は2月に発売予定)
私が抱いた仮説
さて、コラボの話に話を戻すと、1対1でのコラボはよく見ますが、多数のProjectがコラボしたらどうなるのか?どのようなウェーブが起こるのか?
これは1対1のコラボよりも有用なのではないか?と考えました。
仮説に対しての結果と反省
実際、すごい多数の界隈やホルダーさんがProjectに入ってきてくれ、すごい勢いで拡散されました。
WLの配布時には常に、100RT以上の反響がつくほどの拡散のされ具合でした。
一方で、明確に「どこに刺すのか」を伝えきれなかったことにより、結果的に即完売とまではありつけなかったのかなと思っております。そもそも完売が目的のProjectというわけではなかったのですが、これが伝えきれなかった原因は大きく2つあると考えこれを次回以降の反省とします。
❶私の表への露出の少なさ
今回の福袋2023は私が設計・構築・Mintサイト開発を行なっておりました。そのため、私がもっともっと前に出て発信するべきでした。AMAなどにも12/31,1/1はほとんど出られなかったことから、ユーザに対して誰が何をしたいのかが理解できなかった可能性があります。
❷私がタスクを持ちすぎた
私自身がタスクを個人で抱えすぎました。つまり、組織の構成後の構造上に欠陥があったと認識しております。
統括
結果として、元々のテーマであった「各々が集め個性を活かし、参加者みんなで勝つ!」に関して、各々の個性はプロジェクトの強みを発揮でき、またみんなで勝つ!ということができるものになりました。
例えば、きらりくんであれば、Twitterプロということで、公式アカウントを運用していただき、4日間で約1,500人以上のフォロワーを獲得しました。
また、各々のクリエイターさんであれば自分の作品の作成に集中することができ、私であれば、企画&設計から開発まで行うことができました。
各々が力を発揮し、DAOのような形で短期Projectを行うことは、PDCAを回す取り組みとして非常に面白く、また上記のように学べることもたくさんありました。本当に面白いProjectです。