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月間レビュー(2024.9.12)

七月以降、ひたすら家に引きこもったり、大雨で天井が崩落したりと、あっという間に二ヶ月が過ぎ去った。いいかげん取り残した免許を取得しなければ。

地方の短期移住体験

大学院試験を終え、地域社会について学ぶべく人口5万人ほどの地方都市で短期間の移住体験を行った。

地域社会とは…
ある限られた範囲の土地に成立している生活共同体。また、人間の共同生活の行なわれる一定の地域。コミュニティ。

コトバンク

この体験中は、地元の方々と共に行動する機会が多く、人口が少ない分、ほとんど全員が顔見知りであることに驚かされた。また、地域を盛り上げるという共通の目標があるためか、観光客よりも地域住民を優先したサービスが提供される場面が多々あった。特に、街の大工や働き手が自然に紹介されるなど、口コミを基盤とした経済が機能しているのが印象的であった。こうした小規模の地域では、顧客数が限られているため、質の高い店だけが生き残るという話も納得できる。

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隣人が友人であること自体には驚きはなかったが、通りで出会うほとんどの人が顔見知りという関係性には強い印象を受けた。
短い滞在の中で、都会とは異なる環境で非常に有意義な時間を過ごすことができた。リフレッシュできた理由は、環境の違いにあるのか、それとも人の少なさにあるのかどちらだろうか。また、自分が海、蛸、パンが好きなことを再認識した。本当に素晴らしい地域。

贈与の相互作用

東京大学の論文で、贈与の相互作用によって様々な社会構造が組織されうることを理論的に解明されたことが話題になっていた。
まだ本文を読みきれていないので、読み終わってからコメント。面白い。

院試勉強

7月6日のASIBA FESや清水建設社内でのピッチイベントが終了してからは、ひたすら大学院試験の勉強に集中していた。建築物や都市計画の仕組みについて学びながら、自分の視野が広がるのを感じ、学ぶことの楽しさを再認識した。ただ、もともと勉強は得意ではないため、こうしたタイミングでしか本格的に取り組めないだろう。今後もこの集中力を持続させていきたい。ASIBA FESについても、後日振り返りをNoteにまとめる予定だ。

勉強用に作っていた資料たち


日本建築学会大会(関東)8/27~30

8月27日から30日にかけて明治大学で開催された日本建築学会大会では、空き家に関する論文発表を見学した。そこでは、画像解析AIを用いた空き家の判定が特に興味深かった。大学院試験と重なってしまい全てのセッションに参加できなかったが、来年はより多くの知見を得るため、長時間参加することを目指している。非常に価値のあるイベントであった。

日本建築学会大会(関東)


【募集】市町村の空き家の状況を分類分けしたい

住宅・土地統計調査 令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計

令和5年住宅・土地統計調査の住宅・土地統計調査を基に、市町村の空き家の状況を分類し、それぞれが抱える課題の傾向を把握したいと考えている。

例えば、「賃貸・売却用の空き家を除く木造建築物の多い市町村」「売却用空き家が多数を占める市町村」といった形で分類することで、地域ごとの特徴と課題が明確になり、今後の対策に役立つことが期待される。この分類基準の策定が最も難しい課題であり、複数人で議論を深めていきたいと思っている。興味のある方はぜひ一緒に取り組んでいただきたい。後日、こちらもNoteにまとめる予定だ。


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