初note、すごい私立小学生コンビの話
6時代の通勤バス。
毎日一緒になる
私立小学生カズト君とその友達。
静寂の車内を、
二人の会話がいつも打ち破る。
本日の話題は、宇宙飛行士♪でした。
バスの乗客は、
自然と耳を傾けてしまう。
だって、
何気ないテーマのはずが。。。。
私立小学生①
『ねぇねぇ。カズト君~♪僕の夢は、宇宙飛行士になることなんだ~♪』
と、今日もおもむろに、私立小学生①によるいきなり発言からスタート。
私立小学生①
『なれるかなぁ~なりたいなぁ~』
扇風機。(私)
(う~ん。なかなか実現するの難しい夢だけど、君ならできる!頑張れよ。おじちゃんも、毎日お仕事で宇宙に逃げ出したい衝動にかられてるから、よくわかるよー)
とか思っていたら。
カズト君
『歯を見せろ!歯』
と言いながら、
私立小学生①の顎をグイッと持ち上げ、口の中を見る。
そして。。。
カズト君
『だめだ。だめだ。君は、虫歯がある』
扇
(スゲーよ!本日もカズト君のマメ知識ワールド炸裂♪虫歯があると宇宙飛行士になれないのかぁ!)
と感心していたら。
『えぇーなれないの?ハァ~↓残念だなぁ』
夢破れ、
落胆気味な私立小学生①
扇
(落ち込むな!他にも素敵な職業があるから頑張れ)
と私立小学生①を温かく見つめてました。
すると、
カズト君
『なる方法はあるよ。ちょっと厳しいけどね』
扇
(なに~ぃ!カズト君!この悩める私立小学生①に救いの手を差し出せるの!どうか救ってやってくれ~)
とすがるような気持ちで、カズト君の次の言葉を待つ。
私立小学生①も同じく、喰らいつきながら、
『なになに?教えて~』
と聞き返す。
扇
(そうだ!カズト君。この迷える私立小学生①にいいアドバイスをしてやってくれ~)
と祈っていたら。
カズト君からの回答
↓
↓
③
↓
↓
②
↓
↓
①
『抜きな!
全部!
歯!』
え?
かかかかカズト君
扇
(そそそれって、いくらなんでも厳しすぎるっしょ)
さらに続けて、
カズト君
『宇宙での食事はチューって吸うだけだから、歯なんて無くても生きていけるんだよ』
車内一同、その付け足しに
ポカ~~~ン
唖然
私立小学生①の反応は、というと
『ところで、宿題やった?』
と、話題スルー。。。
扇
(私立小学生①くん!毎回思うけど、そこ突っ込むとこでしょう!どんだけ宿題を気にしとるねん!)
と、バスの乗客の皆さんが半笑いになったところで、いつものように駅に着く。
もう、毎日、バスの乗客は
カズト君達の会話の虜になってます。
ハイ