フットワークの軽さ-韓国留学Day26/32
前回の記事に続き、大学祭で感じた価値観の違いについて説明したい。
まえもって言っておくが、日本人だからとか韓国人だからというつもりは全くない。
自分の生きてきた人生24年間、生まれ育った、田舎ではないが都会とも少しいいがたい街での18年間と、県としては田舎ではないが大学の周りは田舎で完全な学生街である6年間の思い出と体験から感じられる価値観の違いについて話させていただきたい。
まず、留学先の大学祭で感じたのは、人々のパーティーに参加する気持である。
友達たちもみんなとりあえず行くか。といって休み時間に行ったり、君はまだ行ってないの?と聞かれることが多かった。
あとは、バンドの演奏が近くで会ったらとりあえず見に行ってみる。
そこから聞き続けるか、帰るかみんな決めていた。
ここに大きな違いを感じた。
留学に行く前は、自分を含めとりあえず行ってみよう精神の人は周りに多くいたが、そのほかの大半は自分いいやとか怖そうとか消極的な人が多いなと感じる場面が多々あった。
どこでもタイプに分かれるのだろうけど、同じ大学生・大学院生でこのような違いが生まれるのは楽しいことに対する価値観に違いがあるのだろうなと感じた。
また、運動場一面をまるまる使ったメインステージに関して、音量がめっちゃでかい。
先日ウルトラジャパンという日本最大級のEDMフェスに行ってきたが、まるでフェスにいるかのような爆音であった。
そして運動場は市街地まで開けているので、町中に爆音が聞こえるような状況であった。
これを実現できていて、騒音問題や苦情が来ないというのは自分の周りではありえないだろうと思った。
ニュースでは、公園の声でさえ苦情が来るような世界になってきているという記事を読んだことがある。
そもそも、祭りが好きじゃない人が多いからなのかもしれない。
祭りに行っている人からすれば楽しい音楽だが、嫌いで家にいる人からすればただの騒音である。
だからこそ、近隣にいる人間の大半が祭りに参加しているか祭りに対して悪いと考えてないからこそこのような壮大な祭りが行えているのだと思う。
次に韓国の花火について説明する。
韓国の花火は日本の花火と客としてみる分には大きな違いは感じられないのだが、一つ違う部分は打ち上げ場所がめちゃめちゃ近い。
その分大きく見えるし、インパクトも大きいのだが、100m先くらいで打ち上げている。
爆発したらただじゃ済まんよなあと思いながら、いつも花火を楽しんでいるのだが、ここはおそらく日本と規制が違うのだろう。
あと20分ほどで打ち上げる花火の量も明らかに違う。
たかだか学園祭であるが県一番の祭りであるような打ち上げ量である。
しかし、デメリットとして近いがゆえに花火の残骸が大量に降ってくる。
煙で目が痛くもなるのだが、まあそこは楽しさの大小なんじゃないだろうか。
それぞれにいいところがある。
安全で安心できるのは、自分の生まれ育った環境であるのは間違いない。
一方で、楽しさや刺激を求めるなら留学先である。
状況によって使い分けたいし、本気で楽しみたいときは、違う国や国内で壮大に盛り上がっている場所に行けばいいなと思う。
郷に入っては郷に従えという言葉がまさにそうで、自分が消費者の場合はその考えに基づいて行動しようと思う。
※この記事では、なるべく日本が~韓国が~など主語が馬鹿でかくならないように注意し、自分の経験した人生の中での感覚で記事を書かせていただきました。当然そんなことないと思う方もいると思いますが、バックグラウンドが人それぞれですので悪しからず。この記事に共感していただけた方や面白いな!と思っていただいた方は、投稿のモチベーションの向上にもつながりますのでぜひいいね!をよろしくおねがいします!
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