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1日目!韓国に留学中の大学院生-中編

ゲストハウスを後にし福岡空港に向かうのであった。

時刻は7時眠い目をこすりながら地下鉄に乗った。

福岡は空港までの利便性が非常に良い。

博多駅から2駅ほどで空港に着くのは旅行者には嬉しすぎる。

地下鉄を降り空港だと思ったが、国際線と国内線の連絡バスの案内を見つけた。

そうだった。

そういえばそうやったな。バスに乗らんと。

国内線にしか乗ったことがなかった私には、そんなことさえ頭になく出発を大声で伝える国際線連絡バスに飛び乗りほっと胸をなでおろした。

福岡空港国際線ターミナルに到着。

時刻は7:50。まあまあ余裕だなと思いつつキャリーケースを預けに行くとそこには長蛇の列があった。

9:20出発の飛行機の手荷物預かり時間は、7:20-8:30くらいで思ったより余裕じゃないなと感じた。

飛行機は2時間前に行けと親に口酸っぱく言われていたことを思い出し、自分も親になったら子供に同じことを言うんだろうと思う。

そんなこんなで搭乗手続きを終え飛行機に乗り込んだ。


席は窓側。爆睡してやろうと決心していたのだが、後ろが外国の幼稚園生くらいの年の子だった。

泣くような年齢の子ではなさそうなので安心し、眠りに就こうとすると座席に振動が来た。

めっちゃ俺の椅子蹴ってる。

おい。やめてくれ。

普通にむかつく。

あとDSみたいなやつ音出しながらするな。

しかし、旅の疲れはそれを上回りほどなくして眠りについた。

もうすぐ着陸するというアナウンスで目が覚め、飛行機から初対面である韓国の景色を見つめた。

町や建物は整っていてきれいだ。

初めての海外に少しワクワクしていた。

何かとんでもないことが起こるのではないかとどきどきが隠せない。

税関では指紋と顔写真、Qコード、そして飛行機内で渡された入国申告書を提出した。

税関の人は何を話しても不愛想だったが、それも仕事の一環なのだろう。

仕事が終わればたちまち笑顔で飲み歩いていることを願いたい。


入国申告書

釜山の金海国際空港で飛行機を降り、目的地であるチンジュ行きのバスのチケットを買った。

韓国は交通費がめちゃめちゃ安い。

しかもバスは学割が使えたので、90分の距離の移動が680円だった。

これは釜山に足繫く通う口実となりそうな予感がしている。


豪勢なチケット。記念に持って帰りたかったがバスのおっちゃんに回収された。

チケットの買い方は空港の案内係の人に丸投げしてしまったが、聞けばわかる。タッチパネルのチケットマシーンから行き先を選択すれば買えるようになっている。


チェーンの飲食店みたいな発券機だから簡単だろう。

チケットを買ったのは11時。バスの時間までは1時間ほど時間があった。

少しおなかがすいていた。

何か食べたい。

記念すべき韓国一食目。

韓国っぽくておいしいのが食べたいと思い、空港のレストランに向かった。

そこでも日本との違い、気づき、文化の違いは多々見受けられた。

食と文化と町の違い。気づきが多くて感動する毎日である。続きは後編へ。

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