東京に行った話
忘れそうなので書きます
いつも通り駄弁が乱発されるので読みにくいこと請け合い
では
東京に行こうと思ったきっかけ
Twitter(最近はXと言われがちだけど自分は一貫して"Twitter"派)上で同年代の同じ趣味を持つ人々と一年前くらいから交流してて、その一環でなんかイベントにちょっとだけ参加させてもらえることになったので。
東京に行くのは人生初ではなく、幼稚園児の時に家族で浦安夢の国ディズニーランドに行った以来。まあ小さい頃だったのでほとんど覚えていない。
あと普通に東京の鉄道にずうううううっと興味を持っていたというのもある。まあというわけで2023年の9月には東京に行く決意を大体固めていた。
東京に行くにあたって
まあ「東京に行く」と簡単には言ってもいざ実行に移すにはかなりハードルが高かった。
じゃあどれくらいの問題があったかというと、
どうやって東京に行くか(新幹線?鈍行?夜行バス?)
費用をどのようにして捻出するか
親をどうやって説き伏せるか
てな感じ。
まず一つ目の問題についてはめちゃくちゃ迷った。授業中にひたすらどの手段をとったら良いか考えまくった。鈍行はさすがに遅すぎたので却下。では新幹線、と思ったが普通に特急料金が高い。格安切符など色々なプランを考えてみたもののどれもいま一つ、となると残った夜行バスである。
夜行バス。安くて狭くて眠れないとの噂は聞くけど果たして真偽やいかに。7割まあなんとかなるだろ、3割どーにでもなれの気持ちで東京⇔京都の便を往復で予約。移動手段はこれで確保できた。
二つ目、費用。バイトした、以上
三つ目の親説得、これが一番ああああああああ状態になった。そもそもうちの親は外泊否定派、二次元断固拒否派なのでこれはもうマメマリオでコクッパ七人衆と相手するようなものである。
とはいえども避け続けていては叱責は確定、さてどうしたものか…
どうなったかは後記します
東京に行く日(おうち編)
11月17日(金)普通に学校へ。6限授業。その後帰宅、荷づくり開始。普通に心臓爆発しそうなくらいには緊張してた。果たして無事に東京に行けるのか?重大なクリティカル忘れ物をしないか?
比較的楽天家の自分にしてはかなりネガティブな事を考えているうちに家を出る予定の10分前。荷物を満載しているリュックを2階から弟に放り投げてもらいそのまま駅へ行く作戦。
さて、ここで何故自分がこんなドロボーのようなコセコセした計画で家を出発しようとしたか。理由は明白、結局親に一言もしゃべらないままこの旅行を遂行しようとしているからである。中止させられたくなかった。
場面は窓の下でリュックを待ち構える自分に戻る。おい早く投げろ弟よ。何をしているんだ。顔を出す弟。
弟「こんな重たいもん投げたら死ぬぞ!!!俺はやらんからな!!!」
がーん。
がががーがががががーがーん。
まさかの予定超狂い。困ったで済まされねえぞおい
仕方ないので一旦家の中に戻る。荷物をこっそりと外に出せないとなると、もう残された道は一つ。
正面突破である。
わくわく質疑応答タイム
堂々と階段を下りて両親がいるリビングを抜けてそのまま玄関へ。おや?誰も声をかけんぞ?勝ったか?
と思った瞬間。
母「こんな時間にどこ行くんよ」
ああ終わったかもしらん。
自「ちょっと東京行ってくる。」
母「はぁ!?アンタアホちゃうん?」
そらそうだろう、直線距離400kmは「ちょっと」で行く場所ではない。
とりあえず聞き苦しい釈明。
自「土日だけやから」
母「ハァァァァァァアァァ…いっつも急に出かけるとか言い出して…」
なんか行けそうな空気やん。ではいってきm…
父「で、いつ帰ってくんねん」
ああ神様、父親はなぜこういうところで私を足止めするのですか。
自「月曜にそのまま学校に直行」
母「(怒りの暴言)」
父「アホか、今すぐバスの切符取り消せ」
終わった~~~(^ ^)
非常にまずい、誠にまずい。このままじゃ頓挫してしまう…
仕方ない、かくなる上は…名無三!!!
必殺・全力ダッシュ!!!
高速で靴を履き豪速で鍵を開けそのまま走り去る。
やっちまったあああああああああ!!!!!
死ぬほど寒い11月の夜に住宅街をドタドタと走る男がそこにいた。
たぶん続く