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強度近視&強乱視の私がICLを受けて感じたこと【1週間検診】

こんにちは。
先日ICLの手術を受け、1週間検診が終わりましたので、今時点での所感を書きたいと思います。
なお、ICL術後は検診が翌日、1週間後、1か月後、6か月後、1年後とありますが、現在は1週間検診まで受けている状況です。

手術日当日の記事はこちらです。


1週間検診

技師さんから視力検査、眼圧検査等を受け、医師の診察を受け、所要時間としては30分程度でした。
医師の診察は、目を覗かれ、特に問題ないから次は1か月検診ですとだけ告げられて終わりそうになったため、こちらから質問したい旨を述べると許可されました。
他の人も医師の診察は1分程度で終わっていたため嫌な顔をされるかと思いましたが、そんなことはなく、質問に対しては丁寧に回答していただけました。
ただ、まだ術後1週間ということもあり、全体的にもう少し経過を見る必要があるという回答が多かったです。
ちなみに、視力は両目とも1.5出ていました。

質問と回答

Q1.特に左目の下半分が白くモヤがかって見えることがある

検査結果や目の状態から炎症等は見られない。常に見えているわけでないのであれば、とりあえず経過観察でよい。

Q2.気持ち悪くなることが多い

まだ術後1週間であるため、今後慣れていく可能性がある。遠くにピントが合っている状態のため、デスクワークの際にどうしても見づらければ、そのときだけ弱い老眼鏡をかけるという選択肢も出てくる。

Q3.目の奥がゴロゴロする感覚がある

痛覚がない部分にレンズを入れているため痛みはないはずだが、まれに物理的に痛みを感じる人もいる。まだ術後1週間ということもあるが、慣れるしかない可能性もある。

Q4.市販の目薬は使ってよいか

本日から1か月検診まで新たな目薬を処方するため、それが終わってからであれば好きな目薬を使ってよい。

感想

矯正誤差について

手術前の段階から矯正誤差が生じることは認識しておりましたが、ここまで上ブレすることは想像していなかったため、見えすぎることの気持ち悪さ、落ち着かなさがあります。
手術前のレンズ選びの段階から、普通に視力を出すか、弱めにするか選択肢を与えられていました。
普通に視力を出した場合は1.2を目掛けて調整して大体1.0くらいに落ち着くことになると思う旨を伝えられ、弱めにしたければ1.0を目掛けることもできるが、弱めに出せば出すほど矯正誤差が広がるため、あまりおすすめはしないと説明されていたことから、普通に出すように依頼していました。
確かに今は見えすぎて気持ち悪いとは言え、弱めに設定して下ブレしたときに視力が0.6程度しかでなかった際は本末転倒にもなるため、このあたりが賭けになるのはやむを得ないんだろうと感じています。

ハローグレアについて

見え方に慣れてくるにつれ、はっきりと感じるようになってきました。
両目の度数が異なることからだと思われますが、光源の周りの光の輪が何重にもできており、確かに疲れますし、集中力も削がれます。
特に夜間の運転時には1つの光源ごとに複数の光の輪ができるため、無数の輪によってかなり集中力が削がれますし、大変疲れました。
夜間の運転時の感覚としては、乱視用コンタクトが回ってしまってぼやけている感じと、目薬を差した直後で光が乱反射している感じがいっぺんに来るイメージです。
頻繁に夜間の運転をする必要がある方は、よく検討した方がいいかと思われます。
また、恐らくではありますが、ICLのフチと思われる部分が頻繁に乱反射しています。
これは昼夜問わず、眩しいところに出たらチカチカ光るため、気になると言えば気になります。
いずれ慣れてくれることを祈っています。

快適さについて

手術日からまだ1週間と少ししか経っていないこともありますが、今のところは快適感よりも心配や違和感の方が強くあります。
もちろん視力はばっちり出ており、遠くの景色や今まで見えなかった汚れまで見えてはいます。
一方で、目のゴロゴロ感、目が重いような感覚、コンタクトをしているときのような眠くなる感覚があるため、今後これらに慣れていくのか、慣れずに違和感を抱えていくことになるのかという不安感も持っています。
ICL経験者の方々が不快感からレンズを抜いたという話は見たことがないのでいずれ慣れるんだとは思いますが、今後検診時のレビュー記事を書く際に改めて経過をお伝えしようと思います。

あとがき

ICL経験者の後日談を見ると、多くの方が「入れてよかった!ハッピー!!」となっていますが、私の感覚としては、今のところそこまでの感動はありません。
確かに人生で一番視力が出ていて色々なものがよく見えますが、今のところその恩恵はPS5のゲーム特有の謎に小さい文字が比較的遠くから見えることくらいしか受けられていません。
これに関しては、よく見えることについては最初から諦めていること、そもそも1.0以上見える必要性が感じられないという価値観によるものも影響しているかとは思います。
また、時間が経過するにつれ、目のゴロゴロ感や違和感は減ってきているとはいえ、あくまでも「目の中にコンタクトレンズを入れる」手術であって、「目や見え方の問題を全て解決する手術」ではないことはしっかりと覚えておいた方がよいかもしれません。

次は1か月検診後に改めて記事を投稿します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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