岐阜暴威さん、7年ぶりの専業チャレンジへ
『Mr.逆神』『トレーディング・シンガー』『金津園の仕事人』等の異名を持つ岐阜暴威さんが遂に仕事を辞め、専業投資家として再チャレンジすることになりました。
いいたい事は色々ありますが、まずは岐阜さんの門出を祝いたいと思います。
魂の所信表明を聞け!
専業になるにあたって岐阜さんは動画を出しました。
岐阜さんが退職を意識したのは7月の頭。
当時の岐阜さんは半年間勝ち続け、利益を積み上げていっていた時期でした。
元々仕事が大嫌いな岐阜さんはどんな些細なきっかけだったとしてもそれを口実に退職を検討する男。
トレード歴17年目でついに覚醒した事実は、岐阜さんが(自称)7年間勤めた会社を本格退職させるのに十分なものだったのです。
『ちょっと待て!こいつ毎年仕事やめたとか転職したとか言ってなかったか!?』
そう、我々岐阜ウォッチャーにとって突っ込まないと気が済まない箇所はそこです。
しかし、ついにこの疑問に対し岐阜さんがアンサーする日が来ました。
その言い分がこちらです。
「俺は話を盛る癖があって、別部署の応援とか現場が変わることがある度に転職したとか退職したとか訳の分からない話をしてしまった。でも俺は自分のそういう所が好きなんだよね。」
はあ!?
岐阜さんには申し訳ないですが、それはもう癖じゃなくて普通に病的なものなんじゃないでしょうか。
岐阜さんはサーバー保守の警備員説(有力)とかビルメンとかそういう現業系の仕事をしてそうな事は分かっていましたが、でもそういう人たちって仕事場が変わる事を『転職』『退職』って言いますかね?
派遣だったら任期満了を退職とか人生の一区切りって言う人もいるんで、岐阜さんは会社に正社員として勤めてたんじゃなくて派遣会社に登録していただけなんでは個人的に思い始めています。
とりあえず話を元に戻しましょう。次は岐阜さんの資産力についてです。
かつて「40歳で2000万円貯めて海沿いで畑を耕したい」「3000万円あれば俺は十分暮らしていける」「1億稼いで金をバンバン使う生活をしたい」と我々にスカスカな資産計画を公表していた岐阜さん。
しかし、岐阜さんが退職した日に手元にある資産は約1300万円。
過去の計画のどれの基準にも満たしていません。大丈夫なのでしょうか。
我々のそんな不安にも岐阜さんはアンサーをくれました。
『1300万円は足りないけど、それでも夜勤から逃れたい。とにかく眠れなくなってしまう。』
岐阜さんの夜勤がしんどい話は配信で何回も聞きました。
心拍がおかしくなる、身体が火照る、変な時間に起きてしまう。
私も一時期病院に勤めていて当直勤務をしていた事があり、不規則に救急で叩き起こされる生活をしたせいで自律神経がおかしくなりかけていました。岐阜さんの気持ちはよく分かります。
でも一つ言わせてほしい。
あなた不眠症の原因ってトレードって言ってませんでしたか!?
動画の結論として「人間は暇をもてあましたら一番あかん」と反面教師としての説得力を強烈に感じるセリフを吐いた岐阜さん。
途中から岐阜さんの言葉より「BIG WAVES」と書いたヘンテコなTシャツがどこで売ってるか気になり始めたのは私だけじゃないはずでしょう。
専業とは言い張らない男
チャイナショック以来の無職生活を前に岐阜さんは心を躍らせ・・・・ることは別になくむしろ精神的アップダウンが酷いことになっていました。
なにせ前回の無職生活で資産全てを相場で溶かして文字通り裸一貫で実家に逃げ帰った男です。
無職へのトラウマはそう簡単に拭い去る事はできないでしょう。
ただえさえ投資も不調なのに、精神不調が重症化したらあっというまに資産が1000万割れ&入院コンボを起こしてもおかしくありません。
相場への不安以上に岐阜さんを悩ませているのは食の事です。
なんせ異様に食生活の貧困化を恐れているのです。
無職になったら肉や米が食えなくなるから、という謎の絶望感から連日かつやに通い詰める岐阜さん。流石に無職バカにしすぎです。
ちなみに下のツイートに写っているこのカツ丼(梅)は調べてみたら税込572円の品。
全然余裕で食えるじゃねえか!!
岐阜さんは「どうもー!無職でーす!!」と言ったり「俺も今月無職だぜー!」とやけに無職を推します。
あれだけ『兼業投資家』という肩書を使っていたんだから、そこは『専業投資家』として再出発をすればいいだけの話。
なぜここまで無職を連呼するのか。
自分自身を恵まれない悲惨な無職として喧伝する事で、皆の同情を買い、乞食リスナー達の愛を享受しやすくするための策略なのでしょうか。
流石の岐阜さんもいきなり乞食愛を要求はしないだろうと思ったらあっさり裏切られました。
初っ端から洗礼を浴びる男
無職になると大抵の人は生活リズムを崩しますが、岐阜さんは違います。
非常に健全な時間に目が覚め運動をします。
こういう所は尊敬します。
・・・まさか不眠症で眠れず朝を迎えているわけではないでしょうね?
岐阜さんの専業投資家チャレンジを誰よりも祝福してくれたのが、「相場界の女帝」はるなんです。
一足早く専業投資家になったはるなんは、爆損連発でそれは酷い生活を耐え忍んでいます。
彼女の極貧下での生きる術とマインドセットは、今後岐阜さんに必ず活かされる時が来るでしょう。
しかし、岐阜さんがCNBCではるなんにエールを送った途端彼女が資産を溶かし始めた事もある相性激悪の二人。
今回もはるなんが岐阜さんへホットなメッセージを送ってしまったばかりに、岐阜さんのトレードはより一層精彩を欠き始めます。
兼業だろうが専業だろうがこの男のツイート内容は変わりません。
イキれば周りをイラつかせ、ダウナー状態になれば周りを一層暗くさせる。
基本的に岐阜さんはマイナスエネルギーに満ちています。
一部メディアでは岐阜さんは『どんな逆境にも前向きに立ち向かうカリスマトレーダー』みたいな感じで紹介していますがそんなもの嘘です。
ただ岐阜さんって前はマイナス50万超えるくらいまではなんだかんだちょっとは冷静だったと思います。
兼業の強みを生かした強烈な入金力という後ろ盾をなくした今、岐阜さんの心にかつて程の余裕がないことが分かってしまいました。
一か月、いや、そもそも一週間でも心身が持つのだろうか?
岐阜ウォッチャーの間で妙な緊張感が漂い始めました。
般若心経、そしてブチ切れへ
豪ドル関係で苦しんでいるのに、直後になぜか日経平均指数のショートも入れてしまった岐阜さん。
両ポジションとも含み損が膨らんでいく一方の状態になってしまい、ついに失意の損切をしてしまいます。
専業になって損切りする姿により悲壮感が漂うようになってしまいました。
損切りした事実が認められない岐阜さんはここでまた適当に英ポンドをトレードしてしまいます。
よりによって一番ボラティリティの激しいポンドを選ぶとは、岐阜さんは生来からのギャンブル狂なのでしょう。
が、この男にはなにかが味方しているのか。
「相場は祈ったら負け」がモットー(でも破っちゃう)の岐阜さんはここでとんでもない行動に出ました。
それは般若心経を唱える事。
祈りもお経も意味合い一緒じゃねえのか!と思いますが、岐阜さんの信心が天に届いたのかなんと利益がグングン伸びる事に
岐阜さんのポジションは無事救済されたのです。すげえ!!
仏まで味方し始めた岐阜さんがここから一気に逆襲するのか!?
皆が固唾を飲んで迎えた2日目(10月4日)、しかしこの日は岐阜さんにとって地獄となってしまいました。
昨日の損切を引きずらず、心機一転頑張ろうとコツコツポジションを撮り始める岐阜さん。
しかし、ここでまたも日経平均指数をショートしてしまいます。
岐阜さん日経平均ショートと言えば、相場をするもの皆が知っているかつての迷コンビです。一体何回岐阜さんが日経Sで退場する姿を見た事でしょうか。
まるで全盛期を思い出したかのように、この日の日経は物凄い強さを見せます。岐阜さんのショートは一たまりもありません。
ただえさえ精神が弱っている岐阜さんにこんな展開が耐えられる訳がありま
せん。
岐阜さんは怒りの余り、まるで将棋棋士のようにマウスを叩きつけながら損切りをしてしまいました。
これでマウスが壊れたらリスナーへ要求するつもりだったのでしょうか。
フラストレーションの矛先が段々と外側に向いてきた岐阜さん。
こうなると誰にも彼を止める事はできません。
そして彼もまた自らの適当トレードを止める事は出来ません。
今度はポンドルとユーロオージーのダブルショートでダブルの含み損です。
一体どんな根拠でこれらをショートしたのか私にはよく分かりません。名前の響きで決めたのでしょうか。
見るからにトレードが雑になっていく岐阜さん。
もはやリスナーなんてどうでもいいのか股間を見せつけるように大開脚したり机の上に足を乗ったりしながら含み損をただ眺める地獄のような配信をしていました。
昼にとったこちらのポジション、いつか助かるだろうと静観していた岐阜さんですが全く助かる気配はありません。
夕方に差し掛かる頃には含み損が40万近くまで膨れ上がってしまい、ついに岐阜さんはブチ切れてしまいます。
先月GMOから「広告塔にふさわしくない言動はやめろ」とガチに怒られていた岐阜さんですが、喉元過ぎればなんとやら暴走を開始します、
「もう馬鹿野郎やなマジでー!」「ふざけんなよマジでー!」「マジクソ通貨やなマジでー!」「お前二度と来るなや!死ね!」とユーモアを失った横山やすしのような言動が止まらない岐阜さん。
GMOのCM契約を即刻解除されても文句は言えないでしょう。
というか問答無用で解除しないとダメだろこれは。
ところがかつてのような体力がないのか、GMOのためにも冷静にならないといけないと思ったのか岐阜さんは感情に必死にブレーキをかけます。
岐阜さんもとうとう大人になったのでしょう。
しかしあまりに急激にブレーキをかけてしまったからなのか、岐阜さんのメンタルは極端にダウナー状態に入ってしまいます。
終わった、はぁ~、今月含み損○○円突破しました、を壊れた機械のように連発する岐阜さん。
かつての終わった終わった芸を披露して古参は大喜びでしょうがミュージックビデオから知った新参勢はただただドン引きでしょう。
やっぱりこの人は表に出してはいけない人だったのです。
上辺だけの感謝
あれだけリスナーへ暴言や脅迫をしていた男による日本一軽い感謝の言葉。こんなので今までの愚行が精算できると思っているのでしょうか
「岐阜さんは人間臭さが魅力」なんて甘やかす人もいますが、いい加減はっきりと『器の小さくて礼節を欠いた世間知らずのこどおじ』って言ってあげたほうが本人のためにもなると思います。
https://twitter.com/gihuboy/status/1577258787446358016
トレード人生を賭けた(何十回目かの)勝負ポジションも安定の空振り。
ボロボロすぎてちょっと不憫になってきました。
常々「俺にアドバイス言っても無駄やぞ」と豪語していた岐阜さんですが、遺言でも残したかったのかTwitterのスペース機能を使い始めます。
今をときめくスーパースターのスペースは瞬く間に視聴者1000人超えの大盛況になりました。
リスナーから適当にスピーカーを決めてアドバイスを要求する岐阜さんでしたが「うんうん、いや~俺もそれ分かっててさ~」と俺は俺がの大アピール。
アドバイスを求めたいんじゃなくて愚痴聞きの生贄を選定しているようにしか見えません。
そうこうしてるうちにいよいよポジションがやばい事になってしまった岐阜さんはスペースを一方的に終わらせyoutubeライブを始めるクソムーブを我々に見せつけました。
https://twitter.com/kabujyu/status/1577280332302553088
「岐阜さんはヘッジファンドにポジション狙われているからあんなに負けている」という都市伝説がありましたが、自暴自棄になった岐阜さんは急にこれを信じ始めます。
都市伝説は敵を作る事によって自らの心持を楽にするから信奉する人が絶えないようですが、岐阜さんがこれに食いついたのも心の防衛機能によるものだったのでしょう。
仲間内で冗談半分でおもしろがってたものに、ガチで信じてくる人が混じってきたかのような気持ち悪さを感じちゃうぜ!
仮に岐阜さんのポジが本当に狙われるのであれば、GMOによるポジション情報横流しが第一に疑われるわけですが、そういう場合岐阜さんはスポンサー契約を破棄する勇気があるのでしょうか。
高慢と謙虚の間を高速反復横跳びしながらほとんど眠ることなく専業3日目(10月5日)の朝を迎えてしまった岐阜さん。
皆が予想した通り、兼業で夜勤してたと自称している時より不健康な生活を送っています。
砂漠を彷徨う旅人のように、岐阜さんは水辺に近づきます。
岐阜さんの周辺は一体どこに住んでるんだと言わんばかりの大自然にあふれています。
飯も食えなくなった時、自給自足が出来るように住んでいるのとしたら策士ですがそれじゃあ少し損したくらいで乞食するんじゃないよと言いたい。
タイミングの悪い事に、つい数日前日本一周したあと自ら死を選んだバイク乗りへ追悼コメントを残していた岐阜さん。
この3日間の精神衰弱ぶりを見るに、もしかして岐阜さんも川に身を投げるのではないか。
そういうキャラじゃない、と思う奴ほど案外あっさりそうしてしまう嫌な世の中です。
岐阜さんの身を案ずる人はこの時全国に5人くらいはいたでしょう。
しかし、神仏はここで再び岐阜さんへご慈悲を与えられました。
https://twitter.com/gihuboy/status/1577469243796246528
なんとプラ転。岐阜さんはまた不必要に助かってしまったのです。
自ら勝負と決め込んだポジションでの棚ぼた勝利。
ここぞとばかりに岐阜さんはイキリポエムを披露します。
悶絶してる姿しか見せてないのに「十分楽しんだ」、思いっきり被弾してるのに「ギリギリでかわせた」と現実の見えてないホームラン級バカっぷりに失笑を禁じ得ません。
ただ、あのまま精神を病んでいるままだとなにかしらの一線は超えていたと思うので社会的にも良い結末を迎えられたんだと解釈しておきます。
岐阜さんは現代のプロメテウス
それにしてもあれだけ暴言を吐き、人を舐めくさり、嘘ばっかり吐く岐阜さんをこうも神や仏は救うのでしょうか。
ここで思い出されるのはギリシャ神話に出てくるプロメテウスという神の話です。
プロメテウスは神の国から火を盗み、人間に与えた罰としてコーカサス山脈の岩肌にはりつけにされます。
そこで毎晩巨大なワシに肝臓を食われる拷問を受けるのですが、プロメテウスは不死のため次の日には肝臓が再生しており、またワシが食いにくる・・・・という刑罰を数万年近くやられたというのです。
岐阜さんが含み損で苦悶しても結局微益で逃げられるというのは、このプロメテウスの罰に似ています。
神の国から火を盗み人間の発展に貢献したプロメテウスと親の財布から年金を盗み発展性のない投資をする岐阜さんを同一視するのは流石に罰当たりだと思うのでこれ以上は踏み込みませんが、岐阜さんの奇跡的プラ転の現象は神罰の一種なんではないかと思います。
だから岐阜さんは「今回も助かったぜ」なんて喜ばずに「自分は今、罰を受けている」と思ってもう少しだけ謙虚に専業ライフを頑張るべきだと私は思います。