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富岡製糸場でクラフツマンシップを感じる

2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場。群馬県の富岡市という場所に存在している。

東京から長野へ車で行く道中、いつも見かけていたが行く機会のなかった場所だったが、先日ふとしたことで訪れることになった。

行ったことのある人や地元の人に聞くと、「大して面白くないから行かなくてもいいかもよ」という話をよく聞いていたので敬遠していたが、訪ねてみると日本のクラフツマンシップ溢れる、素晴らしい場所だった。(施設の設計などはパリ人なのだが。。)

大量の蚕の繭から糸を紡ぎだす作業を極限まで自動化するというコンセプトは現在のITによる自動化と共通点も多く、現代人でも学ぶところがとても多いと思う。

効率を追求した機械の整列は、ただそれだけで美しい。

オタク気質な人ほど、こういうものに感動するのだろうな、と。これをつまらないという人がいるのも理解できる。

看板に書いてあるのは、製造している糸のデニール数だという。

蚕の繭はカビやすいため、風通しを良くするために倉庫の両側にはたくさんのドアが設置されている。

なにかを作ったりすることに興味がある人は、一度訪れてみるべきだろう。



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