【家庭用ミシンでDIY 1】良デザインでデニムの裾上げや補修にも使えるコスパ抜群のミシン「SINGER電動ミシン SN773K 黒」
破れてしまったお気に入りのデニムを補修したい
今回は先日購入した電動ミシンがとてもよかったので、紹介したいと思います。
私は学生時代にリーバイスでバイトをしていたこともあるくらいデニムが好きです。
デニムはなるべく洗わずに履き込んで、自分だけの色落ちを楽しむのが醍醐味ですが、そこで気になるのが破れ。
特に自転車に乗ったりする人は股のあたりがやぶれることが多いと思います。
でもお直しに出すのは結構お金もかかる(1箇所2-3,000円)ので、微妙。ということで、自分で直してみようと思い立ちミシンを購入することに。
昔リーバイスで働いてたときは、毎日数十本のデニムの裾上げをしてましたし、先輩はお店のミシンでデニムをカスタムしたりしてたので、きっと自分でもできるはず。
デニムが縫えるコスパのいいミシンを探す
ということで、デニムでも縫えるような強靭なミシンを探してみることに。しかしながら初心者ですし、そんなにお金もかけたくない。そしてどうせ使うならかっこいいほうがいい。など色々考えながら探していたところ、ちょうど良さそうなミシンを発見!
SINGERというブランドは知らなかったのですが、170年前にアメリカで生まれた老舗ミシンメーカーのようです。
そして、FY22 A/WにはSupremeとコラボしたミシンも発売されていました。
ということでメーカー的にも信頼できそうですし、レビューを見るとデニムも縫えそう。そしてお値段も19,800円と他のミシンに比べるとお手頃(他メーカーだと3-50,000円もざら)だったので、購入してみました。
ミシン到着。早速縫ってみる
届いた商品がこちら。
糸や針、ボビンも一緒に頼んでいたので、準備万端。
ということで、早速縫ってみることに。
まずは、小手調べとしてシルエットを細くしたいと思っていた+Jのデニムの内側を縫ってみることに。
デニムのシルエットはアウトシーム(外側)を縫うだけで、簡単に変えることができます。
+Jのデニムはストレートなんですが、スキニーぽいのが気分なので、お気に入りのデニムのシルエットと合わせる形に縫うことに。裾をリッパーでほどいて縫っていきます。
縫う箇所はデニム2枚でそんなに厚くないので、難なく縫うことができました。
そして出来上がりはこんな感じ。
これはいける。
ということで次は解いた裾を縫い直していきます。
デニムに負けるデフォルトミシン針とデニム専用ミシン針
と、ここでトラブル発生。針が折れました。裾はデニムを折り込んで縫うので実質3枚のデニムを縫うことになります。そしてインシームの重なりの部分はデニム7枚分に。デフォルトでついていた針はポッキリと折れました。
たまたまかなと思い、針を付け替えましたが、これも速攻で折れました。これはやばい。
ということで、急遽針を買いにユザワヤへ。針コーナーをみるとデニム用針を発見!これは太くて頑丈そう。
早速購入して帰宅、リベンジです。
すると今度は折れることなくサクサク縫うことができました。
これは楽しい。そしてミシンだけじゃなくて、針も大事ということを知りました。
そして本題の穴の補修へ
ということで色々試すことができたので、いよいよ本題の穴の補修です。長年履いたA.P.Cのデニム(Petit Standard)を補修していきます。
接着芯(両面のもの)といらない布(内側なので使い古した下着などを切って使うなどでOK)を用意して、補修をしていきます。
補修の仕方はYoutubeで色々見ながら学びました。
色落ちしているデニムには、青ではなくてグレーが良いということで、薄めのグレーの糸を選択。どんどん縫っていきます。
出来上がりはこんな感じ。
初めてにしては結構きれいに縫えました。そして裏側。
縫ってるときは気づかなかったのですが、下糸が途中で絡まっていたみたいでめちゃくちゃに糸が絡まってました。でも表から見たら普通なのでOKということにw
デザインもコスパも最高のミシンでした
というわけで、ミシンを買って自分で補修してみましたが、とてもいい感じに出来ました。
無骨な良デザインで、デニムもちゃんと縫える(デニム用針必須)本ミシンは、とてもおすすめ。
裾上げやシルエットの変更、補修などをしたいという方はぜひ購入してチャレンジしてみてください。