初登場!米司さんとイギリス・プリマスでやった運動会の話
こんにちは!シャインニングUDKの西です。
イギリスに到着してもう一週間以上、時差にも生活にもなれてきたところです。
今日は11月24日から26日にかけて開催する「運動会ハッカソン」と「未来の運動会」のイベント設計やファシリテーションを担う、バービカンシアターのみんなと準備を進めています。
資料を翻訳するだけではなく、大事な部分は議論を重ねながら、着実にプリマスの人たちに運動会協会の共創の手法や、未来の運動会のイベントデザインが伝わっていっています。
本番はバービカンシアターのローラ、ドルシー、サリーの3人がファシリテーター、MCをつとめ、UDKAはサポートにまわります。どんな「未来の運動会」になるのか、楽しみです!
またここで、みなさんにお伝えしますね。
さて、現在僕たちが滞在している場所は、イングランド南西部の港湾都市で造船業や軍港が有名なプリマスという街です。一回前のみわちゃんの投稿でもあったように、去る11月18日土曜日にプリマス・ライフセンターで現在まで日本でおこなわれてきた種目をメインに構成した「伝統的な運動会」を開催しました。
ところでイギリス海軍の拠点に程近いここプリマスで、運動会を実施できたことは運動会の歴史、つまり運動会史的にも大変意義深いものでした。というのも、歴史をたどると、日本の運動会の起源にはイギリス海軍と、明治期の日本の近代化の歴史が大きく関わっていることが分かるからです。
ここで紹介されているアーチボルド・ルシアス・ダグラスさんはカナダ出身のイギリス海軍将校で、日本に海兵の教育方法だけでなく、サッカーなどのイギリス式のスポーツ、そして運動会を紹介した人物として日本のスポーツ史に名前を刻んでいます。
今回、未来の運動会をここプリマスで主催してくれているバービカンシアターの人たちが調べてくれたところ、なんとそのダグラスさんは日本にくる前の数年、1870年前後にプリマスのイギリス海軍基地に駐留したいたとのことでした。驚きですね!
そのイギリス、プリマスに2023年、150年間の間にさまざまな変化を遂げ、日本で親しまれてきた運動会を紹介し、プリマスのみなさんとプレイすることができました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回の「伝統的な運動会」のイベントデザインとディレクション、審判委員長をつとめた運動会屋CUO(Cheif UNDOKAI Offier)であり、運動会協会理事の米司隆明さんとプリマスでおこなった運動会を振り返りながら、パブでお話ししました。
ぜひご覧ください。
有料エリアではプリマスでの運動会だけではなく、街中やレストラン、パブなどで経験したノンバーバルなコミュニケーションの面白さなどの話をしているのでぜひ見てみてください。