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人間の身体は変化に対して「適応する力」を持っている

9月のSwissPeaks Trailに向けて、この7月と8月の中旬までの期間中、高所でのトレーニングに励もうと思っています。

先週末は、1泊2日で初の八ヶ岳でトレーニング。

今月末は日光の白根山周辺、8月に入ってからは大月⇄大菩薩峠、お盆明けに再び八ヶ岳で2泊3日のトレーニングの予定です。

もう少し早めの時期から始動したかったんですが・・・。

いずれの場所も東京から近く、標高が2,000m以上ある山をチョイスしています。

これまではレースもトレーニングも、いわゆる「走れるトレイル」が中心。

標高がさほど高くない場所を走ることがほとんどだったので、数キロの間に1,000m以上登ったり、下ったりする経験がほとんどありません。

普段は限りなくフラットに近いところを走っている人間からすると、上記のようなルートはフィジカルもメンタルも相当キツイわけですが、ロードランニングの延長線上でトレイル(特に山岳系)を鍛えることは難しいな・・・と身をもって体感!

まずはレース時と近い環境に身を置き、身体活動をすることで、どんな反応が起きるのかをチェックしながら、少しずつフィットさせていければと考えています。

八ヶ岳のトレーニングでは、普段生活やトレーニングをしている場所よりも全体的に標高が高くなるので、身体の疲労感が増すのはもちろん、標高2,300mを越える辺りから耳閉感が出ることも分かりました。

もちろん、その時の体調にもよるとは思いますが、次回以降のトレーニングで、どのような改善が見られるのか?もしくは見られないのか?チェックしていきます。

ただ、1つ注意しておかなければならないのは、一気に負荷をかけたり、環境を変化させると、何らかの痛みや機能障害が起きてしまうリスクがあるわけです。

ですが、徐々に新しい刺激を与えて与えていくことで、人間の身体は、その刺激に対して適応する(しようとする)力を持っています。

逆に同じ刺激ばかりを与えていると、身体はその刺激に対して(悪い意味で)慣れてしまい、進化することを止めてしまいます。

かの有名なダーウィンも「強い者や賢い者ではなく、変化に対応できる者だけが生き残ることができる」

と言っていたように、変化することを恐れず、新しい刺激=チャレンジをし続けていきたいなと思った八ヶ岳合宿でした。


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