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心拍 & パワーで分析に幅を持たせよう!

胸部の心拍センサーが行方不明になったから1ヶ月以上が経ちましたが、未だ行方は分かっていません・・・。

ジムに行った後から行方不明なので、ジムのロッカーに忘れて盗まれたか?家のどこかに転がっているか?のどちらかなんですけどね。

家のどこかで見つかるんじゃないかと期待をしつつ、今のところは時計の光学心拍センサーで計測をしています。スピード練習はしていないので。

ただ、4月のUTMFは胸部に心拍センサーをつけて走りたいなと!

経験的に10時間を越えるトレイルレースで、心拍ベルトを装着すると、皮膚がかぶれる傾向にあるんですよね・・・。

なので、トレイルレースでは極力AIRFITという心拍センサーを胸部に貼るアイテムを使用しています。

AIRFITの詳細は下記の記事をご覧ください!

AIRFITは心拍計測の精度は保ちつつ、胸部の圧迫によるストレスから解放されたい!というランナーにおすすめです。

個人的にトレイルランナーは重宝する一品ではないかと!

バックパックの圧迫に加えて、心拍ベルトで胸部の圧迫があるのと無いのとでは、ランニング中のストレスのかかり方が違います!!

去年9月のスイスでは、着替えをした時にセンサーが剥がれてしまったので、慎重に取り扱いたいなと!

できれば、接着部分の強度を上げてもらえると嬉しいですね!

普段はパワーのことばかり書いたり話すことが多いですが、心拍数の計測が不要だとは思っていません。

特にフルマラソンやそれ以上の距離を走るランナーは、レース中の
心拍管理がとても重要です。

なぜ長い距離を走る時は心拍数を計測した方が良いか?

長時間のランニングでは、いわゆる「カーディアックドリフト」という現象が起きやすくなります。

カーディアックドリフトとは何か?というと、一定のペースもしくはパワーで走っているのに、徐々に心拍数は上がっていく現象です。簡単に言うと。

下記のグラフは4時間ロードをジョギングした時のもので、赤が心拍数、水色がペース、黄色がパワーです。

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ペースとパワーは割と一定(厳密に評価すると、パワーは若干下がってきています)。

ですが、心拍数は徐々に上がってきています。

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平均すると、7%の上昇です。

フルマラソンのレースで序盤はペースも心拍数も安定していたのに、後半(特に30km以降)に気付いたら、心拍が上がってしまい、以降に失速してしまう・・・

というのは、結構あるパターンかなと。

なので、パワーと心拍の関係を見ていくと、長距離ランニングのパフォーマンスが向上したか否かが、ある程度可視化できるわけです。

「パワー or 心拍」という議論ではなくて、両方を計測することでランニングパフォーマンスの分析に深みが増してきますよ!

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浦中 宏典(Hironori Uranaka)
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