信州戸隠トレイルランニングレース【レース編】
前回のブログの続きです。
今回は基本的に写真中心で紹介していきます。
普段、写真を撮りながら走ることは少ないのですが、今回は写真多めです!
信州戸隠トレイルランニングレースのコースと高低差(ロングコース)は下記の通り。
■コース
■高低差
大きな山は3つ、アクセントの効いた小さな山が2つ。
それ以外は走れるトレイルになっています。
スタートしてからは、スキー場のゲレンデを中心に瑪瑙(めのう)山(標高1748m)まで登り続けます。
スタート直後。
戸隠スキー場を登っていきます。
一度山道に入りますが、
基本的には芝の上をひたすら登っていきます。
後ろを振り返って1枚。赤土痴態になってくると、ゲレンデの終盤です。
ここまで来ると、山頂まであと少し!
山頂はサクッと通過!
スタートして最初のピークということもあり、辛さはありませんでしたが(夏場に1,000m以上登り続けるトレーニングを何度かやっていたのが良かったのかもしれません)、最後にもう一度戻ってこなければなりません。
後述しましが、序盤の瑪瑙山と終盤の瑪瑙山、だいぶ印象が変わります・・・。
ここから、ゲレンデを一気に下っていきます。
斜面が急なので、飛ばし過ぎず、かつブレーキをかけ過ぎずに進むことを意識。
ゲレンデを下り切った後は、
ようやくランニングができる、気持ちの良いトレイル。
少しだけ、走れるパートが続きます。
ここから次は飯縄山の分岐(ガーミンでの計測では標高1,823m)まで登り続けます。
登りの中盤以降は、岩場も結構あって、想像していたよりもテクニカルなトレイルでした。
飯縄山の分岐。
このコースの最高地点。景色も最高です。
ここから一気に下っていきます。
岩場も多いため、少し慎重に。
今回のレースは走れるコースだと思ったので、プロテクションが少なく、ソールも柔らかいアルトラのローンピークを選びましたが、ちょっと失敗でしたね・・・。
この下り区間の中には、数百メートルの歩行区間もあります。
ここまで来ると、一旦下りは終了です!
が、すぐに登り返します。
写真だと分かりにくいですが、結構な急坂です。
こんな感じのところを200mちょっと登り続けます。
3つ目の山を下り切ったら、戸隠古道に入っていきます。
ここから第一エイドまでは走れるトレイルです。
ただ、3つの山を越えた影響もあり、「あー、第一エイドまだかなー・・・」という心理状態。
あまり積極的には走れませんでした。
ようやく第一エイド。スタートから22km。
2本のソフトフラスクに加えて、200ml程予備で水を持ってスタートしましたが、1リットル弱で、何とかこの区間をカバーできた感じです。
このレースのエイド全般に言えますが、エイドの補給食はそれほど充実しているわけではないので、基本的には手持ちの補給食で対応する感じになると思います。
このエイドはサクッと通過。
引き続き、戸隠古道を進みます。
正直、第1エイド〜第3エイドまでは走れるパートが多いですが、いわゆる中弛み的な感じになっていました・・・。
ただ、観光客も多い区間なので、人とすれ違う(挨拶する)ことも多かった印象があります。
私設エイドも数箇所あって、特に冷たい水がありがたかったです!
この階段が見えると、結構テンションが上がりました!
歩いてボチボチ進みます。
ネットで調べたところによると、ここの階段は270段あるようです!
階段を登り切ると、神道を通って、中社方面に向かっていきます(ダラダラと登りが続いていきます)。
第2エイドのある鏡池です。
池が戸隠連山を映し出す!とのことでしたが、この日はこんな感じ・・・。でも山は美しいですね!
ここは小さなエイドになっていて、ロングの部はここから5km先にある第3エイドが関門になっています。
「次のエイドは5km先です!」
という声に元気が出ました。
第2〜第3エイドは、基本的にこんな感じのトレイルです。
アップダウンもさほどありません。
観光スポットとしての見所もいくつかあります。
この門をくぐって、散策したくなりました。でも、この先はコースではありません。
第3エイド到着。ちなみに、第4エイドも同じ場所です。
割とゆっくりしている人が多かったので、5分程寝っ転がって休憩。
戸隠牧場の草原地帯を横にしばらく走り、緩やかな登り区間に入っていきます。
水は冷たくて、リフレッシュできます!!
ひと山下った後も、そこから第4エイドまでは5km程あって、
再び、牧草地帯に戻ってきます。
この景色は結構お気に入りです。
この牛たちにストレスをかけないようなコースレイアウトになっています。
第4エイド(第3エイド)に戻ってきてからは、残り9km。
ゴールまであと少しですが、最後に瑪瑙山のおかわりが待っています。
ひたすら登って、「そろそろ山頂も近いのかな?」と思ったら、
最後の登りが待っていました!
スタートから最初の瑪瑙山を目指す過程では全く気になりませんでしたが、終盤に見せつけられると、何とも言えない感情が湧き上がってきます。
「最後のこの登りはエグいっすね!と(若干嬉しそうに)声を掛けながら、登り続け、山頂を通過すると、再びゲレンデの下り。
最後の方は石がゴロゴロしていて、アルトラのシューズ(ローンピーク)だと下からの突き上げが気になってしまいました・・・。
このコースには、少しソールの硬いシューズがオススメです。
最後の方はいつもに比べると足が残っていませんでしたが、
無事にゴールにたどり着きました。
10時間27分程でゴール。
予定より30分近くかかってしまいました・・・。
ゴール後は蕎麦を食べて、宿泊していたロッジでシャワーを浴びて、18時半発のバスで新宿へ。
当初の到着予定が日を跨いでいたので、新宿からタクシーも覚悟しましたが、何とか23時前に新宿に到着。
電車で帰路につきました。
東京からのアクセスを考えると、少々時間がかかってしまう場所ではありましたが、恐らくトレイルレースじゃなければ、戸隠に来ることもなかったかもしれません。
ただ、今回のレース中、足を止めて写真を撮りたくなるようなポイントが沢山ありました。
素晴らしいコースだったことは間違いありません。
瑪瑙山の「おかわり」もドM(ドS?)心をくすぐる設計になっていて、なかなか刺激的でした。
意図しない新たな発見、刺激もあり充実した2日間!
関東から参加する場合は、移動時間も長いので一人よりも複数人で参加した方が楽しいと思います!
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