
地域おこし協力隊からみたハクビシンの被害について~驚きの出産力!!~
あいつらめちゃくちゃ子ども産むぞ!日本人もそこらへんは見習おう!
うちの町ではハクビシンは有害鳥獣扱いになっています。
家の天井裏に入ってくる。溜めフン&ションする。
農作物を喰い荒らす。
それでいて、かわいい顔しているのがまたズルい。
ハクビシンとは・・・

1 ハクビシンの姿・食性
・鼻から頭頂部にかけて、真っすぐな白い模様があることから
「白鼻芯(心)」という名が付いたそうです。
・ジャコウネコの仲間。夜行性です。
日中は藪の中や民家の軒先、天井裏などで休んでいます。
・雑食性で虫、木の実、野菜、果物なんでも食べます。
とくに甘い果樹好んで食べます。
2 ハクビシンの習性
・タヌキと一緒で「溜めフン」をする習性があります。
家の天井にうっすら染みが出てきたら、ハクビシンが
住みついている可能性があります。
3 驚きの繁殖力
・そしてメスは生後1年で出産できるようになります。
さらに妊娠期間は、驚きの2か月弱!
さらに一度に2、3頭出産します!
4 優れた身体能力
・登る能力に長けており、プラスチック製の太いパイプでさえ手のひらを
使い器用に登ってしまいます。
・バランス能力にも長けており、
直径1cm程の針金さえ、長い尻尾で落ちないようバランスを取り、
綱渡りのように渡ってしまいます。

都会でも生息しており、尻尾が太くて長い動物が、
電柱と電柱をつなぐ線の上をササっと渡っている
やつがいたら、ほぼ間違いなくハクビシンでしょう。
5 成獣のハクビシンは直径8㎝程度の穴であれば通り抜けてしまいます。
・直径8cm程度ってどれくらい??
⇒ 手で「パー」を作って下さい。その「パー」の指を閉じて下さい。
⇒指の根本をご覧ください。
⇒ひとさし指から小指までの長さが大体8cmです。
※力士の人は例外です。
※若いハクビシンであればもっと小さな穴を通り抜けることができます。
6 ハクビシン用の防獣柵とは?
・ハクビシンは、柵を乗り越えて入ってこようとします。
もしくは柵の下部に少しでも隙間があればそこからも侵入してきます。
〇電気線だけで柵をたてる場合
・地面から約5cm間隔で3本張りましょう。
・4本目以降は約10cm間隔で張りましょう。
・柵の高さは25~30cmくらいが目安です。
・電圧は5000V~6000Vを24時間維持するようにしましょう。
・漏電or故障していないか、計測機で電圧を定期的にチェックしましょう。
・漏電しないよう電気柵下の雑草の処理を行いましょう。
〇網と電気線の組み合わせの場合
・強い力で嚙まれても破れない固めの網(高さは20㎝程度)を張り、
網の裾は地面に埋め込みましょう。
※掘り返されないようにしっかりと土の中に埋め込む!
・網の上に、電気線を5㎝間隔で1・2本張りましょう。
・電気線を含めた柵の高さは25~30cmくらいが目安です。
・電圧は5000V~6000Vを24時間維持するようにしましょう。
・漏電or故障していないか、計測機で電圧を定期的にチェックしましょう。

〇天井裏などに侵入され、困っている方へ
・まずは侵入経路を特定しましょう!
⇒侵入口が分からない場合は、
怪しい場所に目星をつけ「トレイルカメラ」を設置し、
映像を記録しましょう。
どこから家の中に侵入してくるかを確認することができます。
・侵入口が確定したら、その部分を塞いじゃいましょう。
※注意事項※
〇「わな免許」を持っていない方が小型箱罠を使用すると、、
わな免許を所持していない方が小型箱罠を使用し、
ハクビシンを捕獲すると、罪に問われる可能性があります。
ただし自治体によっては「わな免許を所持していない方」
でも役場にハクビシンの捕獲許可申請をすれば、
自宅の敷地内に限りハクビシンの捕獲許可がおりる場合があります。
もしハクビシンに悩まされているのでしたら、一度居住している
地域の役場に相談してみましょう!