地域おこし協力隊がイノシシ被害対策についてあれこれ語ってみる#1
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〇イノシシの生態について
・もともとは昼行性の動物だが、、
農作物を目当てにしている個体は、
人が少なくなる夜になると活発的に行動しはじめます。
また人慣れしてしまった個体は昼だろうが構わず食べ物を求め、
集落に侵入してきます。
・成獣のオスは基本的に単体で行動。
・成獣のメスは子どもを出産したら、子どものイノシシ(ウリ坊)
としばらく共に生活します。
・出産可能年齢はとても低い。
メスは1歳程で妊娠可能な体になり、
春になれば一度に4~6頭ほどの子どもを一度に出産します。
妊娠期間は4カ月ほどです。
・育児中に子どもがいなくなったら、、
春に子どもだけ罠にかかったり、
病気等で子どもが全て死んでしまったりして、
子どもがいなくなったメスのイノシシは同年に再び発情するようになり、
秋~冬の時期にもう一度出産します。(養豚の強制離乳と同じです)
⇒ 1年間に2回出産可能な野生動物です。
・雑食性です。
虫やヘビ、カエル、ブナやコナラなどの堅果類、野菜、果物、
木の根など何でも食べます。土の中の食べ物の匂いを嗅ぎ分け、
土を掘り返してまで食べてしまします。
畑に集団でやってきたイノシシ達が土を掘り返した跡は、
まるでショベルカーで掘り返したような悲惨な光景が広がります。
・イノシシの身体能力
・成獣になれば、命の危険を感じた際など「危機的な状況」に
追い込まれれば1mほどジャンプする脚力を持っています。
・嗅覚が特に優れており、人間のおよそ8000倍もの嗅覚があると
言われています。