和サンバ 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』2018.7.28放送
オープニング
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』今週も始まりました。パーソナリティのマッカチンです。MUROさん、今日もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、MUROさん。7月28日っていうわけなんですけど、めちゃんこ暑いですよ。
MURO:暑いっすね。
MACKA-CHIN:ヤバいっすね。
MURO:もう、ちょっと生きるのが辛いですねえ。
MACKA-CHIN:そうでしょ!もうほんとそう。
MURO:生き物として辛いです。
MACKA-CHIN:子供の頃から考えると、ほんと辛くて。昔、僕が小学校の時、教室に冷房とかなかったんですけど、今あるんですかね?
MURO:ねえ。もう、下敷きであおいでるだけじゃねえ。
MACKA-CHIN:辛いですよねえ。パコパコって音ならしながらあおいでてもって感じですよね。
MURO:あっはは。そうですね。
MACKA-CHIN:それこそ、電車とか、上からすごい古い扇風機とか回ってたのとか思い出して。
寒いっていうのも辛いけど、暑いのもほんと辛いね。
MURO:辛い。耐えられない暑さだわ。
MACKA-CHIN:ねえ。熊谷とか41℃ぐらいで記録達成みたいなこと言ってたけど、そんな記録いらねえって思いますけどね。
この間、海でDJやった時にパソコンでやったんですよ。そしたら、暑すぎちゃって、機械がもう熱出すぎ!っていう警告が出ちゃって、音が止まりそうになっちゃって、超辛かった。
これで、止まっちゃったら、超やべえみたいな感じだったんですけど。なんとか持ったんですけど。PAの人に扇風機借りて。機械冷やして。そういう時、やっぱアナログ・レコード良いのかなって思ったんだけど、ちょうどその時、風が強くて。
MURO:ちょうどっていうのが(笑)
MACKA-CHIN:そう。針が跳ねていっちゃうことがある。そうなると、パソコンだと、結局、針が乗ってるんだけど、パソコンから出てるから、見栄えは針から出てるんだけど、実はパソコンから出てて、みたいな。
すごく矛盾してるような感じなんだけど、でも、その針が飛ばないようにしてくださいって言って、PAの人に色々、風対策みたいなことをしてもらったのね。
目の前にレコードを立てたりとかして、もう海だったんで、2 Live Crew(ツー・ライヴ・クルー)持っていってて(2 Live Crewの)あのビキニの股から顔覗くみたいなやつね。
あれとか飾ってたんだけど、結局、ぜんぜん意味がなくて。だから、なんか飛ばない針とかあるのかな?なんて、ちょっと思ってたりするんですけど、MUROさんは、どんな針とか使ってるんですか?
MURO:樽屋の針をずっと使わせてもらってるんですけど、それこそ、もう飛ばないように、どうしたらいいんだろう?みたいなのが、何年も何年も。
MACKA-CHIN:やっぱ、そういうとこ話すんですか?
MURO:うんうん。
MACKA-CHIN:音以外?音質以外に?
MURO:特に、7インチのプレイになってからとか、特にそうですね。戻す時に、どうすれば飛ばないんだと。横向けたりとか、昔、よくやってた。
MACKA-CHIN:そう。斜めにね。
MURO:ねえ。
MACKA-CHIN:ああ、やってた、やってた。
MURO:そうそう、そうそう。
MACKA-CHIN:そういう研究してるところとか、行ってみたいなあ。
MUROさんが使われてる樽屋のMUROさんバージョンが新しく?!
MURO:はい。白い針が僕のモデルだったんですけど。
MACKA-CHIN:そうだよね。ちなみに、あの白いのって、MUROさん以外は誰も買えなかったんですか?
MURO:いや、そんなことないです。今もう市販してるんですけど。
MACKA-CHIN:あ、市販されてるんですか。
MURO:うん。そうなんですよ。で、今、さらに新しいの、今日、今、これ初めて付いてるんですけど。
MACKA-CHIN:これ?
MURO:はい。
MACKA-CHIN:色が違うもんね。
MURO:ちょっとマットな感じのブルーで。
MACKA-CHIN:マット、良いね。
MURO:そうなんですよ。
MACKA-CHIN:だいぶ改良されたんですか?またなんか。
MURO:また、これもちょっと音的に改良されて。
MACKA-CHIN:へえ。
MURO:今、僕と辰雄さんとJah Shaka(ジャー・シャカ)と。
MACKA-CHIN:Jah Shaka?
MURO:Derrick May(デリック・メイ)だけが持ってるらしいですよ。
MACKA-CHIN:マジ?メンツすごいね!
MURO:あっはは。
MACKA-CHIN:すごっ!
MURO:ちょっと今日、この音出してみようかなと。
MACKA-CHIN:ねえ。これ電波乗ってね、けっこうコンプかかっちゃうんですよ、ラジオって。
MURO:うんうん。
MACKA-CHIN:でも、良い音で届けられたらと思うんですけど。
MURO:そうなんですよ。
MACKA-CHIN:コンプがかかるっていうか、この針のイベント?コンプがかかるとは全然関係なかった。
MURO:あっはは。
MACKA-CHIN:この樽屋のイベントがあるんでしょ?
MURO:そうなんです。
MACKA-CHIN:ほお。なんか、渋谷のHMVにて。
樽屋レコード発売20周年×HMVレコード4周年記念という、このコラボレーションインストアイベントがあるというところで。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:これ、MUROさんもストアDJをやる。
MURO:はい。ちょっとインストアやらせてもらいます。
MACKA-CHIN:ほお、ほお。
MURO:新宿と渋谷と。
MACKA-CHIN:まず、来週の8月4日に、渋谷の6時半からイベントスタートで、7時からっていう。
MUROさんDJやりながら、針のお話とかも?
MURO:はい。ちょっとトークもしてっていう感じで。
MACKA-CHIN:その開発というか、樽屋の阿部さんとか。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:ああ、面白そうですね。皆さん、時間あったら、ぜひ行ってみてもらったら。ぜひ、楽しいと思います。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:さあ、そして7月25日の、3日前ですね。ALOHA'N'IRIE(アロハンアイリー)もビクターから発売されたということで。
MURO:はい、そうです。
MACKA-CHIN:ねえ。ぜひ皆さん、このラジオのリスナーは買ってくれてると思うんですけど。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:ぜひぜひ、まだまだ暑い夏は続くんで。MUROさんの選曲で。
MURO:聴いてください。
MACKA-CHIN:涼しんでいただければと思いますが。さっそく、今週もMUROさんのDJで音を深掘りしていきたいと思うんですが、7月28日、今日のテーマは何でしょうか?
MURO:今日はですね、「和サンバ」。
MACKA-CHIN:和サンバ。和を。
MURO:和のサンバ、ちょっと多めにかけたいなと思って。
MACKA-CHIN:要は、和モノの、日本の曲のサンバ。
MURO:サンバ。
MACKA-CHIN:うわあ、超楽しそう~。テレビとか、よく見てる人は、ぱっと思いつくのは、マツケンサンバですかね。
MURO:あっはは。そうですよね。サンバといえば。
MACKA-CHIN:あれ、でも実は12インチあるでしょ。
MURO:あるよねえ。あっはは。
MACKA-CHIN:ねえ。僕、持ってないんですけど、MUROくん、持ってるのかな~?あっははは。じゃあ、MUROさん、さっそく準備していただいていいですか?
MURO:はい。
MACKA-CHIN:和モノのサンバか。どういう感じなんだろうな?サルサとはまた違うしね。ブラジルものっていうか。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:batucada(バトゥカーダ)的な、ドラムのリズムが独特な感じですけどね。サンバ。では、さっそくですけど、いってみてもらいたいと思います。7月28日、MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは「和サンバ」です。よろしくお願いします。
batucada(バトゥカーダ)
ブラジル音楽のサンバのサブスタイル。主にメロディーや歌のない打楽器のみの演奏を指して言う。またエスコーラ・ジ・サンバやブロコではバテリアと呼ばれる打楽器隊により構成されたそれらの打楽器演奏をいう。
ソングリスト
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1. 椰子の実わり / キングコング パラダイス
2. PARADISE ISLAND / 黒住憲五
3. SILVER SUN / PIPER
4. The Season In The Sun(Special Remixed Seaside Version) / TUBE
5. Indian Summer / Special Jam Company With Shun Sakai
6. テレスコープ / 鈴木 茂
7. Summer Breeze / PIPER
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タイトル:椰子の実わり
アーティスト:King Kong Paradise(キングコング パラダイス)
レーベル:Bourbon Records
リリース:1979
タイトル:PARADISE ISLAND
アーティスト:黒住憲五(KENGO KUROZUMI)
レーベル:King Records
リリース:1985
タイトル:SILVER SUN
アーティスト:PIPER(パイパー)
レーベル:Yupiteru Records
リリース:1984
タイトル:The Season In The Sun(Special Remixed Seaside Version)
アーティスト:TUBE(チューブ)
レーベル:CBS
リリース:1986
タイトル:Indian Summer
アーティスト:Special Jam Company With Shun Sakai (酒井俊)
レーベル:Continental
リリース:1979
タイトル:テレスコープ
アーティスト:鈴木 茂
レーベル:Panam
リリース:1978
タイトル:Summer Breeze
アーティスト:PIPER(パイパー)
レーベル:Yupiteru Records
リリース:1983
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エンディング
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』ここまではMUROさんにレコードで、和サンバというテーマでミックスをしていただいているわけですけれど、MUROくん。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:もう、こっち揺れましたね!
MURO:揺れましたか?(笑)
MACKA-CHIN:揺れた~!
MURO:行くとこまで行っちゃいました?
MACKA-CHIN:いやあ、本当に今日、まったく知らない曲ばっかで行くかなと思ってたんですよ。
でも、本当にやっぱ良い曲いっぱいあるなあっていうところなんですけど、もうたぶん、ラジオのリスナーさんはまずはここ言ってくれっていうのが聞こえるんで、まずはここから行こうと思うんですけど、全国のおじさんおばさんが、もう手を上げて踊り出す。
まさに、俺、反省してます、MUROくん。夏といえばこの人でした。
MURO:そうですよねえ。
MACKA-CHIN:チューブ。このバージョンなにこれ!MUROくん、チューブまでチェックしてるんですか?
MURO:(笑)やっぱチューブ、そうですね。
MACKA-CHIN:これは何なんですか?シーズン・イン・ザ・サンだっけ?
MURO:うん、12インチシングルですか。
MACKA-CHIN:12インチシングルなの、これ?
MURO:でしたねえ。
MACKA-CHIN:こんなバージョンがあるの?よく読んだら、スペシャルリミックスシーサイドバージョンって書いてあって。すごい。ブレイクから始まってさ。
MURO:ねえ。
MACKA-CHIN:で、途中でまたブレイクが来て。
MURO:そうそう、そうそう。あの時間でブレイクもいいねえ。
MACKA-CHIN:それで、「サマー、サマー、サマー」みたいな。
MURO:ダブっぽいところが。
MACKA-CHIN:ダブっぽい飛ばしとか来て(笑)。サックスが来てさ、みたいな。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:最高じゃないですかあ。いやあ、びっくりしたなあ。やっぱ和サンバ、面白いですね。
MURO:面白いですか。
MACKA-CHIN:面白い。
MURO:果てしなくあるんですよねえ。
MACKA-CHIN:ねえ。ほら、一曲目のキングコングパラダイス。
MURO:うん。これね、シングルも出てて、よく最高だって言って、A面(MUROさんのMixTapeにも入っている「B面かけるんですけど、テンション上がりますね。「最高さ」が収録されている)B面かけるんですけど、テンション上がりますね。
MACKA-CHIN:今回はこのアルバムから「椰子の実わり」って曲かけていただいてるんですけど。
MURO:そう。
MACKA-CHIN:途中で、バッカーダ、ドコスカドコスカ、たまらないですね。
MURO:たまらないですよね。絶対分からないと思って、3,4曲目ぐらいまで全部波の音が入ってる。
MACKA-CHIN:マジっすか?(笑)
MURO:あっははは。もう、それで行ってみようかなと思ったんですけど。
MACKA-CHIN:マジっすか。
MURO:止めました、途中で(笑)
MACKA-CHIN:あっはははは。
MURO:波の音だけの曲をテーマに。
MACKA-CHIN:うわ、それ気づかなかったなあ。でもこれ、キングコングパラダイスさん、徳間ジャパンさん(Bourbon Records)っていうことで、徳間ジャパンものも、掘り下げたらけっこう面白そうですね。
MURO:面白そうですね。
MACKA-CHIN:あと、僕、気になったのが3曲目に、PIPERさんっていうアーティストの「SILVER SUN」っていう曲がかかってたんですけど、ど頭がもう、モコモコしちゃって、ドラムで。
MURO:ねえ、たまんないですよねえ。
MACKA-CHIN:たまらない。なんだろうこれ。すごかった。それで、5曲目なんだけど、「Indian Summer」っていう曲。Special Jam Company With Shun Sakaiさん。めっちゃオシャレだった。
MURO:最高ですよね。
MACKA-CHIN:めっちゃオシャレだった。和サンバってだけでも行けそうですね。和モノの中でも、和レゲエとか。
MURO:ねえ。あるもんね、和レゲエ。
MACKA-CHIN:それこそ、和サルサなんていうのもあるのかもしれないですけど。
MURO:良いですねえ。
MACKA-CHIN:ちょっと、和サンバっていうものも改めて新しい発見があって、すごく楽しかったです。
MURO:ああ、良かったです。
MACKA-CHIN:はい。本日のソングリストはMUROさんご本人によって番組のインスタにアップされるので、ぜひぜひ、皆さん、そちらもチェックしてください。というわけで、あっという間なんですけど、皆さん、暑い夏を音楽で涼しく過ごしていただければと思います。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:KING OF DIGGIN’ 今日はここまでということで、皆さん、また来週です。お相手はMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:ありがとうございました。