DIGGIN' ISLAND DISCO(島国ディスコ)『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2018.5.26
島国出身という事もあり、夏になると南の音楽が無性に聴きたくなります。SAMBA SOUL EDITIONは非常にオススメです。中古でもあまり出会う事がないのですが、先週「ディスクユニオン新宿ソウル・ダンスミュージックショップ」さんで発見しました。ラジオを毎週聴いてる!という方はぜひ聴いてみてください!
disk unionさんのレコメンド
夏にふさわしいブラジル産のファンキー&メロウなソウル、ファンク、AOR、モダン・ソウル、ディスコをテーマに、ブラジル盤の7インチだけを使用しミックスした、その名も"SAMBA SOUL EDITION"!
ネタはすべてMUROが長年ディスク・ユニオンでディグし続けてきた秘蔵ブラジル7インチだけで勝負というスペシャルなミックス! 70年代から80年代初期、ブラジルのサンバのグルーヴと、ソウル、ファンク、AORやディスコが融合してできた音楽=サンバ・ソウル。近年サンバ・ソウルは世界中のDJやコレクター垂涎のアイテムで、特に7インチはアルバム未収録というものが多く、ジャイルス・ピーターソンをはじめ、ストーンズ・スロウのマッドリブやフローティング・ポインツ、ブラジルのDJナッツなどが血眼になって探し求めています。
今回MUROは長年ディスクユニオンで掘り続けて集めてきたサンバ・ソウルの7インチの究極のコレクションを惜しげもなく披露! ブラジル音楽が持つ躍動感溢れるリズムと、フリーソウル級の美メロが堪能できるサンバ・ソウルの世界。『SUPER SAMBA BREAKS』をはじめ、昔からブラジル音楽への愛をミックスに注ぎ込んできたMUROだからできたサンバ・ソウルの魅力を余す所なく伝える究極のミックス!!
オープニング
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM 『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』今週も始まりました。パーソナリティのマッカチンです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN & MURO:よろしくお願いします。
MACKA-CHIN:さっそくなんですけど、この番組、レコードでMUROさんがDJをして、掘り下げていくっていうコンセプトのもと、電波を飛ばしているわけなんですけど。
MURO:はいはい。
MACKA-CHIN:今週のテーマみたいなのは?
MURO:今週はですね「島国のディスコ」
MACKA-CHIN:島国のディスコ?!何ですか?
MURO:ジャマイカだったり、ブラジルだったり。アフロっぽかったり。そんなのが現行の新譜(ここ数年で)すごくリリースされていて。
そういうシーンも各地で出てきていて。
MACKA-CHIN:なるほど。要は、日本で言うと、沖縄だったりとか。そういう世界中の。
MURO:そうです、そうです。
MACKA-CHIN:島の個性派ディスコみたいな感じですか?
MURO:うん。
MACKA-CHIN:そういうのがあるんですね?
MURO:ある程度、掘り尽くされたところがあるんですけども、そういうところに、今スポットがけっこう当たってますね。
MACKA-CHIN:へぇ。その心惹かれるものがあるんですか?
MURO:ありますねぇ。なんて言うんだろうなあ。完璧じゃないんですよね、その緩さがすごく気持ち良かったり。
MACKA-CHIN:出た!それ、あれですか?「イナタい」ってやつですか?
MURO:そうっすね。辞書に載せるとしたら、それが意味かもしれないですね。
MACKA-CHIN:うわぁ、気になるなあ。じゃあ、さっそくなんですけど、そういう「世界中の島ディスコ」「個性派ディスコ」みたいな。そういうのをまずは聴かせてもらいつつ、今週はその辺を深掘りしていければと思うんですけど。
MUROさん、準備はよろしいですか?
MURO:よろしいです。
MACKA-CHIN:じゃあ、さっそくいっちゃいましょう。今日のテーマ「島ディスコ」です。よろしくお願いします!
DJ MURO プレイリスト(テーマ:ISLAND DISCO(島国ディスコ))
アーティスト:CRASHERS(クラッシャーズ)
タイトル:Flight To Jamaica (Cool Runings)
レーベル:Capo Disco
リリース:1981
アーティスト:KARRIEM(カリエム)
タイトル:I Love You
レーベル:Favorite Recordings
リリース:1979
アーティスト:Voilaaa
タイトル:Spies Are Watching Me
レーベル:Favorite Recordings
リリース:2015
アーティスト:Los charly’s Orchestra ft. XANTONE BLACQ(ロス・チャーリーズ・オーケストラ)
タイトル:All around the world
レーベル:Imagenes
リリース:2015
アーティスト:Los charly’s Orchestra(ロス・チャーリーズ・オーケストラ)
タイトル:Everlasting Love
レーベル:Imagenes
リリース:2014
アーティスト:Far Out Monster Disco Orchestra
タイトル:Step Into My Life (M&M Main Mix By John Morales)
レーベル:Far Out Recordings
リリース:2018
エンディング
MACKA-CHIN: 80.0 東京 FM MURO: Presents KING OF DIGGIN’ ここまではMUROさんの「島ディスコ」というテーマでお送りしてるわけなんですが。
MURO:すいません。はちゃめちゃになってしまって。
MACKA-CHIN:いやいや、いやいや、いやいや。MUROさんが言っている、島国の人たちの、その独特な解釈っていうやつですか。
MURO:そうそう。独特な解釈だよねえ。それが面白いよねえ。
MACKA-CHIN:いやぁ、面白いですね。民族性があるって、なんだろう。例えば、日本で言うと、沖縄だったり。
MURO:うん。沖縄だったりね。
MACKA-CHIN:大島とか新島とか、実はあるのかもしれないですけど。
MURO:ねえ。出てきて欲しいね。
MACKA-CHIN:要はそういうウェストインディーズ諸島だったり。
MURO:フレンチカリビアンだったり。
MACKA-CHIN:だったりっていう。要は、褒め言葉ですけど、良い意味でダサかったり。
MURO:そうそう。
MACKA-CHIN:イナタいっていうことですよね。
MURO:そうそう、そうそう。
MACKA-CHIN:でもやっぱ、そのディスコは世界共通として、踊る。
MURO: Dancing♪
MACKA-CHIN:クラブだけじゃないとは思うんですけど、踊るというところでは、このスネアのリグハブの感じとか。
MURO:そうそう。
MACKA-CHIN:やっぱり、ね。
MURO:そうなんですよねぇ。前回のレゲエのDubに近い感じのインストが。
MACKA-CHIN:確かに。中はバンドだったりするんで、リテームが揺れたりする。ピッチが揺れるっていう。
MURO:そうそう。そうなんですよね。それもまた面白いっていう。
MACKA-CHIN:面白いですよね。色々聴いていきたいと思ってるんですけど、1曲目のCrashersのFlight to Jamaica、これとか、このレーベルに注目してるって聞いたんですけど。
MURO:そう。最近、Capo Disco(カポ・ディスコ)っていう。
MACKA-CHIN: Capo Disco。それがレーベル名?
MURO:そうですね。3,4枚ぐらい、リイシュー出てると思うんですけど。
MACKA-CHIN:ほおほお、ほおほお。なんか、ヨーロッパのレーベルがリイシューをしてるっていうことですよね。
MURO:そうですね。楽曲はブルックリンの曲で。
MACKA-CHIN:ってことは、まさにそのFlight to Jamaicax逆にジャマイカのコミュニティがやっぱりブルックリンはありますからね。
MURO:そういうことですね。
MACKA-CHIN:ああ、なるほどね。じゃあ、オリジナル音源もあって、それをヨーロッパのそのアンテナ高い人たちが見つけ出して、リイシューしてる。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:Capo Disco。これチェックですね。
で、2曲目。3曲目と同じレーベル、Favoriteっていう。
MURO:Favorite。そうですね。このレーベルがここ何年か精力的にこういったものをすごい、良質なものをどんどんリリースしていて、先日、僕もHMVのレコードストアアイテムで、BECKIE BELLっていうアーティストのリエディットを7inchで出さしてもらって。
MACKA-CHIN:ほおほお。これも、結局、ヨーロッパ。フランスのレーベルでしたっけね?
MURO:そうですね。アメリカの音源だったりとか。
MACKA-CHIN:は~、ヨーロッパの人たち、やっぱオタクですね。
MURO:すごいっすね。
MACKA-CHIN:たまらないっすね。
MURO:とことんいきますよね。
MACKA-CHIN:とことんいきますねえ。しかもこの2曲目、このI Love Youとか、今MUROさんがおっしゃってた、そのダサい、イナタい感「Baby」とか途中で入る感じとか。もう、こういうことを、ほんと俺も言えるようなセクシーな大人になりたいですけどね。
はい。で、4曲目。これ、Los Charly's Orchestra featuring Xantone BlacqってこれをMUROさんが実は・・・
MURO:そうなんです。CAPTAIN VINYLの最新作でエディットさせてもらって、先日出たばっかりで。
MACKA-CHIN:じゃあ、これは12inchじゃなくて、7inchで出てる?
MURO:12inchの音源を7inchにさせてもらいました。
MACKA-CHIN:ああ、そういう意味で、ショートエディットってことですね。
MURO:そういうことでした。
MACKA-CHIN:まさに、今買えるってことですね?今。
MURO:そうです。今、絶賛発売中でございます。
MACKA-CHIN:良いっすね、良いっすね、良いっすね。いやあ、レーベルもので、レーベル買いなんていうのは、ねえ。
僕たち、特にDJの人たちとか、絶対アンテナ張っていると思うんですけど。
MURO:そうですねえ。こういう信用できるレーベルがいくつもあるんで。リイシューもすごいけど、それに似たような音源で、現行でやり直すみたいな。
MACKA-CHIN:まさに、さっきMUROさんもT.K. Discoぽいねとか。
MURO:そうそう。何かっぽいところもまた良いんだよね。
MACKA-CHIN:何かっぽいの、もう大好きですよ、僕。
で、5曲目。1、2、3、4、5、6曲目だ。6曲目の、まさに今掛かってる曲。
Step Into My Lifeって曲なんですけど、この曲が。
MURO:このアルバム2枚組で、最高でしたね。色んな人がインスタに投稿していました。
MACKA-CHIN:うんうん。で、まさにこれは、ブラジルの音源ね。
MURO:そうですね。Azymuth(アジムス)のメンバーだったりとか。
MACKA-CHIN:なるほど、なるほど。
MURO:が島ディスコ。
MACKA-CHIN:なるほど、なるほど。うわあ。ちょっと島ディスコ面白い。
MURO:面白い。果てしない。
MACKA-CHIN:果てしないですね。今日、放送したソングリストは、インスタとかツイッターで、MUROさんがレコードと共にアップしてくれると思うんで、またぜひぜひ、皆さん、チェックしてください。
MURO:はい。してください。
MACKA-CHIN:ということで、お相手は、MACKA-CHINと
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:ありがとうございました。
MURO:ありがとうございます。