●私の文章の書き方をアウトプット~句読点で文章にリズムをつけよう~●
ブログ記事と小説って、同じ文章での表現でもその魅せ方はだいぶ違います。
男性に向けて、女性に向けてでも変わってきますが、共通していることもあります。
それが、リズム(=間)の作り方です。
映像や音声と違って、文字で時間の流れを作るには
・句読点や記号「……(三点リーダー)」や「──(罫線)」
・改行
小説では
・会話文と地の文(説明部分)
でリズムを調整します。
基本的に、会話文(吹き出し)でなくても、句読点や記号はブレス(息継ぎ)の場所であると思ってください。
息継ぎをする時間の長さによって、間の長さが変わります。
一番短いのが「、」次に「。」、罫線「──」と続き、一番長いのが「……」三点リーダーです。(基準)
句読点や記号を頭の中で描く時間分、息を止めていて、文字が見えた時に息を吸うとその長さが体感としてわかるかもしれません。
その技をどういう時に使うかというと、『思考の時間を表す時』です。
試しに打ちます。
「そうね、頑張ってみる」
>>>うーん。軽い返事って感じ。頑張ってみようという気はあまりないように見えます。相手やその物事に興味なさそう。
「そうね。頑張ってみる」
>>>一度、考えてみたかな?って感じですね。さっきよりはやる気が感じられますw
「そうね──頑張ってみる」
>>>先程よりも頑張ってみようかな?という想いが伝わります。ちょっとした決意が見られるなー。
「そうね……頑張ってみる」
>>>三点リーダーって使い方難しいんです。前後の会話(状況)や表情、関係性も一変できてしまう優れもの。
この場合、頑張るけど迷いが生じてるイメージにもなるし、先程よりも強い決意にも見えるし、本当は返事だけして全然違うことを考えている(または悩みがある)ということにもできます。
ただ、あれこれ「……」の間に色々と思いを馳せていることは間違いありません。そんな間の取り方です。
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ですが、こんなことを聞いてしまっては、実際に句読点を使ってリズムを作ろうとしても「いつ打てばいいんじゃー!」ってなりますよね。
ブログの記事でも、こういう投稿でもコメントでも何でもそうですが、文字を打つ時に頭の中で音声化しながら打ってみてください。
自分の呼吸のタイミング(息を吸う時)で「、」や「。」を打つと、実際に話しているようなリズムがとれます。
ってか、私はそのタイミングで打ってますw
だから、私の文章は話しかけてくるように感じるんです。
人の文章を読む時もそんなことをしているので、なかなか句読点が出てこないと苦しくなります。ええ、アホですね。
でも、恐らく皆さんも無意識にやっていると思うので、文字が羅列しまくっている文章を見ると「息がつまる」と思いますよ。
「うっ……」てなりません?w
今回は句読点だけのお話にして、改行でリズムをとるって話はまたにします。
ではでは!