刀ミュ遠征便乗旅〜金沢編〜
福井がダメなら、金沢に泊まればいいじゃない
てなことで、前回の続きでございます。
福井公演初日を終え、ちょっとでも早くホテルに帰るために新幹線に飛び乗って金沢へ。朝早かったこともあってヘロヘロだったのでお風呂入って速攻ベッドにダイブしました。
翌朝はホテルの朝食バイキングからスタート。地方ビジホの楽しみっていえば朝食バイキングじゃないですか!
金沢観光といいつつ「前回訪れてない場所に行きたい」くらいしかなかったので、とりあえずバスの一日乗車券を買うことに。
一人旅ってことで、多分誰も付き添ってくれないであろう場所へ向かいました。それは、2年前の大加州刀展のときに行けなかった「非人清光碑」。
とうらぶに実装されている加州清光は刀工の名前ではあるんだけれども、沖田総司の愛刀の加州清光として顕現しているから、元になった刀は残ってないんだよね。そもそも沖田くんが使ってたのかってとこも怪しいけど、少なくともとうらぶの物語ではその説をとってるので、その辺りはふわっとしといてねw
で、その愛刀を打ったのが六代目の加州清光。別名「非人清光(乞食清光)」って呼び名があるんだけどそれは身分がそうだったとかではなくって、飢饉によって苦しんでた人たちの救済施設=非人小屋に住んでいたから。そしてその非人小屋があったのが、笠舞のあたりってことでこの碑がありました。とうらぶ清光の「川の下の子、河原の子ってね」っていうのは、多分この呼び名に引っ張られたんだろうな。
マジでノープランだったけど、清光きっかけで北陸きたなら、清光を感じようじゃないか! ってことで、次は歴代清光の菩提寺である浄照寺へ。流石にお墓のある場所にズカズカはいっていくのはなんだか気がひけたので、外から手を合わせました。
長町の武家屋敷跡の近くだったから散策しつつ、せっかくだからってことで野村家を見学することに。引き寄せの法則っていうんですかね、これ。なんも調べず行ったんですけど、なんと資料館「鬼川文庫」の中には清光の脇差が。こんなところで見られるだなんてね。
思ったよりも時間をつかってしまったので、あわてて近江市場へ。ほとんどのお店が閉まっていて「やっちまったな〜」と思いつつ、滑り込みでデカ真牡蠣をペロリ。んま〜〜〜〜。
金沢城方面に行こうかな〜とも思ったんだけど、あんまり回ってる時間がないことに気づき、近くの尾崎神社にチラ寄りしてから前回行けなかった主計茶屋街〜ひがし茶屋街へ。お店は結構しまっていたんだけど、マジックアワーでかなりいい雰囲気でした。
なんもしてないっちゃーないんだけどさ、街歩きってたのしいよね。
そうこうしているうちに新幹線のリミットが近づいてきたので、駅裏の回転寿司屋で、なんとしても食べたかったガスエビなどをビールで流し込んでフィニッシュ! あ〜〜〜〜楽しかった!
ってな感じで、充実の福井〜金沢旅でした。またこうやって遠征ついでに旅しようと思います。とうらぶやってると、日本全国あらゆるところに“聖地”ができていいわね。