同じ次元に生きてるということー『うたの☆プリンスさまっ♪ ST☆RISH LIVE STAR TREASURE -SUNSHINE-』に行ってきたお話ー
アタシはチョロいのですぐ熱に浮かされて「こんなはずじゃなかった……」って言いがちなんですけど（ちょっと前の記事の出だしもそれじゃんね）今まさにその言葉を発しています。
「こんなはずじゃなかった……」
なにが、え、何がこんなはずじゃなかったって？ それはですね、スタリ単独こと『うたの☆プリンスさまっ♪ ST☆RISH LIVE STAR TREASURE -SUNSHINE-』から、なかなか魂が帰ってこないんですよ。びっくりしちゃった。もうとっくに余熱だけで動いていると思ってたのに。
「うたの☆プリンスさまっ♪」にハマったのはそこそこ前。ちょうどアニメの2000%やってたころかな。オタクに片足突っ込んだとこで周りの友だちから勧められ、とりあえずリピートをやって、「なっちゃんかわいい……アタシ、なっちゃんを守る……え？は？さっちゃんかっこいいいいいいいいい！」みたいな感じで、気づいたらグッズが増えていきました。なによりも楽曲がめちゃくちゃ良かったんですよね。
そんなこんなで3rdはシネライ、4th〜スタリファンミは現地参加だったんですけど、その間に自分の興味がいろんなものに移っていき、決定的に嫌いになったとかいうわけではなく、気づいたら平熱くらいになっていました。何年もあるとね、生活も環境も変わるからね。
そのくらいだったにもかかわらず、軽い気持ちで行った映画（劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ ）で再熱し、気づいたらそれなりの回数を見に行ってたんですよね……1時間くらいでサクッと見られる長さなのも良かったんだろうな。どんな時でも神席だしファンサ貰えるし、そのうち存在しないはずの記憶が生まれたりしていました。UUUUの炎熱かったもんね。スタツア現地の記憶……
そこからのST☆RISH単独発表ですよ。刀ミュで行ったことあるハコだし仙台好きだし、行けたらいいな〜くらいのノリで応募したら当選。死ぬほど行きたいと思っていた時はチケ取り死ぬ程苦労したのにね！物欲センサー恐ろしや。しかもアリーナと来たもんだ。物欲センサー……
アタシと同様に出戻り＆うっかり取れてしまった同業の友人と新幹線に飛び乗り、そっからローカル線で利府駅まで行き、バスに乗っていざ会場へ！（てか、仙台からのシャトルバスが売り切れるってなんなんだよ〜w）お天気も最高！きもちいい！
サンドイッチ食べたりなんだりしているうちに、あっちゅーまに開演時間が近づいてきたんで会場に入ってみると……
めちゃくちゃ近い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アリーナ１桁台とはいえ端っこだし、トロッコ動線からも遠いだろうしな〜〜なんて思ってたら、同線の真横でした。ひぇ。こんなん初めてだよ！ たまたまお隣が那月担だったんですが「同担拒否とかないですか？」っていきなり聞かれたのはちょっと笑っちゃった。ないよー。みんな好きになるに決まってんじゃん！くらいのノリなので（過保護）
狂ったように見ていたあの見慣れた映像に続き、一人一人がブースから登場し、いよいよツアースタート！やっぱりね、一発目はね、音也の……
あ〜〜〜〜〜〜〜そっちの曲でくるんです？？？？？
プリンスのソロはまさかのソロアルバムの楽曲始まり。ってことは、てことは！ そう、全員がソロ曲歌いました。おぉん、ちょっとだけあるかな〜とは思ったけどさぁ。そして、これまではアンコールでようやく登場するくらいだったトロッコもガンガン出る。近い。物理的にも心の距離的にも近い近い。これがずっと待ってたST☆RISH単独なんだね。なんて贅沢なんだ。なっちゃんはもちろん「SUKI×SUKI はなまる！」。気持ち悪いオタクなので、ラストのはなまる〜投げキッスで泣いてしまいました。そこにいたのは、紀章さんでなっちゃんだったんだ……。
すべてのソロが終わり、アコースティックコーナーへ。ここはほんとに贅沢な時間だったな。披露されたのは「夢追い人のsymphony」と「サンキュ」。メンバーが互いの顔を見合って、丁寧に丁寧に歌を紡いでいく。時々入る歌ウマモンスター（主にマモちゃんきしょさん）のフェイクも心地良かった。これが十何年スタリやってる人たちの呼吸なんだな、と。MCも、重ねた年月があるからこそ生まれたものだと思うし、アタシたちが好きであること以上にメンバーがスタリのこと大好きだってのが伝わってきて、それだけで愛おしくなったよ。アタシが行ったのは2日目だったんだけど、前日のトレンドに「スタリおじさん」ってのが入ってて、それをネタにしていたのも可愛かったな。それはぜんぜん自虐とかじゃなくってね。
ほっこりした後は、いよいよ〜〜〜〜旅が！始まる！！！！！！
そしてここからは、映画と同じ流れでセトリが進んでいきます。初日でもおそらくペンラの色変えバッチリだったんだろなw どうせ長くなっちゃってんだから、ここからは１曲ずつ感想書いちゃえ！
♪.Ok, Hello World
キャラと本人のシンクロ率の高さがトップクラスでおなじみのてらしー音也。バンドを引き連れて、ギターを抱えてのパフォーマンス。途中で弦が切れちゃったんだけど、そのまま続けていてその感じもオケハロみがあってイイ！ スクリーンの雨はちょっと笑っちゃったけど、これもあのシーンみたいでよかったね。そう、ここのコーレスずっとしたかったんだよ〜〜〜〜〜！
♪. Ready to be a lady
レン様だぁぁぁぁ！ センステ上のミニステに腰掛けている姿は、まさに映画のレン様のそれ。こういうイベントのたびに、諏訪部さんは「少しでもキャラクターを感じてくれればうれしい」的なことをよく言ってるんだけど、いたよ、レン様はそこにいた。ラストにあのマネキンが登場したのも完璧だったな。
♪. トリッドラヴ
鳥さんのお芝居の中でもとびきり愛らしいのがセシルなんですけど、今回もめちゃくちゃ可愛かった……！さすがにフライングはなかったんですけど（あるかーい！）迫り上がるステージが煌びやかでよかったな、ラストの掛け声のタイミングが分からなかったけど、みんな思い思いに声をだしていたのが、ライブ感あってにっこりでした。
♪. Snow Ballade
やっぱりね、冒頭の詠唱はしたいじゃないですか！ ご本人にも届いていたようで何よりです……。スノードームのライトの演出がほんとに美しかったのはいうまでもないんですけど、制御ペンラじゃないにもかかわらず、火を灯した後ちゃんとオレンジになって、また青に戻るっていうタイミングが完璧すぎて、プリンセスたち愛おしいぜ。
♪. 愛をボナペティ♪
ﾅｯﾁｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! かわいいかわいいかわいい。はなまるもそうなんだけど、今までのなっちゃんというか紀章さんというかなっちゃんというかでは考えられなかったような楽曲がちゃんとなっちゃんの曲としてリリースされて、こうやってライブで披露されてるっていう事実の尊さよ……↑↑↓↓〜も一緒にでてきたし、くまちゃんも出てきて、モニターにはマカロンちゃんたちもいてラブリーでした。振り付けを頑なにやらないっていってたのに、Aメロ部分は自主的に振りを入れてくれたらしくて、その裏話を聞いた時にもひれ伏しました。オレはなっちゃんがすきなんだよおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！ありがとう紀章さん。ありがとうなっちゃん。さっちゃんもありがとう。また後でちょっと書きます。
♪. TRIGGER CHANCE
あっはっは〜〜〜マモちゃんでトキヤで、トキヤでマモちゃんだ〜〜〜〜！って手を叩いて大はしゃぎしたくなるくらい完璧な宮野トキヤ。ステッキ振り回して、腰も振り回して、ダンスもパーフェクト。会場中がバキュンされてしまいましたね。さすがは得意楽器「Vocal」の男だぜ……。
♪. 来来☆オーライ
さて、ラストはどうなんだろな〜って思ったら、めちゃんこかわいい龍が登場。そしてまさかのバキバキアクション！ 如意棒での殺陣もすごかったし、まさかの逆上がり（逆上がり！？）まで披露して、翔ちゃんの身体能力の高さを表現してくれました。ここまでやってくれるとは……歌うだけでもエネルギーいるのに！終わった後に息が上がってて、生きてる……ってなりました。
そして、イッチバン楽しみにしてた「UUUU」は、め〜〜〜〜〜っちゃかっこよかった。そして、ついに感じました、あの炎の熱さを！アリーナ引けてよかった！！！！！！幻覚が、現実になった！！！！！！！！！！ 「SAMURAIZM」では鈴さんが歌詞すっ飛ばしてしまって、めちゃくちゃ堂々とタンタンターンって歌ってて笑ったし、まさかの殺陣があってはしゃいじゃいました。ライブのリハに加えてこのお稽古もしてたんですね……ありがとうございます。
「ST☆RT OURS」で泣いちゃうかな、とか思ってたんですけど（カラオケで歌って号泣した過去あるもんでして……）、それよりも幸せ気分でいっぱいで、アンコールまでとにかくずっと笑顔でした。
キャラと演者さんを同一視すんなっていうのは頭ではわかってるつもりなんですけど、少しでもこの世界線にいる彼らを感じたくて行くのがリアルイベントだとも思っています。だから、やっぱりそのキャラっぽさが見えるのはすごく嬉しい。
アタシの推しは那月で、だからこそ砂月も大好きで。で、なっちゃんと紀章さんを繋ぐのってさっちゃんだったと個人的には思っていたんです。楽曲もね、どっちかっていうとさっちゃんに寄っているものが多かったし。でも、はなまる〜ボナペティでやっとなっちゃんが、なっちゃんとしての歌を歌ってくれた気がしてすごく嬉しかったんです。上手くいえないんだけど。
でね、紀章さんってこれまでのライブでは、必ずさっちゃんのことにも触れてくれてたんですよ。さっちゃんも大好きなんでアタシはその度に号泣してたんですけど、今回そういえば触れてなかったんですよね。たまたまなんだろうけれども。
でも、都合のいい解釈をさせてもらうと、十数年の時間をかけて、なっちゃんとさっちゃんと紀章さんがうまいこと溶け合ってくれたのかなーなんても思っています。だからわざわざ触れなくてもいい、みたいな。
なっちゃんきしょさんだけに限らず、同じ次元で一緒に年齢を重ねていけることへの愛おしさで、胸がいっぱいになりました。”スタリおじさん”なんて呼び名、愛でしかないじゃんよ。「いろんなコンテンツがあるけれども、最後にちゃんと戻ってきてほしい」的なことを言っていたんで、いろんなものに手を出している身としてはちょっと耳が痛かったんですけど、そうやって「戻れる場所」でいてくれることは容易なことじゃないんだよね。これからも無理のない範囲でお金を落としていこうと思います。
おぉぉん、MOON SHINEもいぎだいよ〜〜〜〜〜〜〜。徳を積もうね。
