アダム・リッポンの反撃

オープンリー・ゲイ フィギュアスケーターのアダム・リッポンが、作家JKローリングの新たなアンチトランスジェンダー発言を受けて（何度目でしょうか）、黒人トランスジェンダーに栄養価の高い食事を届ける支援団体、Okra Project（オクラプロジェクト）に1000ドルを寄付したんです。こちらのツイート

そしたら、同じフィギュアスケーター、アレクセイ・ヤグディンがリッポンにホモフォビア発言（要は「LGBTQ◯ね」とインスタに投稿したらしいです）をぶつけたとのことで、「その出来事にインスピレーションを受けて、今度は新たに1000ドルをOkra Projectに寄付した。ヤグディンの名前で。」とツイート。

このあと「ヤグディンは謝罪したけど受け入れない。謝罪もホモフォビアもトランスフォビアも人種差別発言もオリンピックの金メダルもまとめてくそくらえ」と続けています。

インスタストーリーではこんな感じのコメント。

「何もいうつもりはなかったけれど、ロシアのLGBTQのみなさんに、ていうか世界中のLGBTQのみなさんに、僕はいつでもいつも味方ですと伝えたくて。」

アンチトランスについて、そういえば、GLAADもこんなツイートをしていました。

「JKローリングの最新のアンチトランスコメントに怒っているなら、それは正当な怒りです。その怒りをポジティブに転換したいなら、これらの黒人トランス支援団体をサポートしましょう」 

BLM関連の団体に寄付しようかと考えましたが、私は日本国内のLGBTQ支援団体にしてみました。日本にも支援活動されている団体はありますからね。LGBTQ 支援団体リスト | 認定NPO法人 虹色ダイバーシティ：nijiirodiversity.jp/lgbt_support/

なお、トランス女性は女性で、トランス男性は男性、ノンバイナリーはノンバイナリーです。（ノンバイナリーとは男女どちらでもないと感じる人やどちらでもあると感じる人を指します。日本だと呼び方が違うかも。）自分の性を決める、または決めない権利は、周りがなんと言おうと、当人にしかありません。