【1807】最近美味しかったものシリーズ。
元々内装会社にいて、インテリアが好きで、外食にほとんど興味がなかった10年前、うっかり変わらないと思っていたものの、気がついたら週の半分以上は(控えめ、5の時も7の時もある。友達に言ったらひかれたので、半分以上ということで。)外食しているらしい。
食べログの『行ったカレンダー』って、良くも悪くもとっても分かりやすく可視化していただけるので、振り返るとあんぐりします。
そんなに外食していても、内訳は自店舗視察とか、歓送迎会とか、お付き合いの会食、人と会う、顔合わせなどなどがほとんどで、「美味しいものを食べにいく」という目的で行くのって少ないですよね、とふと。
ということで、前置きが長くなりましたが、
マジで美味しいもの食べに行きたい!
って時にドンピシャだったお店が最近数店舗続いたので記録しておこうと思います。
①tixiplaka@新橋
イチオシがオープンサンドって言うから、うーん、感激するイメージないけど・・・という感じだったんですが、マジ、美味しいじゃないの。
ヒットはシェーブルチーズとアーティチョークドライトマトのオープンサンドと、写真の鰯と野菜の冷製ラザニア。
そもそもここ、ワインにもやられました。
冷えたマスカットをがしゅっと噛んだような、ミュスカデ。
飲み物に感動して、食べものが最高だったら、そりゃいいでしょうよ。
シェフは女性ワンオペ、ドリンクメニューセンスと味付け&食材の組み合わせが秀逸なのに加え、盛り付けもすんごくきれい。一皿一皿、来る度にわー、っとなります。女子まっしぐら。
白を2杯いただいた後は肉を食べたかったので赤を。
重めで甘くない、はたまた好みのカヴェルネ。
合わせるのはチョコレートとチョリソーのオープンサンド。
薄切りチョリソーの上にパウダー状のチョコレートがふんわりたくさん。
ここで気を付けていただきたいのは、食べながら笑うとチョコレートが舞い上がって大変なことになります。くれぐれも笑わせないように&笑わないように。(やりました)
お店の中は8名のワンテーブル、席数が少ないですが、アットホームでめちゃくちゃ精度が高いお店でした。
②chiori@四谷三丁目
女子会(最近よく議題に上げられる、何歳までが女子か問題、は置いておきますね。はい)なるもので、お友達に「ここに連れて行きたい」とのご指名で連れて行ってもらいました。結構外食していて思うのは、案外自分にこだわりがないということ。
食べた時に美味しい、とか、これは合わない、とかオペレーションがああああ!!とか、色々細かいことに気づくのは多いんですが、「この店のこのお料理をあの人に食べさせたい!」とか「死ぬ前にここのこれは絶対食べたい」とかが無いんですよ。私。
ということで、「このお店連れて行きたい」って言われると何しろこの人すげえ、と思うし、思いやりが嬉しい。多分、相手が想像してる以上に嬉しがってる。笑
話は戻って、チオリさん、入口から木の扉で一軒家な感じで、かわいい。見てるだけで女子力アップしそう。
そして、到着早々にいただいた白ワイン、これはジューシーな生桃齧った系、これがすんごく美味しかった。WHITE HAVEN。ほんとうに天国感ありました。
で、更に桃の冷製スープ勧められたから、やりおるな、と笑
果物のスープって、甘すぎてもだめだし、温度とか舌ざわりとか、結構難しいと思ってます。味は滑らかでいい塩梅、先ほどのワインとも相性ばっちり。うん、やりおる。
で、雲丹のアメリケーヌソースやら(これも絶品!写真のやつ)、生ハム(確かハモン?)がたっぷり載ったポテトサラダやら、大好きなブレザオラやら食べて、最後はニュージーっぽくラムチョップをメインで。
少人数で、雰囲気よく平和にごはんを楽しめるお店でした。
③満うら@辻堂
辻堂。品川から40分程、そう、結構遠いんですよ・・・・。
それでも半年に一回位行くのは、そういうことです。
毎回メニューを見た瞬間からテンション上がって、おなかぱんぱんになるまで食べて帰るという、なんとも学習能力のない通い方。
でもこれでいいんです。幸せだから。
今回は、旬のとうもろこしの天ぷら、生牡蠣、生しらす、海老のお刺身(withタコも入ってた)、カニの身をほぐした上に雲丹がのったなんかすごい美味しいやつ(我ながら稚拙な表現。笑)
メインはシェフが骨をたたいてくれた特製水炊き。
ここの水炊きは、本物。何が良いかという議論はあるものの、私はこの濃厚すぎて目を離すとすぐ膜張っちゃうー!みたいな水炊きが一番好き。
最初のスープにひとつまみだけ塩を入れて味わう儀式で幸せ感あふれる。
スープの中で野菜がぐっしゃぐしゃになるまで煮込んで食べるのが好き。いつもこの水炊きスープに浸かりたい衝動にかられます。
そうそう、飲み物は、いつも海鮮に合わせて日本酒メイン、今回は十四代の雄町中取り純米吟醸を。日本酒全然詳しくないのでラベルに書いてあった情報を頑張って記録したまでですが、元々十四代は好きなのと、今まで飲んだ十四代の中でもさっぱり香り高く、気持ちの良い日本酒。
ちょっとだけ珍しいとのこと。
マックスまで食べて日本酒でふらふらになりながら、またおうちまでの長旅を。帰るまでには少しだけ酔いもおなかも落ち着いてるから、ある意味この距離は丁度良いのか。
またいきます。
NOTEって、こういうこと好きに書けるからいいですね。