見出し画像

内川幸太郎が実在していた話をしたい










まずはじめに。

今回初めて有料エリアを設けました。
たかが自分が好きなものについて語るようなどうでもいい一般人の記事に有料エリアを付けるのはどうかと考えましたが、あまりにも恥ずかしいのと(じゃあ書くなよ)、人によっては気分良くない部分だったり、まあ推し活も色々とあるのでね(察してください)、自己責任で購入いただければと思います。今回の記事はほぼ自分の日記みたいなもんなので、買う人いなくても全然大丈夫です。

追記:こちらの収益は全て内川幸太郎さんのお財布に役立たせていただきます。










夢は、死ぬまでに内川さんに会うこと……







いつ訪れるかわからないものです。ついに夢が叶ってしまったのです。
何度か三途の川を行ったり来たりしながら今なんとか生還してこちらを書いています。








ことの発端は今年の4月。
ジャニーズWESTの現場に向かった日のこと。
たまたまMリーグを通じて仲良くなった友人が同じWESTの現場に行くと聞いて、せっかくなら会いたいと思い現地を。フォロワーさんとの初対面、麻雀のイベントよりそっちが先かよ。






どこの現場で遊んでんねん。


友人がTEAM雷電の本田朋広プロ推しということもあり、「もし内川さんと本田さんが一緒になるイベントあったら一緒に行きたいね〜」と遠い望みで軽く話していた。







それから約2週間後、忘れもしない4月16日。ちなみに私の誕生日(どうでもいい)。
その日は麻雀最強戦に内川さんが出ていた。しかも優勝。本当におめでとうございます。
自分の誕生日に試合が見られるだけでも嬉しくて、優勝までされて幸せな誕生日プレゼント(錯覚)。



その後とあるツイートを見かけた。









!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?





こんな運命的で奇跡のようなタイミングがあるのか????




すぐ友人に連絡。本当は秋頃に初めてイベントに行こうかと考えていた。まさかこんなに早くその時が訪れるなんて。財布と相談する前に自分の意思を固めた。


しかもたまたま3月末に見ていた4〜6月の占いで、自分のラッキーデーが6月18日だったことを思い出す(こういう時だけ占い信じるオンナ)。




私は散々オタクをしてきたにも関わらず、関東へ遠征に出向いたことは一度もない。まさか自分が麻雀というものを知ってからこんなことになるなんて思いもしない。


内川さんに一目会いたい、その気持ちだけで私をここまで動かした内川さんは偉大だ。というより私の内川幸太郎への想いが強すぎる結果だ。どんだけ好きなんだよ。







ここで一つ大きな問題にぶち当たった。
そのイベントはプロお2人と必ず1回同卓できるらしいのだが、なんせ私は雀荘に行ったこともなければリアルで麻雀を打ったことがない。これは大ピンチ。



安易に行くと決めたはいいものの、初めて行くイベントにしてはハードルが高すぎる。ルールは分かっていても見るのと実際にするの、ネットとリアルではわけが違う。せっかく初めて推しに会えるというのに推しに会える喜びよりも、ちゃんと麻雀できるかの不安の方が大きすぎる。





そこでイベント前に雀荘デビュー、リアル麻雀デビューを先にすることに。

イベントの2日前に東京へ。2日間の特訓が始まる。


まず1日目。実際の麻雀の始め方、卓の使い方、発声や副露の流れなど、ルールを知っているはずなのにこんなにも細かく覚えなければいけないものが多すぎて頭がパンパンになる。役を作ってる場合ではない。ただでさえ会うことに緊張していた私はさらに緊張が増え2日前から胃が痛み出す。



2日目。前日に教えていただいたことを活かして少し自分の和了をみる余裕がほんの少しだけできた。この日東風戦ではあるが初トップをとることができた。黙聴とかもしてみたりした(調子に乗るのが早い)。麻雀がちょっとだけ楽しく感じられた。ただ友人とセットを組むのとプロと同卓、ましてや推しと麻雀を打つのはまた別次元の話。胃の痛みは消えなかった。








友人達のおかげでなんとかイベントには参加できそうなくらいまでにはなった。しかし胃は痛いまま。






なぜこんなにも胃が痛いのか。おそらく緊張のせいだ。
せっかく東京きて美味しいものをたくさん食べる予定だった。お腹は空くので食べようとするのに、急に食べられなくなる。こんなにも胃が痛くなるほど緊張した記憶はない。



今までの推し活は、一方的に見て楽しんで一緒にいるその空間を味わうことが目的。近くにくることはあっても一瞬。喋ることはまずない。




以前に記事でも話したが、ここの界隈は距離感がアホみたいに近すぎる。今回のイベントを例にして言うと、まず6時間推しと同じ空間に拘束、今回は4局麻雀(連荘なし)で20分間推しと至近距離で同卓、写真撮影とサインという確実に話さないと先に進まない地獄。

それでいてプロ2人がゲストというのに7,500円っていうんだから実質0円だよ(嬉しいんだか嬉しくないんだか)。



そんな距離感で推しと会えてしまうタイプの推し活初体験の自分にとって、緊張の度が超えていた。






胃の痛みが消えないままいよいよその日がやってきた。






まず受付を済ませ、その日の自分の番号がクジで決められる。1回戦から10回戦までの席がすでに決まっている。自分が何回戦で推しと同卓するか確認する(ここ大事)。


私は本田さんと5回戦目、内川さんと7回戦目で当たるようだ。最初でも最後でもなくちょうどいい感じ?





と、友人と話していた矢先、急にフラッと現れたイケメン。それが内川幸太郎だった。





いやいや、そんなサラッと訪れるもんなの?????

まあコンサートみたいに舞台裏とかあるわけじゃないし、同じ入口からやってくるのは分かってたつもりではいたけども!!!!!


急すぎて眩しすぎてパニックになってなぜか友人の背に隠れる自分。生の推しを自分の目に入れるのが怖かった。まあいずれ同卓するんだから強制的に目に入るんだけど。






緊張の度合いが自己新記録になったところでついにイベントが始まった。ルールや今日の流れなど説明を聞いた後本田さんと内川さんが登場。お二人が挨拶してたけど緊張で内容はほぼ覚えていない。





まず、本人と同卓する前に自分がちゃんと麻雀できるかの緊張から始まる。ここで慣れておかなければいざ同卓したときに粗相をしてしまいそうだから。





緊張の量はどんどん記録を更新する一方で、なぜか私ここで爆運を使う。
4回戦まで終えた時点で1112。雀魂でもこんな成績ないぞ。4回戦終わった時点でまさかの全体1位。主催のうっちーさんが1時間並んで買ってくれたI'm donut?のクリームが入ったドーナツをいただく。胃が痛くないときに食べたかった……


7回戦目がちょうどいいなどと思った私がバカだった。早く終わった方が気が楽になる。後になればなるほど緊張は増していく。






さあそれでは5回戦目。まず本田さんと同卓だ。


元々内川さんを好きになる前に本田さんを地味に推していたのでそれはそれで緊張。まず顔がいいんだわ。
彼は私の上家(自分から見て左)。手がよく見える。手がいいですねえ。ここで手フェチの私大興奮。


終始楽しい会話もありながら、意外と麻雀自体も楽しめた。プロ相手にフリテン立直なんかしちゃって。その後本田さんに追っかけられて一発で振り込んだ。ロンって言われて嬉しかったの今のところここだけ。




対局が終わり写真撮影とサインの時間。私がポーズを指定する前からお決まりのRMOポーズ(知らない方は検索してね)で待ってる本田さん可愛い。それでいいよ(イケメンに甘い)。



私が寒そうに見えたのか「寒くない?大丈夫?」って目を見て言われたり、麻雀のイラストが書かれてある私のスマホケースにすぐ反応してくれたり、サインの宛名をTwitterのアカウント名(aco)で書こうとしたのを遮って「平仮名で」って言ったら「バカにしとるやろ?」って言われたり。私が本田さん推しであれば大満足すぎる内容。







本田さんとの同卓で謎にほんの少しだけ緊張がほぐれた。もうこのまま終わってくれていいよ。


というわけにもいかない。1戦挟んで7回戦目、ついにその時がやってきてしまいました。内川さんとの同卓。






また緊張がぶり返す。胃の痛みが最高潮。



ここで私が同卓する際の推しとの位置希望を提唱したいのだが、


第一希望:対面(自然に顔を見られる、距離が程よい)
第二希望:上家(右手がよく見える、推しが切った牌でチーできる)

最悪なのが下家。顔は右を向かないと見れない。右手は見えない。そもそも近すぎる。




なんとなく皆さんお察しの通り、内川さんは私の下家だった。最悪だ。近すぎて息もできない。



ここから先は

2,476字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?