リモートワークは楽だから
おはようございます。今週は少し時間が取れそうなので、以前に書きためていたものを改めて見直しておりました。その中で書いていたのが「リモートワーク」というお話。
わたくし、システム業界に身を置いていますが、お仕事は現在ほぼほぼリモートワークです。このリモートワークについて、思うことを書いていきます。あくまで主観ですので、世の中を代弁する気はまったくありません!w
リモートワークのメリット
コロナ禍になる前までは、会社自体がリモートワークなんて必要がない!位の立ち位置だったので、まさか自分がリモートワークするようになるなんて!と感じたのが2020年3月ごろ。
最初のころは、
通勤しないでいい
始業ギリギリまで寝れる
眠い時もバレない
スーツを着ないでよい
近所の美味しいランチを食べられる
仕事終わって直ぐに出かけられる
家事をしながら仕事が出来る
宅配便を受け取れる
考える仕事の時に邪魔が入らない
顔を出さずに会議が出来る
嫌な人に会わなくて済む
遠隔地でも仕事が出来る
などとメリットしかないじゃん!これを何で会社は認めなかったんだ(認めるわけないかw)とか思っていました。歳の近い同僚、仕事に慣れている後輩たちもこのままずっとリモートワークでよいよね、、、と話していた状態。そして、会わないとできないと思っていた今までの仕事が、大きな問題もなくできてしまっている2022年の今。2020年に始まったプロジェクトがあったのですが、2020年の4月くらいから大量にメンバーが投入されてるなかでのリモートワーク指示。最初はやりずらい面もありましたが、今年無事にリリースして、あれ、完全リモートでもプロジェクトって完了できるんだ、、、、と今さら実感するわけです。一度も会えなかったメンバーも居たくらい完全リモートでの活動でした。
問題点があれば、話し合って方向性をきめつつプロジェクトを進めていた訳ですが、なんとかなるもので。
それもあって、メリットだらけじゃん!な結論。
リモートワークのデメリット
今度は反対の面、デメリットについて考えてみます。世間一般的なものもあれば、わたし的に感じるものもありました。
規則正しい生活が乱れやすい
とにかく外にでないので不健康
食生活が悪くなる
職場付近の美味しいランチを食べることがなくなった
仕事帰りに遊びに行かなくなる
目の届くところに人がいないから気軽に話しかけられない
雑談する人がいない
いちいち打合せにして時間を作らないといけなくなった
フル出勤できる体力がなくなった
といった感じでしょうか。自分はひとりで暮らしているので、基本的にリモート作業だと対面で誰かと話すことは皆無。声とまたにでる画面からの映像だけで人と触れ合ってるのだなとこの間気付きました。。。
対面で会っている人で言うと、近くのセブンイレブンの店員さんだけ、、、、!!!
週末は友だちと会うことはあるけど、平日は基本ひとりな状態。メンタル的にはあまり正常なことでないように感じます。これは人によって違うのかもだけど。。。昔はずっとひとりでいいやと思ってたけど、年も重ねるとそうでもなくなるので。
自分を律して誰も見ていなくても規則正しい真面目な人でありたいものですが、わたしはそんな人間でもありませんwギリギリまで寝ちゃうし、夜更かしもするし。一定の生活のルーティンが狂ってきているのは確か。
そしてこれをもとに戻すのが大変!一度激太りしたら戻すのが大変なのと同じように、実際に今苦労してるところです。
雑談もなかなかしづらくなりました。毎時間したいわけでもないけど、お昼後とか、休憩時間に2,3分話すだけで仲良くなれたり、そのきっかけになれたりすると思うんです。リモートワークになってからは、チャットで雑談できるメンバーは限られるし、若手はわたしが話しかけたら真面目な回答してくれる(これはこれで嬉しいことだけど)し、さらにふわっとした会話をしたいなとは思います。
すでに年齢的にはおジーだからwフランクさも何も無いかもだけど。
リモートワークの体感
体感と書きましたが、これは『もう毎日リモートワークでいい!』なのか、『たまには出社してもいいかな』なのか、『毎日出社した方がいい』なのか、の周りの人の意見を指してます。何百人も集めてリサーチしてるわけではないのであしからず。
『もう毎日リモートワークでいい!』の人は、多いと思ったのですが、そこまで多くない印象です。この意見を持つ人は、自分で仕事を回せて完結できる人、指示されたことをこなせて問題があまり発生しない人が多い。ようは自分のことだけを考えればいい人なのかも。(個人的意見)
当初は自分もこの意見だった、、、、、
『たまには出社してもいいかな』は、対ひととの関わりを多く求める人なのかと思います。自分の周りにはこの意見の人がある程度います。週1とか2とか出社するパターンかな。若手の人でまだ色々聞きたい人だったりとか、会話を中心としたcommunicateを取る傾向のひとだったりとか。ぱっと聞けて、仕事に戻って、またぱっと聞いてもどるみたいな。自分は最初はフルリモートでもよいと思っていたんですが、最近は週1、2なら出社はありだなって感じてたりします。雑談したいだけなのかもなんだけど。。。
『毎日出社したほうがいい』意見の方は少なくともわたしの周りではいないですね。上でも書いたけど、出社しなくても仕事ができちゃうことが判ってしまったので、それはやはり大きな変化だったのかもしれません。今の状況が改善されて普通の生活になったとしても、毎日出社する文化は少なくともシステム業界ではないのではないかと、、、(取り扱ってる情報によってリモートが無理なものも世の中には沢山あるから、わたしの周りではということです。)
この体感は会社ごとの方針でも違えば、勤めている人それぞれでもちがうので、一辺倒にルールを決めすぎちゃうと、会社の真意を理解せず、反対する人も出てくるのかなとは思います。
リモートワークは楽だから
上でも述べたのですが、自分で大体のこと把握してうごけたり指示できたり作業できたりする場合は、出社する意味が薄れてるように思えます。ただ、わたしが必要だなと思うのは、新人の教育をする上では、多少の対面はあった方がいいではと思うところ。新人にリモートワークだからよろしくっていうのは少し乱暴で、右も左もわからない人にいきなり家で作業しろってのも乱暴かなと。今はコロナのこともあって出社がしづらい状況でもあるのですが、それでも対面して会話をして欲しいな・・・。リモートの効率化をは素晴らしい点ばかりだけど、少々押しつけすぎに感じるのです。無駄を排除しすぎというか。断捨離しすぎて、何もなくなった部屋を最後に見て、本当にそれで満足なのかどうかというか(意味不な表現)。
あとは、新人さんの適性も関係はしてくると思います。リモートワークでもCatch Upが早くて、出社する必要もないひともいるし、対面で面倒をしっかり見る必要がある場合もあります。そこは人によりきちんと対応というか教育をするのは必須であるのです。リモートワーク関係ない当たり前のことだけど。リモートワークという新しい課題にもしっかり向き合うことが教える側に求められているのですね。
あ、この文章は、システム業界で働く私の私見なので、いろんなお仕事があってリモートワーク自体できない方ももちろんいらっしゃるのをわかった上で書いておりますので、ご容赦ください。
なんか、久しぶりに書いたら長くなりましたが、コロナが終わった時(終わるのかわからないけど)に、リモートワークの本当の存在感が明らかになるのかと思います。リモートワークで教育を、OJTを受けた若者が、対面に切り替わってどうやって後輩に指導していくのか。自らが考えて進めていかないといけないわけですから。年齢を重ねた私たちは、リモートワークで楽しすぎに、しっかりと指導する人たちにならないといけないと感じるのでした。