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おうちのおはなし 水道トラブル編

こんにちは。チュウです。
Noteを書き始めた時に「おうちのおはなし」と題して、マンションを購入した際の話を連続で書いていたのですが、途中で書くのを辞めてしまいました。。。4年越しの謝罪です。すいません。。。

購入して、住み始めてから早いものでもうすぐ丸4年。まさかの出来事に遭遇したので、記録しておきたいと思います。

洗濯機がエラー?

誕生日の日の夜に、事件は起きました。前日にとらんぽりんで誕生日のカウントダウンをしてもらって、かなりお酒をいただき、次の日(誕生日)は仕事をお休みしていたので、ゆっくり寝ていたんですけど、隣の部屋の改装工事で部屋の内部を解体していました。ドリル音が9時頃からガンガンして、こんなうるさいことある?位な騒音だったので、致し方なく起きて、外に出ることにしました。夕方になれは工事も終わってるかな、、、という思いもありでした。駅近でぼーっとして、時間を過ごして、帰宅して、またぼーっとして、誕生日は終わるんですけど、洗濯しないといけないことを思い出して、洗濯をスタート。しかし、洗濯が途中でエラーなるんです。フィルター掃除かなと思って、フィルターを取り出して、掃除するときに台所の蛇口を開いたら、なんと水が出なくなっていくのですw
出なくなってからは、開いたり閉じたりしても水が出なくなりました、、、、、
その後洗面所、お風呂、トイレと調べて行くと、出たりでかなったりで、以前の水量で水が出ないことを認識します。洗濯機は水が出ないことが理由で止まったことがここで理解できたのです。

隣の改装工事が原因?

もしかしたら、マンション全体で止まってる?とか思ったのですが、夜遅かったのもあり、ひとまず朝になったらもう一度確認することにしました。
次の日、マンション全体で水が出ないとかだったらきっと大ごとになってるはず!だと考えていたのですが、特に何事もなく時間が流れましてw、自ら管理人室へ行くことにしました。
すると、管理人さんはカタコトの日本語で、、、(って日本の人じゃなかったんかいw)いつも何言ってるかわからなかったから聞いてもなかったけど、がっつり日本の人じゃなかったのに驚き、管理会社の人に伝えるように頑張って伝えて、一旦部屋に退散します。すぐに管理会社から電話がかかってきて(管理人がどうやって説明したかは謎)、担当の方に事情をお話ししました。

それからまもなく、隣の部屋の工事担当者からの電話がかかってきます。昨日から始まった隣の部屋が改装工事ですが、もしかしたらそれが原因かと思っていたところもあり、間違えて止水栓とめちゃったのかしらとか位に考えていたのです。工事のお兄さんが部屋に訪ねて来て(かわいいぽっちゃりアニキ)、調べてくれたのですが、まったく回復しない。。。

工事中の隣の部屋も見せてもらいましたが、特に水道管を切ってしまったりとかそんなこともなく、、、、。そして再び管理会社に連絡して状況の報告をします。数時間後、別の水道関連の業者が状況を見に来てくれました。色々と水回りを調べたり、水道メーター付近の状態を調べてくれたりしたんですが、どうやら水道メーターから私の部屋のリノベーション時に引いた水道管の間にある昔から引かれている水道管が経年劣化となっていて、サビがはがれ出てどこかで詰まってしまったのが原因ではないかというお話し。でも、いきなりそんな水が出なくなるとか、出てもサビがめっちゃ出るようになるとかいきなりなるもんでもないから不思議な状況になったわけです。
そうなると疑わしきは隣の部屋の改装工事。可能性としては、部屋の解体時にドリル的なものを使って部屋を解体していたので、その振動で水道管からサビがはがれ出てどこかで詰まってしまった説が濃厚かなと。
ただし、その証拠がないのです。水道メータからリノベーション時に引いた水道管の間の古い水道管を調べればいいのかもなのですが、共用部分の見えないところなのでそこを壊すわけにもいかないし。そして詰まっていたとしても、ドリルとの因果関係も証明できないし。疑惑だけが残ったわけです。

まずは水を出したい。

そんなこんなで、じゃあすぐに水を出すにはどんな方法があるのかって話で、再び状況を確認にきた水道業者と討議開始。(ここまでで水がでなくなって5日目)古い水道管を新しくすればいいって単純に思っていたのですが、先ほども書いたけど、共用部分の見えないところにあるわけですね。その場合は、そこのルートはもう使用せずに新しく引いた方がよいと言われました。で、そのルートなんですが、自分の部屋は端っこの部屋で水道メーターエリアから部屋に通すには、一度新しい水道管をメーターエリアの上部に穴を開けて、外に出して玄関の上部に穴を開けて通すと言う、え?何それ?って方法だったのです。なぜならば、水道メーターの横から穴を開ければいいところその横が穴を開けられない柱だったからで、仕方なく一度外に出してあげないといけないとのこと。。。そんな壮大なこと(この時はまだこれくらいで済むもんだと思ってた)をするのか、、、、すくに終わらないじゃんの気持ちです。

そして、そこからまだまだありますw
部屋に通した新しい水道管をリノベーション時に引いた水道管につなげばOKなのですが、それは部屋、廊下などの下にあるわけです。ってことはそこを一度はがしたりして繋ぐことになるんですけど、壊したら元にもどすにもお金はかかるし、リノベーション時の水道管の繋ぎ先が複数あることもあり、壊すところが沢山ありそうで、探しながらやることになりそうとのことで、、、、それなら、比較的に金額を抑えることができる、天井に水道管を通して各場所(洗面所、トイレ、洗濯機置き場、台所、給湯器)につなぐ方法を提案されました。
ただし、給湯器がベランダにあるので、ベランダまで水道管を天井伝いで通す必要もあり、なかなかな大工事になるので、それをとるか、リノベーション時の水道管を探してそこにつなぐのをとるかの2択になったんです。

廊下と納戸の下あたりがリノベーション時の水道管のスタート地点だったんですかど、配管の資料をみたけど、結構広範囲に壊すことになるので、それを壊す、直すだけでも日数と金額がかかりそうなのと、業者の方がなかなかこのパターンは見えない場所なので想定と違った場合にどんどん部屋の床をはがしたりしないといけないからオススメされなったわけです。代わって、天井に水道管を通す場合は、天井に四角い点検口をつけることで、壊すことにはならないので、工期も短くできるとのこと。(この時は工期が短いって言われた)
とにかく、早く水の使える生活を取り戻したい私は、天井に水道管を通す方法を採用(というかこの選択肢しかない状況でもあった)。見積もりと日程調整に入ります。

そして、業者から見積もりが次の日に届いたんですけど、金額を見てびつくりww だって50渋沢を越えていたんですもん。。。。涙。
でももうひとつの案にしていたら100渋沢は超えていたかもだったらしく。致し方なくとも思いつつ、1日も早く現状復帰したい私はOKを出します。別業者に別見積もりとった方がいまとなっては良かったかもなんですがね。。。

工事は複数回に。

OKは出したものの、ヒト不足の世の中、工事してくれる方の日程が全然取れないことが判明。(ここまでで既に1週間経過w)水出ない生活に少し慣れて来た位ですw 工事は最終的に3回行われたんですが、自分の家にいることができる時間帯、音が出る工事は平日にできない(会議とかしてる時に音を出すことができないから)などなど、、、、諸条件を合わせて工事を行なってもらったら、最終的に終了したのが、水が止まってから25日後のこと。
すぐに終わると思ったのに。なんでこんなかかるんだよ!というのが第一印象。そうは言っても色んな調整・相談をすることで延びに延びるものですね。

1回目の工事は、担当者が1名しかアサインできないということで、ひとまず天井の穴あけと点検口の設置。あとは実際に開けてみて、懸念点がないかなどのチェックをしてもらいました。そうするとやはり懸念点は出てくるもの。当初、天井の点検口は、5〜6口の想定でした。でもベランダまで水道管を出さないといけないということと、天井とさらにその上階のさかいの隙間があまりなくて、通すのが大変なことが判明。想定の口の間にも点検口を開けて確認しながら通す必要が出てきました。なので、結果的に天井に四角い点検口が増えることに。。。まあこちらは、増えても値段の変動はないので問題はないです。最終的には12個点検口が誕生しました(笑)

2回目の工事は、3人の担当者がいらっしゃいました。途中玄関の上部に穴を開けるための担当者の方途中参加して4名に。
玄関入り口前にある水道メーターからの水道管を新しくし、水道メーターエリア上部から穴を開けて外に出し、その管を玄関上部の壁に穴を開けて部屋に通す工事、そしてその水道管を各水場に繋げる工事です。その日は私の夜から用事があって、限られた時間内でやってもらわないといけなかったのですが、最終的には、台所の水場への水道管の接続のみを残してなんとか終了・・・。ベランダまでの水道管を通す工事が終わっていたので、台所もお湯は出る状況になっていたので、この時点でひとまず水は出るようになりました。(ここまでで、15日ほど経過)
天井伝いに水道管を引きましたが、台所のあたりで分岐させて1本を部屋内におろし、台所の下の部分に繋げ、水道を出す必要があったため少々手間がかかる状況だったのです。
これ以外の工事はほぼ終了。点検口の設置(穴を開けた時のふたとなる板も、壁紙を綺麗に戻して、、、みたいなことも含め)も終了。これでお風呂、トイレ、台所、洗面所はほぼ通常通りに使えるようになりました。当初、洗濯機も使えるとの話だったのですが、実際に使ってみるとまだ水が出ない・・・状況が。業者に連絡したけど、なぜかスルーされるし(笑)、ひとまず3回目を待つことに。

下部分が水道メーターエリア。そこの上部に穴を開けて、外に出して上まで延ばして玄関上から部屋へ。
玄関から部屋に水道管を通しました。通したけど梁があったので少し下に曲げないといけなかったらしい。

3回目の工事は、業者さんのスケジュールがなかなか開かず2回目の工事から7日後に行われました。残作業ということで、午前中のみ短時間で終わったのですが、最終的にチェックを行なって、洗濯機も実際に動作を行なってみたらやっぱり水が出てこないことが判明。水道の蛇口からきちんと出ているかをまずは確認してみます。すると、水は出るではありませんか!あとは、洗濯機の方に問題があるのか・・・いう話になって、業者さんが調べてくれたんですが、洗濯機の水が入る入り口の部分にストレーナーが設置してるそうなんです。ストレーナーとは液体から固形成分を取り除くための網状の器具のこと。いわゆるフィルターってことですね。そこにサビとかが引っかかって詰まっているのでは?とのこと。私の使っている洗濯乾燥機は後ろ上部にそれがあったので、傾けてストレーナーをチェックしてもらいました。(それだけでも結構重労働で、私一人ではできなかったやつ。)取り出してみると、ストレーナーの手間にサビの塊が5ミリくらいの厚さで固まって鎮座しており、水を通さない状況になっていました。それを取り除いていただき再設置、改めて洗濯機を稼働させると、しっかり水が!!!なんなら2回目の時に気づいていれば・・・涙。でもそんなのわかるか!!!私に!!!という状況です。

天井の台所のあたりで分岐させて1本を部屋内におろし、カバーをしつつ、台所の下の部分に繋げてます。

無事に解決したのですが

約25日の期間を経て、通常の生活に戻ったわけですが、その代償として、高い工事費用と水を使えなかった間の銭湯やコインランドリーの費用、戻すための調整や調査なども仕事以外の時間でやらないといけないと言うことがありまして、割と笑えない金額・状況だったということに、ため息をついちゃう状況ではあります。(さらに49歳になった途端にこんな事件が起きて、この年齢は先が思いやられるぞ・・・って・・・)
これって、もしも隣の部屋の工事が原因で、裁判を起こしたら賠償金を返してもらうことはできないのか?というのを一瞬考えたし、管理会社にも話を聞いてもらったんですが、管理会社曰く、上記でも述べた、隣の部屋が工事したことより、うちの水道が止まったという明らかな証拠がないと勝ち目はないし、裁判費用もかかるし、時間も年単位でかかるということから、勝ったとしても自分にプラスになる金額は残らない場合が多いですと言われてしまいました。確かに、そこまで私も戦う気持ちもなく、長期間かかるのも本意ではないし、面倒が先に経ってしまったのも事実です。とにかく生活の復帰が最優先だったので。友達にはもっと詰めたほうがいいのではと言う意見も頂いたのですが、私からは特に何もしないことに。

今回の水道管の場所がマンションの共用部分だったら、管理組合としてマンションが持っている積立金から修理費用が出る状況でしたが、私の部屋の専有部分にある水道管だったこともあり、保険を適用させるとしても経年劣化で水が止まったというのは、保険支払いの対象外の条件となっていました。これって、不運すぎるというか、、、、悲しみしかなかった。。。補助金関連についても探したけど、太陽光パネルとか断熱するためのリフォームとか、そのような工事に対する補助金は用意されているけど、マンションの一介の水道工事では対応できる補助金がないことも今回わかりました。

隣の部屋は、今も改装工事が続いています。水道メーターエリアは隣の部屋と同じ場所にあるのですが、今回のこともあって、しっかり水道メータからの水道管部分は新しいものに交換されていました。うちのトラブルから学習したのであれば、何か貢献できていたのか(笑)
そして、管理組合の会合でも私の部屋の顛末が議題に挙がるそうです。私の部屋は階の9号室なんですが、1階から7階までの9号室の皆様は今後私の部屋のようなことが起こる可能性がゼロではないので、是非とも共有して対策を練ったほうがいいかもですねと伝えていたので、そこはしっかり伝達されるようです。さらには他の部屋でも、部屋の解体やリノベーション工事を行う際には水道管の劣化具合を確認し、新しいものに変えることを勧めていくとのこと。築年がかなり経っているマンションであることから、その点は踏まえて工事をする指示が今後出るようです。これも貢献したと言うことか。。。。

今月の理事会でお話しいただくようです。しっかり話して来て!!私は行かないけどw

私のマンションはリノベーションされたものを購入したのですが、その時に水道管の状況までを確認する頭は全然ありませんでした。自分の部屋の内部の水道管だったら新しくなっているかなど確認をする可能性もありましたが、まさか水道メータから部屋までを繋ぐ水道管に目を配らないといけなかったなんて、隠れコマンドすぎました(笑)
もしも、マンションの部屋をリノベーションをして売りに出す方がいたら、水道メーターから部屋までの水道管の経年も考慮に入れていただきたいですね。20年以上経つマンションなら尚更です。すでにリノベーションされたマンションをお探しの方は、水道メーターから部屋とつなぐ水道管の状況を不動産の担当の方にしつこいくらいに聞いたほうがいいです。今回、私が買ったマンションについては、その部分を全くいじってなかったことが問題発生の原因の一つになったと思います。(隣の部屋のこともですけど)もしもその部分も最初にやってくださっていたらこんなトラブルにはならなかったので。

今回は超絶、長い文章になってしまいましたが、水道トラブルに関するお話でした。次はどんなトラブルが出るかな〜(笑)

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