
#50臨床型の低カル”ゼロ”を目指して
訓子府、紋別、雄武から下川経由…採血しながら巡回しました。
五つの農場で約60頭の採血を行いました。結果が楽しみです。…怖いのもありますが。
乳熱(臨床型の低Ca)ゼロを目指します。目標は高くとも、有言実行です。
そのための作戦…(メモ)!?
①泌乳期のCa濃度に注意すること。特に泌乳後半は1.0%DM以上
②乾乳を一群管理し、繋留せず、運動可能な状況で管理する。エネルギーは抑え気味(BCSにて確認)、MP1,200g以上給与、牛のサイズに合わせてMP供給量は調整、血液プロファイルにてアルブミン、BUN、γ-GTにてチェック、加えてCa、Mg、NEFAも。
③上記の結果を見ながら、低エネルギー、高センイのTMRを調整。
④経産牛はCa、Mg剤を皮下注。合わせて分娩後ビタミンDを経口投与し、腸管からのCaを促進させ、血中のCa濃度の維持を図る。
最も重要なことは、乾乳から分娩までの流れで、カウコンフォートを最良な物に。
皆さまのチャレンジなくしては出来ません。
今後ともよろしくお願いいたします。
牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に…