世界は煌めきで溢れてる。
"陽の光と風の揺らめきで、宝石のように輝く葉っぱたち。
木々の間に溢れるもくもくとしたやさしい光と、地面に編まれたレースのような繊細な影の模様。
雨の中で植物たちはたくさんの色を混ぜながら、色とりどりの水たまりを作っていく。
机のコーヒーカップの跡には心や温もりが残っていて、クローゼットを開けると広がるカラフルな波をかき分けて、今日のコーディネートを決めるんだ。"
私は日常の中に、こうした魔法を見つけるのが得意なのかもしれない。
私の絵を見た友達や、個展で絵を見てくれた人たちが、「絵を見て、日常にある小さなことに意味を見出したり、感性に正直に生活して良いんだと気づけた」と、感想を伝えてくれた。
ただの道でも、気づいてしまえばそこは、煌めきと魔法だらけの散歩道。物に溢れて散らかった部屋は、にぎやかなたくさんの街が集まって、一つの巨大な惑星に思える。
そんな風に思えることは、すごく幸せなことで、恵まれているということなのかもしれない。
そんな風に思えないときもどうしてもあって、
疲れている時や、忙しい時、周りの美しいものに気づけなくなる。心が渇いてコンタクトが外れちゃって、よく見えなくなるみたい。
心の潤いの状態によって、見える世界は万華鏡のように様相を変えていくのかもしれない。
私は、私に見えているワクワクする世界をたくさんの人に伝えてみたい。
身の回りにある煌めきに気づいて欲しい。
小さな幸せに、みんなが気付けるくらい、平和で潤う世界が増えて欲しい。
画風が変わったとしても、そんな思いを忘れずに、これからも絵を発信していきたいな。
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