四柱推命の運命周期について。
最近、運気について書くのが好きみたいです。
で、前々回の記事で天中殺前のことと運気についてちょっと触れましたが、今日はその「運命周期」について簡単に解説していきます。
運命周期は誰にでもある、自然なサイクル。
運命!なんて書かれるとドキっとするのは私だけでしょうか。
ーーーなんか怖いこと言われるんだろうか、みたいな(笑)。いや、確かに怖い字は出てくるけどそんなの四柱推命だとよくある話…(開き直る)。字面は物騒ですけど意味はそんなに怖くありません。これもよくある話。
話を戻しまして、運命周期…「運命の周期」なんでございます。
周期的に巡ってる運気のサイクル。バイオリズムみたいな感じです。
ちょっと見づらい上に1年のうちの2ヶ月ちょっとしか入ってないんですけど、暦にはこんな感じで1年単位、ひと月単位、1日単位で運気がぐるぐると回ってます。
そして、それぞれの生年月日によって、その人だけの運気の周期、リズムが割り出されたのが「運命周期」です。
え!周期的?!人生そんなワンパターンなわけないじゃん!!!
って思ったあなた。……その気持ちもわかる(笑)
でも…宇宙の天体だって周期的に動いてるわけです。惑星だってそれぞれにいろんな思いはあるかもしれないんですけど(もちょっとこっちの軌道行ってみたかったなとか?)、やっぱりリズムに則って動いてるわけですよね…。それでバランスをとっているわけです。地球が気まぐれでちょっとでも軌道ズラしたらえらいことになりますもんね。焦げるか凍るのかな?
そしてこの世の成り立ちを表す陰陽五行でみても、この世はバランスであり、サイクル。営みそもそもが周期、サイクルって感じ。
そもそも、四柱推命が紐解く「暦」自体が、そういった宇宙の成り立ちとか実際の天体の動きや、東洋における自然との関わりの中で作られたものなので、そのサイクル、リズムに乗るというのは実はとても自然なことなのです。
運気によってアップダウンがあったり、自分を見つめ直した方がいい時期とか言われるとなんだか抵抗したくもなるけれど、人間が、宇宙の中の小さな歯車というか、宇宙を成立させるための1つのパーツと思うと、むしろその大きなリズムから外れようと頑張ることってやっぱり辛いことのように思うんですよね。⇦運気が低い時に無理に頑張ると余計に辛いのがまさにこれ。そして運命周期は個人で違うので、皆一様に同じじゃありません。もちろん、世の中全体に流れる運気もありますけどね。それぞれ個々が補い合ってるんですよね。陰陽をそれぞれが順番こに担当して、きれいな大きな円が出来るんですね。
−−−−−−私はこの運気や暦を考える時、地球を包む大きな球体を想像します。一番外側が地球の運気、その中に世の中の運気(集合意識ともいえるかなぁ)、そして個々の存在が持つ運気。それらが美しくグラデーションを描きながら重なり合ったり離れたりしながら、地球やそこにいる存在を覆っているイメージです。ちょっと大袈裟ですかね。
話がそれましたが、そのまんま本来の自分のリズムに乗る、ということで上手くいくことってたくさんあるはずなんです。私自身、ここ2年ほどで生き方を大きく変えたことからも実感してるのでこんな風に言っちゃうんですが、、、あとは単純に振り返ってみて人生の大事件はほぼほぼ運命周期もしくは大運(これはまた今度)に当てはまってたんですよね…チーン。
特に2022年は「波に乗っちゃう」という意識が大切な年でもありますから、ちょっとでも「運気」という「波」に惹かれたなら、知っといて損はないし、乗っちゃって欲しいと思います。
ぶっちゃけ、人生のうちで別にあえてしんどい思いをしたい時期もあると思うんで、それはそれ、なんですけども…あとから見てやっぱりそれも陰陽のうち、ということが多いですね。ずっと陰かも…苦しい…という場合は見直した方がいいと思うんですよね。もうね、簡単に幸せになっていい時代だから。ほんとに。
他にも、運気はよく「運気予報」として使うと良いといいます。
雨が降りそうだったら傘を持って行く、みたいにね。対策をとれればちょっとでも楽かもしれないし、雪降るってわかってたら防寒しまくって雪合戦を思う存分楽しめちゃいますしね。
先に知ってて使えた方が楽だし手っ取り早い。
「お!今年はこういう運気なんだな。じゃあ今年は無理せず来年に備えて〇〇しちゃお。」
そんな風にお得に自分のために使って欲しいです。
自分の運気や活かし方、強みを知りたい方は鑑定へ♪
さてさて〜!
それでは実際に、運命周期ってどんなものがあるのかみていきましょう!
運命周期には全部で12種類の運気があります。
○夜明けの時期
○進化の時期
○決意の時期
✖︎休息の時期
◎青春の時期
✖︎✖︎空転の時期
◎◎飛躍の時期
◎◎絶好調の時期
◎◎頂点の時期
天中殺(天)忍耐の時期
天中殺(中)陰徳の時期
天中殺(殺)修行の時期
夜明けの時期
:新しいステージのスタート。新しいサイクルの始まり。天中殺明けなので(特に前半は)スロースタートがおすすめ。天中殺が明けてスッキリしてくるので、何か始めたい!という気持ちも起こりますが、起きたばかりの身体と同じですから、いきなりフルアクセルは踏まないで大丈夫。焦らず行きましょう!
進化の時期
:自分の才能、能力、体力などがバージョンアップすることが期待できる。これまでは無理かな?と思っていたことにチャレンジしたくなったり、挑戦する流れがくるかもしれません。面白いなと感じたら積極的に♪
決意の時期
:自分の人生において何か大切な決断をする時期。今まで何年も迷っていたことがある方ははっきり決断してみましょう。決断は「決めて断つ」と書きます。断つのは怖さも伴いますが、「怖いはGO」!!
休息の時期
:まずは3年間お疲れ様でした。ここでちょっと休憩してエネルギーチャージをしましょう、の年。家でゆっくりしたり、家族とのコミュニケーションを大切に。リフレッシュを意識して、旅行もオススメ。
青春の時期
:たくさんの出会いに恵まれ忙しく楽しい運気。仕事や恋愛、たくさんのものとの出会いにとにかく恵まれます。出費も増えますが、ここは自分の気持ちに従ってどんどんチャレンジしてみてください。
空転の時期
:青春の時期を終えてまた一休み。次へ向けての種まきの時期です。青春の時期の楽しさの余韻があるのもあって、いろいろなことの結果が目に見えにくいと感じやすい時期。そこで焦ってしまってはその名の通り空回りしてしまいます。目に見えなくても、ちゃんと物事は進んでいます。焦らずコツコツが吉。
飛躍の時期
:昨年の努力が目に見えて形になる嬉しい運気。物事がスムーズに進む運気。上昇気流に乗りましょう!以前うまくいかなかったことも再チャレンジしてOK。
絶好調の時期
:金運、仕事運が最高にいい運気。収入アップにつながる出来事がありそう。お金が入ってきたらどのように使うかも大切です。自分の中の豊かさを精査し、循環を意識して拡大していくといいでしょう。
頂点の時期
:さあ締めくくり。総決算です。これまでやってきたことをやり遂げる、ということを意識してみましょう。総仕上げは夏頃までがおすすめ。それ以降はだんだんと運気も落ち着いてきますので、健康診断や今後の計画を立てたりしてください。
天中殺(3年間)の時期
:自分と向き合う3年間。9年間を経て、どんなことを感じたか?次の12年間をどのように過ごしたいか?と自分会議の3年間です。我慢が多かった方はこの我慢をまだ続けるの?と疑問をぶつけられるような事象が起こるかもしれません。
身体に無理を強いてきた方が天中殺でも無理を重ねると身体から「そろそろ本気で休むべし」と体調を崩してしまうこともあります。このように、心身共に不安定になりやすかったり、体力も低下しやすいのが天中殺ではあります。逆に感謝と共にコツコツ努力し続けてきた人がものすごい結果を出すことも起こります。良くも悪くもいろいろなことが振れ幅大きく顕在化する時期なんです。
そして何にせよ、次のサイクルもこのままいきますか?それとも、違う選択をしますか?と自分自身に問われています。
それもすべて、次のサイクルの下準備。すべて意味があって起こること。
「結果、よくなる」エネルギーの世界はこれが大原則です!なので、むやみやたらに恐れることはありません。安心して自分の棚卸しをしてくださいね!
↑↑細木数子さんの「大殺界」、あれが所謂天中殺です。
この運命周期は流派によって取り方が若干違ったりもします。天中殺の年数の捉え方が2〜4年とか幅があったりします。(うちのエネルギー四柱推命(鳥海流)は3年でとります。)
これらをグラフにするとこんな感じ。
12年分が1枚になってます。
赤線が年単位。青線が月単位ですね。
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いかがでしたでしょうか。
四柱推命って歴史がある分たくさんの流派もあってそれぞれ違いがあり面白いんですが、エネルギー四柱推命の源流である鳥海流は古代と現代の両方のいいところを合わせた流派なのでかなり時代に合っていて柔軟です。
ですから、運気によって「これは絶対にだめ!」等の禁忌もほぼありません(唯一、天中殺におうちを買うことだけはあんまりオススメしていません。ただし事情があって止むを得ない場合は対策がちゃんとあります♡)。
そして、お仕事や指定された期限や行事など、自分で選びようがない事象で運気を気にし過ぎると身動きがとれない場合も多くなりますから、そこは分けて考えます。
自分を苦しめる使い方をしないのが大前提です♪
本当に、星も運気も、知って、使ってナンボなんですね〜。
ではまた!