「嘘も方便」は真実か
皆さんこんばんは!
第115回目の投稿(毎日投稿2日目)になりました!皆さんは「嘘も方便」という言葉について、どのような考えを持っていますか?
僕自身、基本的には嘘はついてはいけないものと認識をしています。お客様と信頼関係を築いていく上でも、嘘をつくような人とは取引をしたくないと、自分がお客様の立場でもそう思います。
しかし一定の条件下であれば、ついても良い嘘もあるのではないかと考えており、実際に僕がお客様に対して話している嘘が1つあります。そこで今日は自身が考える、「営業マンがついても良い嘘」について投稿していきます。
まず一定の条件下というのがどの様な条件かというと、「相手に不利益が生じる様な嘘」や「第三者を悪く言って評価を下げる事で自分を有利な立場に持っていく」ような嘘はつかないという事です。
これは詐欺にも近い行為ですし、お客様にはデメリットなどの言い難い部分も全て伝える義務があります。また、「〇〇はひどいらしいですよ」と、競合他社など第三者に関してのありもしない嘘などをつくのは道理に反しています。
では僕が使う嘘はどの様なものかというと、「相手に自分の為に動いてくれたと思わせるような嘘」を使っています。
人は自分の為に時間や労力を使ってくれたと感じれば、その人の事を信頼してみようと思う事が多いのではないでしょうか。そのような意味で、お客様との関係構築の為に使う事があります。
具体的にどういう場面かというと、「お客様から依頼や要望があった時」です。
契約が近づくにつれて、お客様からの要望は増えてくると思います。「〇〇円にする事は出来ないか」や「この提案の〇〇を〇〇に替える事は出来ないのか」など様々です。
その様な要望に対して、一営業マンとしてその場で決められる事と社内の承認が必要なものがあるかと思います。
僕は自分自身で決断できる領域のものに対して、あえて「少し厳しいかもしれませんが...一度持ち帰らせて下さい」と保留にする事があります。
そしてその後に「何とか上司も説得して、社内での承認も得ました。これでいきましょう」とお客様に報告とクロージングを同時に行います。
こうする事で結果的にはその場で即答するのと同じ内容でも、お客様には自分の要望を叶える為に動いてくれたと感じさせ、感謝の気持ちを持ってもらえる事があると思っています。
しかしここで気をつけなければならないのは、あまりに多用するとそもそも頼りにされないという事です。何でも保留にすると、「この人は何も決められないのか、じゃあ上司と話をさせてくれ」という感情にさせてしまいます。
使いどころを間違えずに、ここぞという時に一種のパフォーマンスに近い意味合いで使う様にしています。
皆さんはこの様な嘘についてどの様に考えるでしょうか。おそらく全ての人に受け入れられる事ではないかと思います。即答出来るものを即答しないのは不利益じゃないのかと考える方もいるかもしれません。
だだこの様なものを使うにしろ使わないにしろ、自分自身が効果があるなと感じた事に関しては、共有していこうと思います。