料理ファンクションで湧いた恐れ
昨日は今度の献身滞在用に送る料理を作った。
10人分の麻婆茄子なんだけど、
それに入れる1kgの挽き肉に恐れを感じた。
特に脂に対して。
前回のヤンニョムチキンのときは2kgで、
その時も相当な脂が出たのだけど、
鶏油にするというインスピレーションのお陰で
ほとんど恐れを感じずに済んだ。
だが、今回のひき肉に対してどうしたらわからないままになってしまった。
たしかに作り方に脂を取り除きながらと書いてあるのに、
どこまで取って良いのかわからないまま進んでしまった。
まるで、去年、リアルで献身滞在にドタ参したときの、
大量の生姜焼きを作った時に湧いた恐れと同じもの。
「私には手に負えない、でもやらないといけない、やらないと許してもらえない」みたいな。
なんとなく、外から攻撃されてどうしたら良いのかわからなくて硬直してしまうようなあの感じ。
(硬直したからと言って行動しないというわけでなく、パニクってわけもわからないまま動いてしまって台無しにする、みたいな)
多分、結構脂っぽくなってしまったと思う。
ひと家族分ならある程度どうなるか把握してるので対処できるけど、
10人くらいになると、想定外のことが起きる。
脂も、塩加減も。
ただ、最後に改めて炒めておいた大量のナスとにんじんと、
挽き肉、ボウルで混ぜておいた調味ダレをどう混ぜていくかについては、
あまり使わなくなっていたパスタ用の寸胴のことを突然思い出し、
これで混ぜることができた。
いつも使っている大きいフライパンではどうにもならなかっただろう。
とはいえ、ちょっと罪悪感を握っているところ。