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8月24日の日記。

昨夜は久しぶりにまじめな夫婦喧嘩をした。

今思うと私はマタニティーブルーになってたのかもしれない。
そして疲れていた。
義理の妹たちの赤ちゃんの様子(1歳と3ヶ月の赤ちゃんたち)と、友人の息子(3歳)と触れ合ったのと、お産の経験者に話を直接聞く機会がたくさんあった今年の夏。
それらが悶々と知らず知らずのうちにプレッシャーになっていたみたい。

義理の妹たちのベビちゃんたちは19時くらいに夜ご飯を済ませると朝7時くらいまで全く起きない。1歳の子の親がその子を両親に預けているのだけど、全く人見知りもしないでご機嫌で過ごしている(10日間くらい)。
彼女は生後3ヶ月から母乳からミルクになって、おじいちゃんおばあちゃんと週末や、1週間ほど過ごしたりすることも多くなったらしい。

今までの私の日本的常識から見てそのことに衝撃を受けた。
0歳の時から1人で寝るし、人見知りもしないおかげで色んな人に可愛がられている。一般的に日本人はシャイな人が多い。(私も含めて)
その点フランス人は一般的にオープンマインドな人が多い気がする。

これは母乳とミルクの違いなんではないかとも思えて来た。
もちろん個人差があるのは承知しているけど、フランスは母乳が出ても完全に与えない人もいるし、母乳をあげても3ヶ月くらいでミルクに切り替える人が多い。すぐに仕事復帰しなきゃいけない環境になってるので仕方がない。バリバリとフルタイムで働くママの多いこと。

逆に日本は出産すると完全な仕事復帰をすぐにできる人は多くないと思うし、母乳をあげている人がフランスよりも断然多い。

もちろん母乳のメリットはたくさんあるけど(免疫力が強くなるとか、精神的に安定するとか)、私はフランスの子育てを見て母乳のデメリットも割とあるんじゃないかなと感じた。

もちろん個人の性格にもよるので、母乳をあげている=人見知りする。なんて思っていないけど少なからず対人関係には影響がありそうな気がしてきた。
ママにしか抱っこさせてくれないとか、ママじゃないとダメっていう性格になってしまうのは、ちょっと母親への負担が大きくなってしまうのに加えて、欲を言えばいろんな人に可愛がって欲しい。
まあその子供の性格によって色々なバージョンがあるのは仕方がないんだけど。
そんなことを悶々と考えていて、昨日は夫ちゃんと外食したので今後の子育ての方針とか諸々を話し合ったときに揉めた。

私が不機嫌になってしまったのに過ぎないのだけれど。
産まれてもいない子供とどう生活するかを想像して、夫ちゃんに今直して欲しいところを要求したら、それはできないってあまりにも簡単に言うので、こっちはカッチーン。

いとも簡単にできないって言うけど、できないことを無理してやるしかない状況なんだよ!(たぶん)
現実的にできないって言い分もわかるけど、もっと気の利いた返答の仕方があるんじゃないの?


夫ちゃんは理性派で、現実的なことを正直に言うタイプなのはわかってはいるのだけど、昨日はブルーが入っていたこともあって私のネガティブ感情が崩壊したのだ。

メインを食べ終わるまではめちゃくちゃ楽しかった食事が、デザートが来た時には険悪モードに。
いい雰囲気のレストランでついさっきまであんなに幸せいっぱいだったのが一転して、お互い涙目。

それでもデザートを食べながら話し合いまくって、お会計して帰り道を歩きながらも話し合いまくって、最終的に家に着く頃にはお互いにごめんねって言って仲直りできた。

この喧嘩は私が大方、悪かったなと改めて思う。

色々考えすぎてた。

自分と夫とミニピプちゃんみんなが良いと思う選択をその都度考えてしていけば良いのに。
やたら頭でっかちになって自分を追い込んでしまったみたい。

あぶないあぶない。

今日もミニピプちゃんは元気にお腹の中で泳いでいる。

つづく

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